・2FGの6失点のみ。後半無失点なのは2試合連続
・ILBワシントンが2サック、1INT
・ILBダンスビーも2サック、1INT
・DEキャンベルは2サック(1つはセーフティ)、1FF
・CBピーターソンがINT、FSマシューがサック
□
http://www.nfl.com/liveupdate/gamecenter/55909/ARI_Gamebook.pdf
今年のアリゾナのパスラッシュはブリッツしても相手OLに封じ込められてQBに届かないことばかりだったのにこの試合だけ急に7サック。次週からまた元に戻りそうな気がする。
3INTと1FRで4回のターンオーバーを奪った。オフェンスも3INTだから試合中盤はドッヂポールみたいだった。
□NT
D.ウィリアムズ 1タックル
タアム 0
スターターはタアムのまま。ウィリアムズも出てたけどタアムが出てることの方が多かった。タアムの方が下半身に馬力がある。今の動きならタアムを使いたくなるのも納得。数プレーだけ同時出場もあったらしい。ウィリアムズも3試合ぶりの出場だけど悪かったわけではない。
□DE
ドケット 1タックル
キャンベル 4タックル 2サック 2TFL 1FF
ラッカー 0
タリー 1タックル
キャンベルは相手LGをパワーで圧倒して常に優勢だった。3QにCカリルを抜いてエンドゾーン内でQBを倒してセーフティ、4Qにはサック&FFでターンオーバー。FSマシューのサックもキャンベルの仕留め損ねだし、相手からホールディングの反則引き出したのもあるから実質4サックと言ってもいい。次週SF戦でイウパティ相手にこれぐらいやるのはさすがに無理だろうけど調子良さそう。
ドケットはケガの影響か出場時間がいつもより減ってたけど出たときはしっかり貢献してた。
ラッカーはキャンベルがサック&FFしたときボールが肩に当たったけどこれが結果的にCBケイソンのFRをサポート。スタッツは残ってないけどディフェンスの半分以上出場してたしラン守備で貢献してる。パワフルなパスラッシュもあった。
□OLB
エイブラハム 2タックル 1PD
ショーネシー 3タックル
モック 0
ベナード 0
今回はILBばかりが目立ってOLBは大人しかったけど、最後のILBダンスビーのINTのときエイブラハムが良いラッシュしてた。
ショーネシーも頑張ってる。モックは数プレーだけディフェンスで出てた。新加入ベナードはSTのみ。
□ILB
ワシントン 9タックル 2サック 3TFL 1INT 1PD
ダンスビー 8タックル 2サック 2TFL 1INT 1PD 反則1回15y(ラフィングパサー)
ブリンクリー (インアクティブ)
ミンター 0
ディメンズ 0
ワシントンは出場停止が終わって鬱憤を晴らすような大暴れ。反応が鋭いし動きが良くてスピードもあった。2サックは3Qと4Qに1つずつで、いずれもQBがスクランブルしようとしたのを追いかけてスクリメージ前で倒した。QBニュートンに追い付けるなんてさすが。4QのINTはスラントに反応して片手でボールをたぐり寄せた。あれを捕れるLBはなかなかいないと思う。しかも41ヤードリターン。あとはランブリッツでTFLする場面が出てくれば本来の姿。
ダンスビーも同等のスタッツ。1QのサックはDEショーネシーの外側を回ってブリッツ。2QのサックはDEドケットとDEキャンベルが揃って右へOLを押し込んで中央を開け、そこへ飛び込んだ。それでFG圏内から戻してパントにした。4Qには試合を終わらせるとどめのINT(リターンしないですぐスライディング)。今回はちゃんと捕った。
たぶん2人が出ずっぱりで、新人ミンターはディフェンスで出てないと思う。
□CB
ピーターソン 1タックル 1INT 3PD
パワーズ 3タックル 2PD
ケイソン 1FR
アリーナス 0
ベセル 0
ピーターソンはWRスティーブ・スミス(89番、4回60y)、パワーズはWRラフェル(89番、4回47y)に付いてることが多かった。逆だったりスミスにマシューが付いてることもあったけど。
