ドラフト前会見

・カイムGMとキングスベリーHCがドラフト前会見
・全体1位指名をどうするかはまだ決まってない
・DLかQBかトレードダウンか。ドラフトは来週木曜
・FA新加入選手の背番号がほぼ確定。ほかに数人が背番号変更

□Steve Keim: Cardinals Don't Have Decision About No.1 Yet　（チーム公式サイト4月1日火曜の記事）

火曜のドラフト前会見でスティーブ・カイムGMはドラフト全体1位をどうするかまだ決めてないことを強調した。

理由は単純で「我々には時間があるから」。ドラフトまでは9日後に迫ってる。毎年作成するドラフト指名候補のTop 120 boardもまだ完成してない。

全体1位の価値があると考えている選手が何人かいると発言。DTクイネン・ウィリアムズ（アラバマ大）やDE/OLBニック・ボーサ（オハイオ州立大）などがいるが、QBカイラー・マレイ（オクラホマ大）は含めなかった。
去年1巡でジョシュ・ローゼンを指名したのに続いて今年もQBをドラフト指名する余地はあるかという質問には「それは言わない」と鈍い反応。

マレイがNFLで上手くいかなかった場合に野球のほうへ行くのではないかという懸念には「指名するチームはそこは案じるはず」。マレイがアリゾナを訪問したときもそのことには触れたみたい。マレイ訪問の際にマレイの代理人（キングスベリーHCの代理にでもある）が一緒に来たという噂は否定。

キングスベリーHCによるとQBジョシュ・ローゼンはキングスベリーのオフェンスをすでに適切に理解していると言っている。キングスベリーHCもカイムGMもローゼンがドラフトに関するさまざまな噂にうまく対処していることを褒めてる。

カイムGMは「（ローゼンとは）しっかり話し合っている。彼はプロ中のプロだ。ドラフトして以来ずっと彼が信じられないくらい精神的にタフであることをありがたく思っている」。

ドラフト全体1位をトレードで獲得することに関心を持っているチームがあるとも言ってる。トレードダウンの可能性は除外してなくて条件次第としている。「私は取引が好きだから（トレードの話が）あれば興奮する。でも同時に優秀な選手も好きだ」。


（この記事を読んだ個人的な感想。スティーブ・カイムGMは1巡1位はQ.ウィリアムズかボーサを指名するつもり。そのうえで2巡33位などを使って1巡下位でカイラー・マレイ指名を模索してる。でもってローゼンは放出せずマレイと競争させる。・・・希望的観測も混じってるけど）。


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久しぶりに公式サイトのロースター見たら1ヵ月前は未定だった新加入選手の背番号が決まってました。
　WR　ダミエーレ・バード（前CAR、1年0.7M）　→　14
　OG　Ｊ.Ｒ.スウィージー（前SEA、2年9M）　→　64
　DT　ダリアス・フィロン（前LAC、2年10M）　→　93
　OLB　テレル・サッグス（前BAL、1年7M）　→　まだ空欄のまま
　ILB　ジョーダン・ヒックス（前PHI、4年34M）　→　58
　CB　ジョシュ・ショー（前TB、1年0.9M）　→　27
　CB　トラメイン・ブロック（前DEN、1年1.35M）　→　28

　スウィージー、フィロン、ヒックスの3人は前所属チームの時と同じ番号がちょうど空いてた。ヒックスにはカルロス・ダンスビーとダリル・ワシントンの系譜を受け継いで欲しいし、フィロンにはカレイス・キャンベルのような活躍を期待してる。

　サッグスはBALで16年着けてた55番（現在OLBチャンドラー・ジョーンズが着用）ではない番号にするとは言ってて大学時代の48番にもしないとのことだけどまだ決まってない。いま空いてるのは51、56、57、44、97。似合いそうなのは56か44かな。

　ほかの新加入はQBブレット・ハンドリー→7、WRケビン・ホワイト→18、TEチャールズ・クレイ→85、OTマーカス・ギルバート→76、OGマックス・ガルシア→73、OLBブルックス・リード→50、CBロバート・アルフォード→20。


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あとSブッダ・ベイカーの36→32とSスウェアリンジャーの35→36は既報だけど
　C　メイソン・コール（去年のドラフト3巡）　64　→　52
　OG　コルビー・ゴセット（昨シーズン途中加入）　78　→　70
　P アンディー・リー（加入3年目）　2　→　4
の3人も背番号を変更してた。PリーはSF時代の4番（去年まではKフィル・ドーソンが着けてた。ドーソンはSF時代は9番だった）に変えてる。Cコールもミシガン大で着けてた52番にした。