アリゾナマニアの知ったか発言集

ギャノンHCの練習理論

・ギャノンHCは練習でスカウトチームを使わない


□Gannon Puts New Theories Into Practice For Cardinals (チーム公式サイト9月2日月曜の記事)

・ジョナサン・ギャノンHCはレギュラーシーズンの準備に独自のアプローチを取り入れた。ほとんどのチームはcardを使って練習し、スカウトチームに対戦相手の真似をさせて脚本化させたプランを組む。

 しかしギャノンHCはcardを使うのを好まない。cardを使って練習しても試合当日に機会を最大限に生かす準備にはならないと考えている。

 「控え選手やプラクティス・スクワッドがプレーして成長するのを見る必要があるからだ」。

 ギャノンHCはこのイデオロギーをPHIのDC時代にニック・シリアーニHCから学んだ。

 アリゾナは毎週プラクティス・スクワッドを試合に向けてアクティブロースターにelevateさせるし、正式に53人枠に昇格する選手もいる。去年はDLロイ・ロペス、Sアンドレ・シャシェレ、CBディバード・ウィルソンらがPSでの加入から出場時間をつかんだ。

 今年もすでに新人CBイライジャ・ジョーンズのIR入りを受けてILBクリス・バーンズをPSから53人枠に昇格させた。

 ギャノンHCは2023シーズンが進むにつれてこの決断がポジティブな影響をもたらしているのが分かったと言う。

 「(プラクティス・スクワッドは)着地点ではなくトランポリンだ。プレーが向上していない選手がいれば彼が向上していることを示す時間を与えるが、そうでなければ代わりの選手を入れる。それが当然のことだ」。

 これによりバックアップQBのバトルが注目されることになる。クレイトン・トゥーンが53人枠入りしたが、デズモンド・リダーをPSに残したので競争は依然として熾烈だ。

 そして練習中にcardを使わないことでリダーはPSでありながらプレーを続けることができる。

 「PSだろうと53人枠だろうと競争している」(ギャノンHC)。


 (cardという単語の説明がなくてはっきり分からないけど、文脈からすると仮想でその週の対戦相手の真似ごとをさせるスカウトチームをやらずに控え選手やPSの選手も先発チームと同じスキームで練習させていると。そうすればPSの選手も試合で起用したときすぐ貢献できやすいということらしい)。


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