エイリアンズHCのチームと今週対戦する

・一昨年までアリゾナのHCだったエイリアンズのいるTBと対戦
・当時からいる選手が53人枠にすでに12人しかいない
・4番手OLBブルックス・リードがIR入り
・OLBロバートソンとCBジョーンズをPSから53人枠に昇格させた

□Cardinals Unexpectedly Face Bruce Arians Reunion In Tampa　（チーム公式サイト11月6日水曜の記事）

・2017年シーズン最終週@SEAの試合後のロッカールームでブルース・エイリアンズHCが勇退をチームに伝えた。在籍中はチーム歴代1位の50勝。それから20ヵ月後、TBのHCとしてアリゾナと対戦する。

　エイリアンズは2018年1月時点ではコーチ業を引退することにまったく未練は無かったと言う。しかしアリゾナ時代に一緒だったこともあるTBのジェイソン・ライトGMから今年1月に電話が来た。お気に入りのアシスタントコーチの大半を呼ぶことが可能な状態で、QBジェイミス・ウィンストンのことも気に入っていた。「全てがストンとはまった。このことにワイフが興奮して、私も興奮した」。

　アリゾナの現在の53人枠でエイリアンズHC時代から残っているのは12人だけ。

　カーディナルスが自チームの元HCと対戦するのは36年ぶり。1973-77年のHCだったドン・コリエルがチャージャーズのHCとして1983年に当たった。試合はセントルイス・カーディナルスが44-14で大勝。

　TBにいる元アリゾナの選手は4人だけだがコーチングスタッフはエイリアンズHC、アシスタントヘッドコーチのハロルド・グッドウィン、トッド・ボウルズDC、バイロン・レフトウィッチOCなど13人の元アリゾナがいる。

　（TBにいる元アリゾナの4人というのはDEサム・アチョ、RB T.J.ローガン、ILBケビン・ミンター、OGアール・ワトフォードという地味な顔ぶれ。あとPSにQBチャド・カノフがいる）。
　（勇退は本心だったけど1年後に気が変わったということらしい。チーム歴代トップの実績を残してくれた恩人だから好きにしていいと思う。でもこの試合は勝ちたい）。
　（エイリアンズのチームといえばスペシャルチームが弱点。ヤツがいるから）。


□Cardinalls Put Brooks Reed In IR, Promote Two From Practice Squad　（チーム公式サイト11月8日金曜の記事）

・OLBブルックス・リードがIR入り。金曜の練習中にハムストリングを負傷した。

　リードは4番手OLBで9試合で1サック、4タックル。それとSTで3タックル。数字以上によくやってた印象。

　代わりにPSからOLBピート・ロバートソンを53人枠に昇格させた。プレシーズンゲームで好調で当初の53人に残ったけど開幕直前にOLBカシアス・マーシュが加入したことで押し出されてPSに入ってた選手。背番号45。

・それとCBクリス・ジョーンズもPSから53人枠に戻した（水曜にDTマクドナルドをIRにいれてILBザック・ブラウンを解雇したけどOGマックス・ガルシアをPUPリストから53人枠に入れただけで1枠空いてた）。

　クリス・ジョーンズは開幕53人枠に入って3番手CBとして5試合で9タックル、1PD。開幕直前加入のCBケビン・ピーターソンに3番手を奪われ、チーム事情もあって解雇→PS入りしてた。背番号25。

　CBはニッケルのトラメイン・ブロックがハムストリングを痛めてTB戦欠場決定。K.ピーターソンを3番手で使う。先発CBバイロン・マーフィーとK.ピーターソンのどっちをニッケルでスロットのカバーに回すかはまだ決まってない。