スティーブ・カイムGMが契約延長

・スティーブ・カイムGMが契約を3年延長（～2022年）
・スカウトとして加入してチーム20年目、GMに昇格して6年目
・4年目のRBデビッド・ジョンソンとWR J.J.ネルソンがサラリー上昇
・条件を満たしたので2018年のサラリーが70.5万ドルから1.9Mにアップ

□Steve Keim Earns Contract Extension　（チーム公式サイト2月12日月曜の記事）

スティーブ・カイムGMが契約を3年延長。

カイムGMは2013年にGMへ昇格したとき4年契約、2015年に4年＋オプション1年の契約（実質3年の契約延長）を結んでて2018年が契約最終年（2019年はチーム側にオプション）でした。今回の延長で契約は2022年まで。

スティーブ・ウィルクス新HCが4年＋オプション1年の契約を結んでるので、期間を合わせた形。

カイムは45歳。スカウト時代から数えるとチーム20年目。GMに昇格してからの5シーズンでチームは49勝30敗1分けで勝率.619（直近5年間のNFLで7番目に高い）。


（信頼と実績があるから仮にスティーブ・ウィルクス新HCがハズレだったとしてもクビにはならないと思う）。
（トレーニングキャンプ開始前後やシーズン開幕前後に加入させたベテラン選手がよく活躍するし、シーズン中に負傷者が出たときも的確に選手を補充できる体制を整えてるし、とにかく有能）。

（今オフ最大の注目はQBをどうするか。過去5年は就任1年目にドラフト下位指名権とトレードでカーソン・パーマーを獲ったのが大成功だったけどそのパーマーが引退。次も当ててほしい）。



□David johnson, J.J.Nelson Earn Raises　（チーム公式サイト2月2日金曜のblog記事）

RBデビッド・ジョンソン（2015年ドラフト3巡）とWR J.J.ネルソン（2015年ドラフト5巡）の2018年のサラリーが4年目ミニマムの70.5万ドルから約1.9Mに増加。

3年間トータルでオフェンスもしくはディフェンスの35％以上のスナップに出場するか、もしくは35％以上出場したシーズンが3年間のうち2年あると4年目のサラリーがジャンプアップする制度があって、2人は条件を満たした。

RBジョンソンは3シーズンでオフェンスの41.8％のスナップに出場。1年目・2年目ともに35％以上に出場してます。WRネルソンは3シーズン合計では35％には達してないけど2年目・3年目の2年が35％以上のスナップに出場。

（4巡指名のDTロドニー・ガンターは条件を満たせなかった。2巡指名のOLBマーカス・ゴールデンは加入時の契約がミニマムサラリーじゃないから対象外なのかな。ゴールデンの2018年のサラリーは97万ドルの予定）。
（1.9Mってことは4年契約結んではいるけどRFAの中級テンダーオファー受けたのとサラリー面ではほぼ同等の扱い）。
（去年はWRジョン・ブラウン＝2014年ドラフト3巡が条件を満たして4年目サラリーがアップしてたらしい）。
（ちなみに2015年の1巡は先発LTのD.J.ハンフリーズだった年。当たりが多い。去年は上位3人ともシーズン前半にIR入りしちゃったけど）。