お久しぶりです。 東京ガールズコレクションにお手伝いいただけた方、ありがとうございます。
今回は私事なんですが、可愛がっていただけた方へ連絡しておきたいことがあります。
mixiに載せた日記をこちらに転載します。
おはようございます。一日が経ってしまって、もう書かないとなってPCを開きました。
悲しいニュースになりますが、おとといの晩、息子のきよしが自宅から脱走し、
翌朝、近所で車にひかれ、亡くなりました。
夜帰宅したときはすでに逃げたあとで、めぼしいところも見にいっていなかったので
そのまま朝を迎えていたんです。 朝になってすぐ探しにいかなかった我が家に非があるんです・・・。
もう、当時はあっという間の出来事でした。 近所の人が、「お宅、ねこ飼ってたよね、車にひかれて死んでるよ!」
って教えてくれて、妹と母が大騒ぎする声で私は起きました。
訳もわからずとりあえずタオルを持っていった母と妹、わたいは飛び起きてなんで?と思いながら
緊急病院に電話。出ない。行きつけ病院に電話、出ない・・・
すぐ着替えて下におりたら妹がまだ息してる!助けて!と連れ戻してきて、即座に車に駆け込んで、
行きつけの病院をたたき起こしてでも診てもらうつもりで向かいました。
向かう道中妹が後ろできよし~死んじゃやだああとわぁわぁ泣く中、運転しながらきよし、もうすぐ着くからね、
頑張って、と励ましだけして、看護師さんが院内のワンコを散歩して戻ってきてたので、お願いしました。
先生がどうしましたってすぐ来てくれて、車にひかれたのを近所の人が見かけてくれて、まだ息があるんですと
応えながら、先生は見て話聞いた瞬間にもう抱きあげて処置室へ向かっていって。
先に自分たちだけ待合室に入れてもらって、なんとも言えない時間が過ぎました、これは交通事故の家族皆そうですよね。
後から呼ばれたときも、あと10分が山場ですと告げられて、もうその辺りからは地に足がついてないような気分でした。
待てば待つほど混乱して、なんでこんなことになってしまったんだろう、 これは現実なんだろうかって、
きよしが苦しむのなら、もう戻らない方が幸せなのだろうかとも思ったり。待合室では激しく肩を震わす妹と、
血のついたタオルを持って突っ立ってるうちと・・・元気で幸せそうな他の患者わんにゃんとその家族が対照的でした・・・
診察台にあがった息子は目が開いたまま。それでも先生は10分といいながら20分以上ずっとマッサージや血圧上げる
薬を打ってくれて救命措置を続けてくれてました・・・きよしに声かけてたんだけど、ついに先生がもう、体温が下がってどうやっても回復は見込めないです・・・外傷はほとんどないけど、内臓がやれれて、心臓ももう止まります・・・と。
立ち会わせてくれたので、声をかけてなでることもさせてくれました。。
そして来月で2歳になるはずだった息子は息を引き取りました。
その後タオルにくるんで連れ帰って、自宅で待ってた両親にきよしを抱かせて。
泣きながら母も、外傷ほとんどなかったらすぐ助かるかと思ってた、連れてきて膝にのせた時にね、
きよしは大きくズウって息をしたんだよ、あれが最後の呼吸だったかもしれないね。って。
妹も、病院へいく間、大きく一回痙攣したんだよ、それも、合図だったのかなって・・・
言葉が話せないから、気持ちはわからない。
もう終わってしまった。
姉が東京から電話くれて、葬儀の話を進めて、悲しむのは当然だけど、かわいそうなのは痛い思いをしたきよしだけだよ。
って言われて、本当にその通りだと思った。
なんできよしがこんな目に遭わないといけないんだろうね、ただしもう苦しみからは解放されたよ、
あんたたちはまだまだ勉強が足りなかったね、そんなやりとりを姉とメールでして、午後霊園に連れていきました。
この日しか家族全員で見送れないからって。
ふわふわした毛並みにももう触れない。犬のもんちゃんまでしょんぼりして、
外でご飯を食べにくるようになった野良ねこの子の催促だけが響く我が家。
外が好きな子だったなぁ、もんたの散歩に同行したがって、庭先にリードつけて出したり、
夜学校から帰るのが10時半くらいでも、催促するので2~30分くらい散歩もちょこちょこして。
霊園では静かに手続きが済んで、遺体安置室は大小動物をいれた箱がかなりの数ありました。
お彼岸って、やっぱり生きてるものを引き込んだりすることもあるんだろうか。
家族は箱の数にびっくりしてたけど、アニマルライツな人なら、この何千倍もの命が毎日人間によって奪われてることを知ってるから、
これが多いのか少ないのか逆にわからないけど。
妹の彼氏も心配で霊園まで同行してくれて、帰省してた兄も含め6人で1人の息子を見送って。
夜は近所まで静かでいつもはいびきのうるさい両親の部屋からも無音で、寝たのか寝てないのかわからない一晩が過ぎ。
朝になってからはむしろ何がどうなったのか、逆に実感がわかない。
昨晩病院の看護師さんが外したままだったって首輪を持ってきてくれて、鈴つきの首輪みてまた号泣。
当分、これは続くんだろうけど、もう何を責めたって、後悔したって、息子は戻らない。
それ以上にもう息を引き取ったあの子に、何もしてやれることがない。ただ泣くだけ。祈るだけ。
これが一番重くのしかかってきました。
6年も前になるけど先代のれんが旅立ったときも、たかだか動物でって、当時の周りの人は呆れてただろうな、けど今回もそうでしょうね。
ただし、泣いてるだけでは息子のために何にもならないってそれだけはわかるので、こことアニマルライツ中部の
ブログにだけは転載して、ここやネットを通して可愛がってくださった方に、挨拶だけしておこうと思います。
不注意で帰らぬ身にさせてしまったことをお詫びするとともに、たくさんの人が息子を愛してくれました。
本当にありがとうございました。近所の動物嫌いなおばさんでさえ、黒猫は本来縁起がいいみたいだよって、
撫でてくれたりしていました。
どの動物たちも、同じように愛されてできれば天寿を全うしてほしい、今言えるのは今生きてる子たちはみんな
幸せでいてほしいこと。種族なんて関係ないです。失ってから我が家は後悔してばかりだから。
きっとこのブログを見ていただける方は、少なからず動物を看取ったことのある方が多いと思います。
昨年チロルさんがチェルちゃんと看取ったときも、よその子ながら私も涙した覚えがあります。それでも、私たちは
生きている。これからも、まだ。やるべきことがあるんですね。
久しぶりなのにこんな悲し長い文面でごめんなさい。
ありがとうございました。
まゆころ
わかるよ、気持ち。
私もそうだったもん。
こうすれば良かった、ああすれば良かったと
未だに悲しみで一杯になる。
大好きだったんだもんね、
すっごく。
だから今は悲しみにどっぷり浸かっていいんだよ。
無理しないでいいんだよ。
そのうち少しずつ前に進めるから。
ご冥福を祈ってます。
普段は平常通り戻りましたが、帰宅すると息子がいない原実がつらいです(´;ω;`)
どうして自分より先に逝ってしまうのでしょうね、まだあんなに子どもだったのに・・・
はい、今も大好きです、ねこだからというより、やっぱり自分にとっては息子でした、今はどうか穏やかにしていてくれるよう祈ってます
まだまだ見送らねばならない命たちがたくさんありますが、せめて少しでも痛い、苦しい思いをする子たちが減るよう、これからも生きて何かやっていきたいです。
ありがとうございました