×9-24

今シーズンのアリゾナはミス連発で惨敗したあと3連勝というパターンがすでに2回。

試合前に「４９ｅｒｓ戦はそのシーズンの1回目の対戦で勝ったチームが2回目の対戦も勝つパターンがほとんど」というネガティブな情報（今年は1回目の対戦で負けてた）を書いたらその通りの結果になってしまったので、今日はポジティブな情報を書きます。

第3週コルツ戦で2インターセプト・1ファンブルロスト・4サックを喫し10-31で惨敗　→　そのあと○HOU、○SEA、○NYGに3連勝
第8週パンサーズ戦で5インターセプト・1ファンブルロスト・2サックを喫し21-34で惨敗　→　そのあと○CHI、○SEA、○STLに3連勝

ミス連発で惨敗したあとのアリゾナは強い。で、今回は４９ｅｒｓ戦で2インターセプト・5ファンブルロスト・4被サックを喫し9-24で惨敗。ということはまたバウンスバックで3連勝できるんじゃないかと。

後半の選手たちの悔しそうな表情と反則連発してしまったぐらいの気負い込みようを見るときっとできる。このあとの対戦はDET、STL、GBです。ここで弾みをつけて一気にプレイオフでも爆発・・といきたい。とにかくアリゾナは今年まだ連敗がありません。


□QB
　ワーナー　　16/29（成功率55.2％）　178ヤード　0TD　2INT　4被サック　1ファンブルロスト　Rat 44.9

　久しぶりに悪いときのワーナー。でも相手のパスラッシュもパスカバーも良かったからワーナーの責任ではない。

□RB
　ハイタワー　2- 3y　2キャッチ- 13y　1ファンブルロスト
　B.ウェルズ　15-79y（平均5.3y）　1TD　1キャッチ- 24y　1ファンブルロスト
　スティーブンス＝ハウリング　1- 3y　3キャッチ 23y　1ファンブルロスト

　ハイタワーは2試合連続で1Qにファンブルロスト。この悪癖は何とかしないと。それを受けて新人ウェルズが軸になり3Qなんかはスイスイ進んでたんだけどこっちも追従しちゃって4Qにファンブルロストで試合の流れを断ち切っちゃいました。ウェルズは3試合ぶりの活躍。序盤からウェルズのランを軸にしてたら違う試合展開になった気がする。それにしても相手によってハイタワーだけが進む試合があればウェルズだけが進む試合もあるってのは不思議なものです。

□WR
　フィッツジェラルド　2- 22y
　ボルディン　　　　　5- 40y　1ファンブルロスト
　ブレストン　　　　　1- 15y
　デュセット　　　　　2- 41y

　フィッツジェラルドは判定はインコンプリートになったけど2Qに2人に挟まれてたのにロングパスをキャッチした能力と集中力にはビビりました。ケガも軽傷みたい。開幕週でSFに負けたときブレストン欠場が原因と書いたけどブレストンいても変わらなかったですね。そのぶんデュセットがそこそこいい働き。相手が2ディープで2WRを徹底マークしてたんだから当然デュセットやＬＳＨがキャッチしたあのゾーンが空くわけなんで、TEも絡めてもっと有効にあのへんを攻めてほしかった。

□ディフェンス
　インターセプト　2　DEドケット（1Q）　SSウィルソン（3Q）
　サック　1　　DEキャンベル（1Q）

　ドケットとウィルソンはパスをブロックしたのも1回ずつあって相手QBにタイミング合ってました。ウィルソンは最近さらに動きが良くなってる。

QBスミス　19/35（成功率54.3％）　144y　2TD　2INT　Rat 59.7
RBゴア　　25- 167y（平均6.7y）　1TD
WRクラブツリー　5- 67y　1TD
TEデービス　　3- 34y　1TD

　開幕週では封じたんですが今回はRBゴアにやられました。36yと31yとロングゲインが2回あったけど、Sの2人の位置を高くしてるから上手く走路を開けられてスクリメージをトップスピードで抜かれるとそのままロングゲインというパターンを最近よく見かけるからなとか対策してほしい。

　WRクラブツリーに対しては1対1ではＤＲＣもマクファデンもしっかり抑えてたけどゾーンでは流石にうまくルートを走られるから今後の対戦でも厄介な存在になりそう。TEデービスに対してはSSウィルソンはいつもやられてたけど今回はかなり対抗できてて見応えのあるマッチアップでした。ほとんどランアフターキャッチさせなかった。

□
不出場
QB 7 M.Leinart, C 62 B.Claxton

インアクティブ
QB 2 B.St. Pierre (3rd QB), CB 28 G.Toler, LB 55 R.Walker, LB 59 W.Davis,
G/T 67 H.Johnson, G/T 72 B.Keith, TE 83 S.Spach, WR 85 J.Urban

今週もDBの8番手は3巡Sジョンソンで、4巡CBトーラーはインアクティブでした。

□
WRフィッツジェラルドは3Qに膝を捻挫したけど試合中に復帰。MRI検査で重大な損傷は見つからなかったみたいで今週末は欠場の可能性もあるけどプレイオフは大丈夫そう。

ニッケルの控えSマット・ウェアが試合序盤に膝を痛めて負傷退場してたみたいです。そのため新人Sラシャード・ジョンソンがニッケルで出場。ウェアはACL断裂が危惧されたけどMRI検査では大丈夫だったそうです。

Kラッカーズは試合前の練習で右足付け根の負傷を悪化させキックオフが思うように飛ばず。その影響かPATもブロックされてしまったんですが、48ヤードFGは成功させました。