アリゾナマニアの知ったか発言集

新人のILBコリンズとWRムーアが良い働きした

・プレシーズンゲーム初戦はDALに19-16で勝った
・終了間際に新加入Kプレイターが47ヤードFG成功
・ドラフト1巡ILBゼイブン・コリンズが開始早々にTFL
・新人では2巡WRムーア、4巡CBウィルソンも良い働き
・QBマレイやWRホプキンスらはユニホームを着てなかった

□Rondale Moore, Zaven Collins Show Out In Preseason Opener For Cardinals (チーム公式サイト8月13日金曜の記事)

・QBカイラー・マレイは結局ユニホームを着なかった。OLBチャンドラー・ジョーンズ、WRデアンドレ・ホプキンス、FSブッダ・ベイカーも欠場。

・ドラフト1巡ILBゼイブン・コリンズはプロ初試合の最初のシリーズでギャップに飛び込み2ヤードロスのタックルを決めた。ドラフト2巡WRロンデール・ムーアは5キャッチ39ヤードの働き。ドラフト4巡CBマルコ・ウィルソンは複数回のパスカットをした。

・2020年のドラフト7巡RBイーノ・ベンジャミンは去年はプレシーズンゲームが全て中止でレギュラーシーズンは全てインアクティブでユニホームを着る機会がなかった。この日は素晴らしいビジョンで6ヤードTDラン。カットバックでの38ヤードゲインもあった。

・キングスベリーHCは若手の活躍に「彼らにとっては大きいと思う。プレシーズンゲームではあるがスタンドにファンがいるNFLの試合で相手はダラス・カウボーイズだ。彼らは張り合っていた」。試合は新加入Kマット・プレイターの終了間際の47ヤードFGで19-16で勝利。

・DALに多くの負傷者が出たがアリゾナはRBジョナサン・ウォードの足首とSクリス・バンジョのハムストリングだけ。

・QBマレイの欠場については、キングスベリーHCは出場予定と週の前半に言っていたがそのあとの練習であまり良くなかったことで考えが変わった。来週金曜のKC戦(ESPNが全米放送)にマレイが出場するかどうかについても明言しなかった。

・今年はプレシーズンゲームで手の内を隠しすぎないと言っていて実際にWRムーアらをスナップ時にモーションさせた。オフェンス最初のプレーがWRムーアへのスイングパスで7ヤードゲイン。キングスベリーHCは「彼(ムーア)はうちの1番手ディフェンス相手にも通用していた。ときどきカバーが困難なときがある。捕まえにくいしダイナミックな選手だ。これが続いてほしい」。

・マレイの代役で先発したQBコルト・マッコイはシャープな動きで6/7、69ヤード。3番手QBクリス・ストレブラーは最後の決勝ドライブで23ヤードゲインのランをした。

・ILBゼイブン・コリンズはディフェンスのプレーコーラーという役割にも落ち着いているように見えた。コリンズとILBアイゼイア・シモンズは2Qも出場していた。「(最初のTFLに)あのプレーで良いスタートが切れた。あれで自信を持てた」。


□Zaven Starts Smooth, And Cowboys Aftermath (チーム公式サイト8月14日土曜の記事)

・開始早々に新人ILBゼイブン・コリンズがTFLした。去年ILBアイゼイア・シモンズはオフのOTAもプレシーズンゲームもなかったことが成長を遅らせた。チームはコリンズに経験を積ませる必要がある。

 プレーコールについても「スムーズにいった。Junk(OLBマーカス・ゴールデン)が1度理解できなかったがそのときはもう一度コールをした。すべてが順調だと思う」(コリンズ)。

・DLは負傷者続出で混乱した。トップ6のワット、フィリップス、アレン、ピーターズ、ローレンス、フォートゥが欠場。

・2年目RBイーノ・ベンジャミンはラン攻撃で非常に良かったし、キックオフリターンでも堅実だったしさらにパントリターンチームで良い働きをした。

・WRグレッグ・ドーチは終盤に良いパスキャッチ。キャプでも何本もパスキャッチしている。53人枠に入り込めるだろうか。

・ILBジョーダン・ヒックスのジャージにはキャプテンの"C"が引き続き付いていた。新シーズンのキャプテンが決まるのは開幕前にロースターが53人になってから。

・スナップ前ペナルティを減らそうと苦心しているが序盤にCハドソンとLTハンフリーズの先発2人がフォルススタートを取られた。

・新人CBのマルコ・ウィルソン(ドラフト4巡)とテイ・ゴーワン(ドラフト6巡)ともにパスカットがあってなかなか良かった。特にウィルソンは岩かながなかった。CBのローテーションはマーフィー、アルフォード、バトラーの次をウィルソンと新加入ダリル・ウォーリーが争っている。ベテランのダーケズ・デナードは負傷離脱中で欠場した。

・Kマット・プレイターはキックオフも良かった。

・3番手QBストレブラーはシーズン最終週LAR戦以来だったがその時よりは良かった。自ら走る意識が高かった。最後の勝ち越しドライブでも脚力だけでなく冷静さも加えてサックを回避するなどスマートに率いた。マッコイから2番手は奪えそうにないが起用されれば効果的な仕事ができる。



 (OLは先発チームが2ドライブ出場。LTハンフリーズ、LGピュー、Cハドソン、RGジョシュ・ジョーンズ、RTビーチャム。RG以外は開幕先発予定)。

 (2Qの2番手チームOLはLTジョシュア・マイルズ66、LGショーン・ハーロウ64、Cマックス・ガルシア73、RGは引き続きジョーンズ79、RTコーダ・マーティン60。ガルシアはショットガンでスナップミスがあった)。

 (3QはRGがマーカス・ヘンリー53に交代。4Qにドラフト7巡のCミカル・メネット72が出てきた)。

 (DLは先発がジョシュ・マウロ96、デビッド・パリー93、マイケル・ドグベ91。使えるDLではこの3人が妥当)。

 (ディフェンスは2ドライブ目にはもう2番手チーム中心になってた。でもOLBデボン・ケナードやILBゼイブン・コリンズは引き続き出ていた。FSブッダ・ベイカーの代役で先発してたディオンテ・トンプソンもまだ出てた)。

 (ILBは最初のドライブがコリンズとシモンズ、次がコリンズとヒックス、その次がシモンズとヒックスという組合わせで、4ドライブ目からタナー・バレーホとエゼキール・ターナーになった。ここは層が厚い)。

 (継ぎはぎ補強組では加入したばかりのDLハントが2Qに相手QBにプレッシャー掛けてたし、CBウォーリーが2QにFFでターンオーバーしてた)。

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