・相手のエースRBは13回14ヤードに抑え込んだ
・DEキャンベルとNTウィリアムズがサック
・Kフィーリーは4本中2本のFGを失敗
□
http://www.nfl.com/liveupdate/gamecenter/56089/ARI_Gamebook.pdf
ディフェンスは2TD・3FGで23失点。
2Qと3Qは無失点。相手のFG失敗や4th downギャンブル失敗もあったけど。4Qも2FGされただけ。惜しむらくは残り25秒で18ヤードと25ヤードのパスを通されてFG圏内に入られてしまったこと。
RBゴアは13回14ヤード(平均1.1ヤード)と封じ込めた。SFもこうなることを見越していたのか最初のドライブでリバースプレーでWRボルディン(11ヤード)とWRパットン(26ヤード)にボール持たせて左右に揺さぶってきた。SFはランがトータルで83ヤードだけどこの2プレーとQBスクランブル(24ヤード)で61ヤードを占めてる。
QBキャパニックは21/34(61.7%)、310ヤード、2TD、INTなし、Rat 111.2。ラン4回24ヤード。もうちょっとプレッシャー与えたかった。
□NT
D.ウィリアムズ 2タックル 1サック 1TFL 1PD 反則1回15y(ラフィングパサー)
タアム 0
ウィリアムズは4Qにサック。6番手OLスナイダー(去年アリゾナにいた。このプレーでは先発OLの誰かがTEに回ってた)を抜いた。そのあとパスブロックもしてる。前半にタアムが負傷退場してローテーションできなくなり3-4のときはすべて出たけどスタミナ切れもなかった。前半からラン守備でもかなり貢献していた。3-4なのにドケットと入れ替わってDEの位置にいることもあった。
タアムは2Qに負傷退場。パイルを避けてジャンプした着地のときに膝を痛めた。ACLを断裂した可能性が高い。昔KグラマティカがACLを断裂したときと似たようなパターン(事情は全く違うが)。2QのTEバラードのTDキャッチのときFB起用されてて相手の注意をランに引き付けた。
□DE
ドケット 3タックル 1TFL
キャンベル 5タックル 1サック 1TFL
ラッカー 0
タリー (インアクティブ)
キャンベルは4Qにサック(今シーズン9回目)。ペネトレイトして倒れ込みながらQBを倒した。ドケットとともにラン守備での貢献、特に3rd down shortでのこの2人の集中力は素晴らしかった。
ドケットはQBキャパニックがスクランブルをしたのを倒したあと膝で相手の腹をぐりぐりやったのは見ていてほくそ笑んでしまった(解説の人もゲラゲラ笑ってた)。
□OLB
エイブラハム 2タックル 2TFL
ショーネシー 4タックル
ベナード 0
モック (インアクティブ)
エイブラハムはラン守備でロスタックルが2つ。QBにプレッシャーかけたときも左からだったし相手のRTに対しては優勢だったけどLTには封じ込められてた。
ショーネシーはゴール前の3rd downでプレッシャーかけてパスを乱したりラン守備でいいタックルしたりといつもよりは目立ってた。
□ILB
ワシントン 5タックル
ダンスビー 5タックル 1PD
ブリンクリー 0
ミンター 0
2人とも凄かった。プレーの読み、判断、一歩目の速さ、的確なタックル。ワシントンは3rd and 6yでパスキャッチした選手をすぐに倒して4th and 1yにして直後のプレーでのギャンブル失敗に繋げた。
ダンスビーは3rd and goalでパスをブロックして、直後に相手Kが24ヤードFGをまさかの失敗。
□CB
ピーターソン 2タックル
パワーズ 5タックル 1PD
ケイソン 2タックル
アリーナス 0
ベセル 0
マキャン 0
基本的にはピーターソンがWRクラブトゥリー(3回29ヤード)、パワーズがボルディン(9回149ヤード1TD)だけど、パワーズはTEデービスに付いてることも何回かあった。
パワーズは1Qにまずゴール前でTEデービスへのパスをキャッチ直後に手から叩き出してインコンプリートにするナイスプレーがあったんだけど(そのドライブはFG)、そのあとWRボルディンへのTDパスはしっかり付いてたけどナイスキャッチを阻めず。そして次のドライブでWRボルディンにタックルミスして63ヤードのロングゲインさせてしまった。常にタイトな良いカバーしてるんであれさえしっかり倒していてくれたら。
ピーターソンはWRクラブトゥリーにはショートパスしか通させてない。キャッチ後の軽快なフットワークに翻弄されかけたけど食い下がった。
ケイソンは3WRのときはWRボルディンに付いてたけどそれほど狙われてる感はなかった。最後のWRパットンの29ヤードキャッチのとき付いてたけど相手がナイスキャッチだった。
ベセルはSTで3タックル。プロボウルに相応しい働き。1回ロングリターン後にファンブルさせたけど先にダウンしてた。
□S
SSベル 7タックル
FSジョンソン 6タックル
SSジェファーソン 0
FSテイラー (インアクティブ)
R.ジョンソンは足首捻挫から1試合だけの欠場で戻ってきた。ラン守備でのタックルの勢いの良さはさすがだった。
相手TEバーノン・デービスは3回45ヤード、1TD。CBパワーズが付いてることも何度かあったけどベルも地味ながらよくやってたと思う。
□
Kフィーリー FG 2/2(×37ヤード、○49ヤード、×43ヤード、○43ヤード)
Pザスタディル 3回平均49.3ヤード inside20y 0回 最長51ヤード
フィーリーは決めなければ行けない距離のFGを2本失敗。それで結果3点差負けなので間違いなく戦犯。といってもこの試合に勝ってもプレイオフには行けなかったわけだけど、契約満了なのでこの2本の失敗が再契約オファーするか否かの大きな材料になりそう。キックオフの飛距離も良くなくて相手KRは3回平均28.0ヤード、最長41ヤード。
ザスタディルも良くなかった。相手PRは3回平均15.0ヤードだったのでネット平均は34.3ヤードと低調。
KR CBアリーナス 3回平均15.7ヤード 最長18ヤード
PR CBピーターソン 1回2ヤード
アリーナスはリターンした3回とも20ヤード地点まで戻せなかった。SFのカバーユニットの強力さは最初のリターンで十分に分かったはずだからゴールライン近くでもタッチバックにする判断力が欲しい。
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