CBマルコルム・バトラー加入

・CBマルコルム・バトラー（前TEN）が1年契約で加入。通算17INT
・前先発Cメイソン・コールをMINにトレード。見返りはドラフト6巡
・TEダレル・ダニエルズとSチャールズ・ワシントンが1年契約で残留

□Cardinals Agree To One-Year Deal With Malcolm Butler　（チーム公式サイト3月25日木曜の記事）

・CBマルコルム・バトラーが木曜にアリゾナと1年契約合意。

　最大6Mと報じられておりベースサラリーはそれより低い模様でお得な買い物だ。

　2014年シーズンの第49回スーパーボウル＠ステイトファーム・スタジアム（当時はユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアムという名称）で終了間際に自陣ゴールライン上でSEAのQBラッセル・ウィルソンからインターセプトを奪い28-24でのNEの制覇に貢献した選手。

　アリゾナは10年間エースCBだったパトリック・ピーターソンがMINと契約したためバトラーが1番手CBに収まる。反対サイドは2年間出場がないロバート・アルフォード（解雇のあと再契約して残留）が最有力、ニッケルに3年目バイロン・マーフィー。

　バトラーは今月上旬に31歳になった。去年TENで全16試合に出場して4インターセプト。キャリアハイの100タックルのほか14PDも記録。2014年のルーキーFA加入でNEに4年、TENに3年いて通算17インターセプト。2021年のキャップヒットが14.2Mになる予定だったため今月上旬にTENを解雇されていた。

　（良い選手獲れた。CBはFAが多くてどうなるか心配だったけどメドが立った）。

　（NEでもTENでも21番だった。そのまま21番を着けるかも。活躍してくれれば別にいい）。

　（スーパーボウルで印象的なインターセプトした選手が後にアリゾナに来るっていうのはBALにいたCBドゥエイン・スタークスやTBにいたFSデクスター・ジャクソンがいた。2人ともそれなりの働きはしたけど期待したほどではなかった）。


□Cardinals Trade Mason Cole For Draft Pick　（チーム公式サイト3月25日木曜の記事）

・前先発Cメイソン・コールをMINにトレードし、交換で今年のドラフト6巡指名権（全体223位）を獲得。

　1週間前にCロドニー・ハドソンをLVからトレードで獲得（ドラフト3巡と交換。ハドソンとドラフト7巡を獲得）していてコールの立場が微妙になっていた。

　コールは2018年ドラフト3巡指名。1年目はＡ.Ｑ.シップリーの負傷で全16試合で先発、2年目はリザーブ、3年目の去年はシップリーの移籍で先発昇格して14試合で先発していた。しかしチームが望むレベルのプレーではなく4回のフォルススタートなど反則も多かった。放出によりキャップスペースが1.4M空く。


　（ハドソン加入の時点でコールかラモント・ギラードどっちかの放出は確定的になってた。素早い動きでトレードをまとめてドラフト指名権をゲット）。
　（でもドラフト3巡指名で3年間で32先発した25歳の選手がドラフト6巡というのはちょっともったいない気も。しかもMINの補償ピックだから6巡下位でほぼ7巡）。

　（これでギラードがCの2番手。OGマックス・ガルシアだけでなく新加入OGブライアン・ウィンターズもCできるみたい）。


□Darrell Daniels, Charles Wasington Agree To Cardinals' Return　（チーム公式サイト3月25日木曜の記事）

・TEダレル・ダニエルズとSチャールズ・ワシントンが1年契約で残留。

　TEは2番手ダン・アーノルドがCARに移籍したので現時点でダニエルズは先発マックス・ウィリアムズに次ぐ2番手。去年は8キャッチ92ヤードで初TDした。

　ワシントンは加入から2シーズンでディフェンスでは40スナップのみだがスペシャルチームで256スナップに出場している中心選手。

　（ウィリアムズとダニエルズともにキャッチも上手いけどブロッカータイプ。アーノルドのいなくなったパスキャッチTEの補強も必要。WRフィッツジェラルドが現役続行ならTEで起用なんて説もあるけどさすがに負担が大きいと思う）。

　（ガンナーの相方のWRトレント・シャーフィールドがSFに行ったのでワシントン残留でホッとしている。去年S負傷者続出のときディフェンスで使ったら十分なプレーしてた）。