・試合終盤にコーチ陣がヘッドセットで対策会議
・オフェンスは4試合続けてオープニングドライブでTD
◻︎Conversations To Be Had, And Commanders Aftermath
・試合が決定的になった4Q終盤にアリゾナのコーチングスタッフ間でヘッドセットでの話し合いが始まった。チームの弱点を修正するためにそれぞれ今週何をするのかについてだ。この日の試合ではうまくいかなかった。
「良い会話だった」(ジョナサン・ギャノンHC)。
今シーズンで一番悪い内容だった。BUF戦とDET戦の惜敗では得るものがあった。この試合ではほとんどなかった。
QBカイラー・マレイはオフェンスが3rd-downをもっとコンバートさせてディフェンス陣を休ませることが必要だと指摘した。オフェンスがチームを支えるはずだった。最初のドライブでフィールドを進んでTDしたがそれを続けることができなかった。
TEトレイ・マクブライドの不在は感じられた。しかしWRマービン・ハリソン・Jrのさらなる活躍はマストだ。現実的にQBマレイのランが1回3ヤードだけというのはアリゾナの展開ではない。ギャノンHCは修正できると今週も楽観的だった。1試合でのことだ。このコーチングスタッフが惨敗を何度も許すとは思えない。
だがこれからの2試合は試練だ。@SFと@GB。アリゾナは全体が良くならなければならず、もっと得点する必要がある。
(惨敗からどう立て直すか)。
・アリゾナはWASのQBジェイデン・ダニエルズを自由にさせたくなかったがあまりプレッシャーをかけられなかった。
「もっと良い仕事をして相手QBに影響を与えなければいけない」(ギャノンHC)。
・RBジェームズ・コナーは104ヤード進んだ。何度もビッグランをした。しかしオフェンスはそれを安定して得点に結びつけることができなかった。2週前はアリゾナは3rd-down conversionがリーグ1位だった。この日は4/11。最後の成功は試合終了間際だった。
・アリゾナは今シーズンの4試合全てでオープニングドライブでTDした。
・2016年にホームでのSEA戦で悪名高いフィジカルな試合で6-6の引き分けだった翌週に不調CARに20-30で負けた。先週のDET戦でのフィジカルな試合の反動が少し残っていたのかもしれない。
・今シーズンのアリゾナは第1Qは合計35得点。後半(3Qと4Q)は合計38得点。
・ WASのQBジェイデン・ダニエルズは2試合連続でパス成功率85%以上のNFL史上初のQBとなった。
・アリゾナは2Q終盤に3rd-and-10yで9ヤードゲインして4th-and-1y。スコアは7-14。QBマレイはサックされたが投げる時間があったように見えた。この試合で他の2回の4th-downはコンバートした。
「残り時間が少なかったのでみんなちょっと混乱して慌てていた。実行力が悪かった。もっと良くしないといけない」(マレイ)。
・RTケルビン・ビーチャムがこの試合の持ち回りキャプテンだった。
・試合が終わるとすぐに前アリゾナHCのクリフ・キングベリー(WASのOC)がマレイのところへ来てハグをした。
・テレビカメラはキングスベリーOCが試合終盤にサイドラインで笑顔を浮かべている様子を映した。彼は試合結果を喜んでいるだろう。
・WRハリソンはこの試合最初のプレーでキャッチしてそのドライブでTDも決めた。しかし3Q途中まで28分間以上もパスターゲットにならなかった。QBマレイもそのことに気づいていた。「ベストプレイヤーにボールを渡さなければいけない。良いと感じているときはそうしている」。