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虹に架かる満月

日常のことうだうだと心はいつもL'Arc~en~Ciel。

東野圭吾

2006-02-01 01:29:34 | 本・マンガ

初めて読んだのは「放課後」いまいちピンとこなかった。
次は「回廊亭殺人事件」これも最後のどんでん返しにへーって思ったぐらい。
おもしろいよ。って聞いて「11文字の殺人」
これは最初から分かってしまってだめやった。
なんか意地で読んだ「白馬山荘殺人事件」
やっと面白いのにめぐりあえた~って感じ。よかった。
で、いまテレビでやってる「白夜行」
残念ながらまだ読んでないのよね。

テレビのほうも1回めを観て無くって2回目「ちょっと観ようかなー」って
観たら、もう重いのなんのって・・・・
にいちゃんは「しんどすぎる。辛すぎる。みてられへん。」そうよね。
でも、はまってしまいました。
第1回の放送分を借りてみてまたびっくり。
内容もだけど、子役の二人の名演技!!すごい!!
この先どんな役者さんになるのか、ものすごい楽しみ!

武田鉄也もこわーい演技で存在感ばっちり。

山田孝之くんもすごいのよね。
ドラゴンヘッド観た時からすごい!って思ってたけど。

小説も勿論すごくいいらしく、「これを映像化するのは無理やろう」
と、言われるほど入り組んだ人間模様と感情の機微が書かれてるそうで、
テレビが終わったらゆっくり読んでみようと思ってます。

でも、ほんと重くて怖くて辛くて悲しい物語やわ。

やっと 東京タワー

2006-01-21 01:39:25 | 本・マンガ

リリー・フランキーさんの「東京タワー」読みました。

前々から評判は聞いてたんやけど、なかなか手がでなくて・・・

読み終わって感じたのは
「東京タワー」を書くことによってリリー・フランキーさんは癒されたんやろな。
って事です。
おかんとの時間はリリーさんにとってかけがえのないものであったと、おかんを亡くしてから改めて感じてどうしようもない気持ちに決別もできずもんもんとしてた感情を書くことによって納得させていけたんやろうなあ。と。
書くことができるようになった時、すでに一歩踏み出せてるとは思うけど。

貸してくれた友達は号泣号泣やったって言ってたけど、わたしはそうでもなかった。
もちろんグッときて、うるうるするところはあったけど号泣までは・・・
おかん、おとん、おれの3人の何気ない日常風景に一番ぐっときたかな。
最後までおとんを想ってるおかんには、そこまで想える人がいて幸せやよ。と
入院看病も体験したし。わたしのもある意味相当ハードやった。
(看病したのはおとんでもおかんでもなかったけど。)
感動というよりも同士って感じやったかな。


自分の人生、自分で綺麗に終わらせようとしたおかんに乾杯。
わたしもおばあちゃんが亡くなったことで色々考えました。
わたしも子供も納得のいくお別れができたらいいなと。
まぁ、まだ先の事でしょうけど。そう願ってます。