アリゾナマニアの知ったか発言集

Friday Before The Commanders

・ゼイブン・コリンズはOLB転向1年目
・TEザック・アーツは出場できる見込み


□Edging Into The Regular Season, And Friday Before The Commanders (チーム広域サイト9月8日金曜の記事)

・ゼイブン・コリンズは去年までOLBでプレーしたことは少しだけある。

 彼のパスラッシュ・ムーブは「平凡で一般的なもの」だったと言う。今のチームにはコリンズが良くなる必要がある。開幕週に向けてこのチームには多くの疑問があるが、特にエッジからのパスラッシュは大きなクエスチョン・マークが付く。

 コリンズは過去2年ILBでプレーしてきてOLBは1年目だ。デニス・ガーデックは2020年に派手な活躍(94回のパスラッシュで7サック)をしたが、それを再現できていない。キャメロン・トーマスは若い。新人BJ・オジュラリは膝の手術をしてオフシーズンはほとんど練習していない。

 オジュラリがカギになるが、離脱期間の長さを考えるとシーズン序盤に多くを求めるのは非現実的だ。

 昨シーズンはエッジの働きはあまり良くなかった。サック数上位はDLのJ.J.ワット(12サック)とザック・アレン(5.5サック)でともに今はチームにいない。近年のドラフト指名のジェシー・ルケタ(去年のドラフト6巡)やビクター・ディムケージェ(一昨年のドラフト6巡)もいるが覚醒する必要がある。


 (ついでに書くと去年チーム3位の4サックだったILB/Sアイゼイア・シモンズも解雇でもういないし、4位の3サックだったマイジェイ・サンダースは現在IR、5位の2.5サックだったマーカス・ゴールデンも解雇した。でもって特に補強もしていない。コリンズがポジション変更で開花するのと若手の底上げに頼るしかない)。


・NFL全体で14チームが去年の開幕週と先発QBが違う。アリゾナと今週の対戦相手WASもそこに含まれる。14チームのうち8人のQBはNFLでの通算先発が10試合未満。これも2チーム(アリゾナがドッブスが新人トゥーンどちらでも、WASはサム・ハウエル)とも当てはまる。


・アリゾナはアウェーだがホーム用の赤ユニホームを着用する。WASは湿度を考慮してシーズン序盤はホームで白を着るためだ。


・ベテランOTケルビン・ビーチャムが手の負傷で欠場決定。ビーチャム以外の53人枠の控えOLは4人とも先週ウェーバーで獲得した選手で在籍期間が短い。PSのヘイデン・ハワートンやマーキス・ヘイズを当日アクティブにしてもおかしくない。注目だ。


・今週話題の中心になっていないが、TEザック・アーツは開幕週に出場できそうな感じだ。正式には試合当日まで分からないが、彼がフィールドにいればdifference-makerになれる。去年はわずか9試合半の出場で47キャッチ406ヤード。TEのキャッチ数のチーム記録を塗り替える勢いだった。


・WAS、NYG、DALと開幕からNFC東地区との3連戦だ。これは1993年以来でそのときアリゾナはまだNFC東地区にいてPHIを含めて毎年2度対戦していた。アリゾナは2002年からNFC西地区所属になり、そのシーズンの開幕週のも@WASだったのは興味深い。


・ドリュー・ペツィングOCもニック・ラリスDCも試合中はサイドラインにいるつもりだと発言した。

 (ペツィングも結局サイドラインになった)。


・アリゾナは53人枠に11人の新人がいる。過去20年でこれより多かったのは1度だけ。クリフ・キングスベリーHCの1年目だった2019年は12人だった。


・ジョナサン・ギャノンHCに開幕週の感情を感じ始めているかと聞いた。「常に不安は少しあって、それは良いことなんだが、あまり先のことは考えないほうがいいんだ。不安になるからね。過去のことを考えると落ち込んでしまう。ある程度の活力と不安がある。それは良いことだ」。


・これから12月10日のバイまで13週連続でアリゾナは試合がある。


最近の「アリゾナ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事