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もどってこ~い 赤とんぼ   

河原に蔓延る外来種のアレチウリを除去し 懐かしい日本の原風景を取りもどしたい
田園調布「多摩川グランド裏」での記録

オギとススキのちがい

2013年10月05日 | 日記

さて、どちらがススキで、どちらがオギでしょう。 答えは最後に。


10月3日は第四回目の「夕活」。メンバー7名で、除去デーで取り切れなかったアレチウリの処理をしました。

そこで話題になったのが「オギ」と「ススキ」のちがい。

「ススキに似たいわゆる偽ススキ」があちこちで見かけられたからです。


「あっ、ススキが生えている!」と喜んでカメラをむけたのは、水辺でアシが生えているすぐそば。

私たちの活動の目的は、アレチウリを除去して河原に「アシ・オギ・ススキ」を再生することです。

ススキが生えてくればこんな嬉しいことはありません。


  

 

ところが植物に詳しいYさんに尋ねれると、それはススキではなく「偽ススキ」だそうで、う~ん、がっかり。

でも「本物のススキなら、遊歩道そばに一本だけ生えていますよ」と教えられ、次の朝に探してみました。

 

そして、見つけたのがこの一本です。


たくさんのオギ(偽ススキ)の中に、ひときわ目立って「カッコよく」生えていました。

 

  

 

周りはこんな感じでしたから、この一本だけが違うように思えたのですが、自信は全くなし。

植物素人には「オギ・ススキ」の区別はなかなか難しいのです。

 

平塚市博物館のHPに、「オギとススキのちがい」が「表」で説明されていました。

 

 

 

ほかにも発生場所がちがい、オギは湿地帯に発生し、ススキは水辺より乾燥した地帯を好むとか。

穂が白っぽいのがオギで、群生していれば一目で分かるそうです。

 

冒頭の写真も平塚市博物館のもので、答えは、右がススキで、左がオギ。

 

 

さて、アレチウリを除去して4年目、「アシ」も少しづつですが水辺に定着してきました。

アレチウリを除去したあとの小さな「アシ原」。 寄り添っているようで何だかいとおしい。


 

散策路付近では、待ちに待った「徐草工事」が終わり、セイバンモロコシがなくなっています。

 

 

あの猛暑でぐんぐん伸びたセイバンの群生は、夢だったのでしょうか。

我が家のユキは行く手に草がなくなって呆然としています。

 

 

ユキのそばに落ちているのはアレチウリです。

除去メンバー以外にも抜いて下さっている方がいるようで、有難いことですね。

 

 

カタツムリ

 

 

 

 


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