ピーターソンは2QにINT。ロングパスにゴール前で振り向きざまにキャッチ、そこからセンターライン近くまで43ヤードのロングリターン。ピーターソンがボールもってあれだけ長い距離を走るの久しぶりに見た。ほかにも2回パスカット。あと相手WRがポロリ(スミスは捕ってればTD、ラフェルは4th downギャンブル)したときはピーターソンが近くにいたから、それだけで圧力を与えてるのかも。
パワーズは4QにWRギンへのロングパスをカットしたのがナイスだった。1QにINT狙って飛び込んだけど届かず空振り。
ケイソンは4QにダンスビーがサックしてQBがこぼしたボールがDEラッカーの肩に当たったのを1回お手玉したけど掴んで、ゴール前9ヤード地点まで43ヤードのリターン。ターンオーバーになったことよりケイソンが出てたことに驚いた。開幕前にパワーズに先発争いで負けて、最近はアリーナスも使われてるのにケイソンはSTだけだったからまず起用されてて意外。サイズがあるからブリッツ要員だったのかも。ボールが1回地面に着いたらターンオーバー認められてたかどうかわからないのでよく集中した。STでも良いタックルがあった。
ベセルは相手の41ヤードFGのときブロックしにいってホールディングの反則もらった。それだけ相手に警戒されているということ(でも罰退後51ヤードを決められたけどね)。STでもパントカバーでナイスタックル。
□S
FSジョンソン (インアクティブ)
SSベル 5タックル
FSマシュー 5タックル 1サック 1TFL
SSジェファーソン 4タックル
ジョンソンが2週連続欠場で今回もマシューが先発。2QにはDEキャンベルが倒し損ねた直後にQBに吸い付いてサック(ニュートンの膝が地面に着いたかどうかは怪しい)。小柄でタックルが軽いけどセンスの塊。
ベルはポジショニングは良いんだけど巨漢RBトルバートに正面からタックルして弾き返されたのがちょっと頼りない。
T.ジェファーソンはニッケル時にFSに入ってたからたっぷり出場。出足が良いし確実なタックルする。
今年のアリゾナのドラフトって、1巡FSマシュー、2巡RBエリントン、3巡Sジェファーソン、4巡ILBミンター、5巡RBテイラー、6巡WRブラウンだったかなと脳内変換中。来年は1巡が2個あるんだよね。片方はOGクーパーを予約済み。
□
CARのQBニュートンは21/39(成功率53.8%)、308ヤード、0TD、3INT、Rat 47.8。それとラン4回25ヤード。長身で強肩だから、本気でショートパス投げたときのボールの角度がすごかった。あれで正確なパス投げられたらどうしようもないけど、ボールが強かったからかWRが何回か落球してくれた。
RBデアンジェロ・ウィリアムズは12回39ヤード(平均3.3ヤード)に封じたけど、2番手RBトルバートに3回31ヤード(平均7.8ヤード)。パワー系には弱い。
TEオルセンは5回79y。TEに活躍されるのはワシントンが戻ってきても変わらなかった。WRギンが4回78y。今年SFからCARに加入して生き生きしてるみたい。
□
Kフィーリー FG 2/2(○42ヤード、○50ヤード)
Pザスタディル 4回平均49.8ヤード inside20y 2回 最長56ヤード
フィーリーは開幕から8回連続成功中。キックオフも飛距離安定してる。相手KR銀は2回平均31.5y(38yというのがあった)。
ザスタディルは今回は文句なし。相手PRは1回6yでネット平均48.3y。
KR CBアリーナス 0
KR CBピーターソン 1回18ヤード(※セーフティー後のフリーキック)
PR CBピーターソン 2回平均10.0ヤード 最長10ヤード
相手Pの飛距離があったからピーターソンにスペースあるかなと思ったけど相手がすぐ集まってきた。
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