・加入2年目のILBブラッドリーは今年は期待できる
・DLの控えのNT/DEカーターやDEタリーが良かった
・6巡指名のSベセルはFGブロックなどSTで貢献
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The list of Not-Dressing for the Hall of Fame game
http://blog.azcardinals.com/2012/08/05/the-list-of-not-dressing-for-the-hall-of-fame-game/
負傷などでの欠場者がこれだけいました。事前情報よりもずっと多かった。先発DEドケットはハムストリング痛、3番手DEイーソンは母の病気、控えCBグリーンや控えWRのS.ウィリアムズとかもハムストリング。
試合中にも何人かが負傷。プレシーズンゲームが増えるってことは選手が実戦感覚や出場経験を積めるけど、ケガ人も増えるってことを痛感した昨日の試合。
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スタッツ等はここを参照。
http://www.nfl.com/gamecenter/2012080551/2012/PRE0/cardinals@saints#menu=gameinfo&tab=recap
http://www.nfl.com/liveupdate/gamecenter/55760/NO_Gamebook.pdf
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3Q途中から新人QBリンドリー(ドラフト6巡)が出場。実際見ると肩の強さに驚く。しかも腕のテークバックが小さいので、強肩というより「強手首」という印象がする。パスの精度は足りないけどボールのスパイラルは安定している。強肩アピールのロングパスはなく、ミドルレンジのパスを鋭く投げていた。来年2番手になってる可能性もあるわけだし、楽しみ。
RBでは3年目アルフォンソ・スミスが良かった。ウェルズとR.ウィリアムズの負傷のことを考えると今年も4番手で置いておきたい。
WRでは新人フロイド(ドラフト1巡)が初キャッチ。ロバーツもまずまず。6番手争いでは新人バードが飛び抜けて目立ってた。ドレッドヘアだしほんと"Little Fitzgerald"と呼ばれるだけのことはある。
TEでは昨日書いたようにハウズラーが3Qまで出ずっぱり。3年目ドレイは良いブロックしてた。4Qにはスケルトン弟がパスキャッチでアピール。顔も似てるね。兄弟の小さい頃からの写真が何枚か画面に出てきたけど、「アゴの成長記録」でもあった(笑)。
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OLは2番手チームがLTヤング、LGケレメーテ、Cウェディジ、RGバティステ、RTマッシー。3Qにもなって相手のレベルが下がるとバティステの強さが際立つ。
4Qになると1人ずつ交替。まずLTに新人ポッター(76、ドラフト7巡)が入って今年のドラフト指名OL3人が揃い踏み、そのあとRGにスチュワート(61)が入り、残り数分になってやっと加入したばかりのベテランのホックスタイン(65)がCに入っていた。ショットガンのスナップも安定してたからあとはプレーブックを覚えるだけ。
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DLは左から
先発チーム LEホリデイ、NTウィリアムズ、REキャンベル
2番手チーム LEカーター、NTランプキン、REタリー
3番手チーム LEコーエン、NTカーター(ランプキン)、REタリー
(ドケットとイーソンが欠場)
序盤は相手にサクサクとランを進まれていた。そうなるとNTのD.ウィリアムズに批判がいく。キャンベルのサックは気持ちよかった。
2年目カーターはNTでなくDEで使われてて良い突進してた。どっちもできるから、どっちで育てていくか気になる。ランプキンもなかなかだし、タリーが力強くてこれも良かった。
LBは左から
先発チーム スコフィールド、ワシントン、レノン、アチョ
2番手チーム ヘイガンズ、ブラッドリー、ウォーカー、B.ウィリアムズ
3番手チーム グローブス、C.パーカー、スターディバント、コールマン
(欠場者なし)
ブラッドリーは今年は暴れそうな予感。力強い突破をしてた。ヘイガンズがこれだけの実績があるのに2番手チームで出てきて全力でやってた姿には胸打たれた。B.ウィリアムズは運動能力は高いけどそれがパスラッシュ能力に直結してないという、潜在能力型の典型に見えた。つまり技術不足かな。グローブスは動きが良かった。
CBとSは
先発チーム ピーターソン、ゲイ。R.ジョンソン、ローズ
2番手チーム ジェファーソン、トーラー。R.ジョンソン、サンダース
3番手チーム L.パーカー、フレミング。ギデオン、ベセル
(SSウィルソン、CBグリーン、CBバトラーが欠場)
特に書くことが浮かばない。新加入Sサンダースは十分使えそう。ギデオンが3Qに2番手QBダニエルからエンドゾーン内でINT。
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STでガンナーやってた新人Sベセル。パント時にナイスタックルしたし、見事なFGブロックもした(54yアテンプトとはいえ)。記事にも「STの実力だけでロースターに残れる」と書かれたぐらい。相手FG時の一番端の飛び込み要員はCBピーターソンとベセルのどっちにやらせるんでしょうかね。
Pザスタディルが79ヤードパントなんてのをやったりで3回平均62.0ヤードというすごい好成績。といっても相手PRがヘボくてボールを2回も取り損ねてた。相変わらず飛ばし過ぎてガンナーが追い付けない。
2人目のPのシュミットもなかなか良かった。こっちも左蹴りなのね。左腕になぜか漢字で「守」のタトゥーがあった。
KRはLSH→CBジェファーソン、WRのJ.ジョンソン
PRはCBピーターソン→WRロバーツ、WRのJ.ジョンソン、WRグレイ
ガンナーは見たところでは最初CBアダムス、そのあと新人CBフレミングや2年目WRサンプソンがやってて、終盤は新人Sベセルだった(ほかにもやってたかも)。LSHは先発RBだけにやらず。アダムスはなかなか良かった。ベセルも合格なのが収穫。
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猛暑やらストレスやらでもやもやしてたのがNFLを1試合見ただけでだいぶスッキリしました。オリンピックも楽しんでますが、やっぱアメフトですね。
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