アリゾナマニアの知ったか発言集

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WRボルディンの代理人がチームに契約額を逆提示。
7年前の大ハズレ1巡指名DTが5年ぶりのNFL復帰を目指している。

契約見直し交渉が難航しているWRアンクワン・ボルディンについて新しい動き。代理人ドリュー・ローゼンハウスがチームに対して契約額を逆提示したそうです。

ローゼンハウスは「ボルディンはWRフィッツジェラルドと同じ1年平均10ミリオンを求めているわけではない。今回のオファーはそれよりも低い額だ」としてるけど情報筋によると要求額は1年平均10ミリオンをちょっと下回っているだけだそうです。

アリゾナとしては同じWRのT.J.フシュマンザダ(SEA)の5年総額40ミリオンやロイ・ウィリアムズ(DAL)の5年総額45ミリオンを参考にボルディンとも年平均8~9ミリオンでまとめたい考えみたいです。

なんとなくだけど、支払い保証額さえアリゾナ側が譲歩して折り合えば一気に契約合意しそうな気がしてきました。


先週からILBカルロス・ダンスビーとSSエイドリアン・ウィルソンとの契約見直し交渉が再開したそうです。ダンスビーはフランチャイズ・テンダー9.7ミリオンの1年契約のままでサラリーキャップがなくなりそうな来年オフにUFAになることを目論んでるから合意は難しそうだけど、4年契約があと1年で満了するウィルソンはアリゾナ残留を希望してるので開幕前の契約延長に前向きとのこと。


2週間前にアリゾナを解雇された前先発SLBトラビス・ラボーイは今月下旬に足首の手術を受けるそうです。ケガの詳細は書いてないけど今シーズンの出場が危ぶまれてるらしくて、それが解雇の大きな理由だったみたいです。



2002年のアリゾナのドラフト1巡指名だったDTウェンデル・ブライアントがNFL復帰を目指してるという記事がありました。存在すら忘れてた。

プレーが期待外れ&不祥事続きのためわずか3年で解雇されてそのあと4年間は完全にブランク。現在28歳。道のりは険しそう。

ウィスコンシン大から2002年ドラフト(TEN→WASのDTアルバート・ヘインズワースと同じ年)で1巡全体12位指名され5年総額7.5ミリオンの契約で加入したものの3年間で出場29試合、先発はわずか9試合で、通算たったの1.5サック。入団契約交渉が難航してこじれにこじれてようやく合意したのはシーズン開幕後だったというところからすでにケチがついてました。

1年目終了後にマリファナの陽性反応が出てNFLの薬物更正プログラムに入ったけど翌年にも陽性反応が出てさらに酒気帯び運転で逮捕され2004年の開幕から4試合出場停止処分。まだ懲りずその年の11月にはもう薬物を使用。薬物禁止規定への3度目の違反ということで2005年の7月に1シーズンの出場停止処分となりアリゾナを解雇されました。加えてチームは550万ドルのサインボーナスを半額返還するよう要求して40万ドルの返還に応じる約束をしたみたい。

解雇後しばらくは荒んだ生活をしてたみたいだけど去年の1月に祖父が亡くなったことと5月に娘が生まれたことをきっかけに立ち直り6月にアリゾナ州チャンドラーにある治療施設に入所、さらに夏からはアリゾナ州スコッツデールでトレーナーについて運動を再開。1年間で30パウンド減量し現在はドラフト指名時とほぼ同じ295パウンドになり以前アリゾナに在籍していたときよりもはるかにコンディションが良いとのこと。

治療施設への入所期間が終われば再来月にNFLから復帰を認められることになってるそうで、すでにビルズとライオンズの入団テストを受けたそうです。アリゾナは再加入させる気はまったくないけどブライアントの回復を願ってるというコメントをしてます。最近大学の卒業単位も取ったとのこと。

この記事のアリゾナ地元紙のタイトルは"Ex-Cardinals bust seeks NFL return"。「元カーディナルスの大ハズレ選手がNFL復帰を目指してる」ってかなりストレートな書き方。でも内容を読むと現役復帰できるかどうかよりもNFL入りを目指していること自体が今の彼には重要なのかなって感じがします。NFL復帰が実現したら感動ものだろうし秘かに応援します。そういえば元WRデビッド・ボストンはいまどうしてるんだろう。

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