新HCはブルース・エイリアンズ

・新HCとしてブルース・エイリアンズ（前コルツOC）と5年契約
・レイ・ホートンDCを解任

□
Cardinals Make Bruce Arians Head Coach
http://www.azcardinals.com/news-and-events/article-2/Cardinals-Make-Bruce-Arians-Head-Coach/2ac9daf7-9cb8-4507-986f-386815765ae9

結果的に一番つまらない展開になってしまいました。

・アリゾナの新HCはブルース・エイリアンズ（前コルツのOC）
　→　結局PIT人脈で収まった。テンションが上がらない。

・なんとレイ・ホートンDCをまさかの解任
　→　テンションだだ下がり。

心がときめかない。アリゾナ地元紙に"hairless combination at head coach and general manager"と書いてあって確かにエイリアンズもスティーブ・カイムGMもスキンヘッドだねってそこで笑ってほんの少し気を取り直しましたけど。

□
以下淡々と事実だけ。

ブルース・エイリアンズ新HCは1952年10月生まれの60歳。バージニア工科大ではQBでした。

　1975　　 Virginia Tech　　graduate assistant
　1978-80　Mississippi State　　RB coach / WR coach
　1981-82　Alabama　　RB coach
　1983-88　Temple　　Head Coach
　1989-92　[NFL] Kansas City Chiefs　　RB coach
　1993-95　Mississippi State　　Offensive Coordinator
　1996　　 [NFL] New Orleans Saints　　TE coach
　1997　　 Alabama　　Offensive Coordinator
　1998-00　[NFL] Indianapolis Colts　　QB coach
　2001-03　[NFL] Cleveland Browns　　Offensive Coordinator
　2004-06　[NFL] Pittsburgh Steelers　　WR coach
　2007-11　[NFL] Pittsburgh Steelers　　Offensive Coordinator
　2012　　[NFL] Indianapolis Colts　　Offensive Coordinator

ケン・ウィゼンハント（前アリゾナHC）がPITのOCをしている3年間WRコーチを務め、ウィゼンハントの後任でOC昇格。アリゾナがスーパーボウルで負けたときもエイリアンズがPITのOCでした。

ちなみにウィゼンハントは2007年にアリゾナのHCになったときOC候補の第一希望がエイリアンズだったけど実現できず第二希望だったトッド・ヘイリーになりました。

去年はINDのOCに就任。シーズン途中にチャック・パガーノHCが白血病になったため暫定HCとして指揮も執りました。

去年INDのQBアンドリュー・ラックはパス獲得ヤードの新人記録を更新（4,183ヤード）。1年前にPITを実質解任になったのもパス偏重のプレーコールが原因だったといわれていて、ならば次シーズンはWRフィッツジェラルドのスタッツは通常のもの以上になるだろうとすでに予想されてます。

プレーコールは1年目はエイリアンズ自身がするそうです。

エイリアンズとは5年契約。4年＋5年目はチーム側にオプション。

□
レイ・ホートンDCを解任。もちろんエイリアンズ新HCの意向。PITで同僚だったこともあるだけにこれは信じられない動き。

ホートンはアリゾナを解任されたその日のうちにCLEのDC就任が決定。

DCにはTodd Bowles（PHIのDC。DBコーチから昨シーズン途中にDC昇格）を呼ぶらしい。

9連敗を含めて10月以降は1勝11敗だったんだから現チームを全否定されても仕方ないわけだけど、有能なDCをこうもあっさり切り捨てるとはね。

□
ＤＲＣのトレード放出以来のがっくりです。時間の経過とともに事実を受け入れることができるまでしばらく新HCのことは書きません。