ヘビメタさんが来りてヘヴィメタる

伝説の番組「ヘビメタさん」。
その意志を勝手に引き継ぎヘヴィメタルの布教に努めます。

Livin' In The Eighties

2007-05-28 19:45:38 | 番外
最近、BARBEE BOYSにはまっています。
歌詞や曲の雰囲気がまさに80年代で、曲が良いのはもちろんの事、その懐かしい雰囲気も手伝ってヘヴィローテ中です。

イマサのギターのカッティングが曲に広がりを与え、その中でKONTAと杏子のツインボーカルが生きています。
また二人ともハスキーな声質で、ボーカルの掛け合いが非常にカッコ良いです。
「瞳を閉じておいでよ」などは、ハードロック調で、憂いのある雰囲気を纏った名曲ですよね。

最近、DVD化された武道館でのライブのDVDを購入しました。
これが格好いいんです。
確かに服装などは当時を偲ばせますが、特に杏子の放つ存在感は凄かったです。
ステージパフォーマンス・歌声。どれをとっても惚れ惚れしてしまいます。

「負けるもんか」がショートバージョンなのが残念ですが、それも気にならない程、全体の出来が良いです。
オープニングナンバーの「C`m'on Let's Go!」、KONTAのボーカルが堪能できる「帰さない」、「もォ やだ!」、そして杏子の力強いボーカルが聴ける「Stop!」。
あとは「チャンス到来」「ラサーラ」と言ったしっとりした曲も聴かせてくれます。

実に素晴らしい出来でした。

それでは・・・
ヘヴィーメタァァァル!

M.I.A.

2007-05-25 12:51:40 | 入門
前のエントリから間が空いてしまいましたが、前のエントリを受けて戦争に関係する事を書こうかと。

米国出身の新進気鋭のバンド、Avenged SevenfoldのCity of Evilに収録されているM.I.A.という曲は戦争の悲惨さを伝える重いテーマを持った曲です。
そもそも、M.I.Aとは、Missing In Actionの略で、その意味は「戦闘中に行方不明になり死亡とも生存とも確認されないままの状態にある兵士の事」だそうです。

司馬遼太郎の「坂の上の雲」や山岡荘八の「小説 太平洋戦争」にしても、実際に戦闘行為を行うのは前線の兵士なわけで、やはり前線の兵士達の悲惨さは描かれており、前線では多くの兵士達が死傷するわけです。
まったくもって戦争自体が悪であると言えるでしょう。
戦争など起こしてはいけないのです。

・・・で、その他の曲についてですが、これまた素晴らしいんですよね。
1曲目のBeast and the HarlotからBurn It Down、Blinded in Chains、Bat Country、Trashed and Scattered、Seize the Dayと立て続けに良い曲が並びます。
ギターの流麗なメロディや、歌メロもかっこよくてかなり良い出来の作品だと思います。
バラードのSeize the Dayは出色の出来ですね。
ただ、色んな展開を詰め込み過ぎてる感じと、コーラスが多すぎることと、ドラマーが若干メタルというよりはメロコアよりの叩き方(特にバスドラ)のような気がします。

まあそんなことは小さな事で、メタル好きにはたまらない出来栄えになっているのではないでしょうか。

それでは・・・
ヘヴィーメタァァァル!

これでよし百万年の昼寝かな

2007-05-09 19:14:41 | 番外
山岡荘八の小説太平洋戦争を読み終わりました。

いやぁ、なんというか日露戦争を題材にし日本海海戦での大勝利で終わる「坂の上の雲」と違い、苦戦・玉砕の描写が9巻中7巻もあるわけですから、非常に読むのが辛かったです。

特に神風特別攻撃隊の出動前の事が、勇壮な言葉や悲劇的な言葉で飾られるのではなく、淡々とした言葉で静かに情景が描写されており、それが涙を誘います。
神風特攻隊は合理的に考えれば無駄な攻撃だと言えるでしょうが、「無駄」の一言で片付けてしまうには、生還率0の攻撃に、祖国の弥栄を信じ、その命を桜花のごとく散らせていった人達の生き様はあまりに美しく、あまりに悲しいのです。

それに歴史は連なっています。
こういった歴史を頭から全て否定する事は現在も否定する事になります。

当時の日本人の生命観は、死は全ての終わりではなく、死は次代へと連綿と繋がる命の流れの中に身を投ずるといったようなものだったそうです。
日本を信じ戦没した人々の思いを引き継ぎ、日本を良くしていく事こそが彼らの命を懸けた奮戦に対する礼儀なのではないでしょうか。


情報の連環

2007-05-07 15:52:39 | 入門
現代は情報過多と言われる事があります。
多くの情報が溢れ、受取側がその取捨選択を迫られる事になっています。
有益な情報もありますが、中には怪しげな情報もあったりするわけですが、物事には2面性がありますから、一概に情報が多すぎる事は悪である、とは言い切れないですよね。
こういった状況だからこそ、自分で良い情報を見極められるようにならないといけないと感ずるわけです。

しかし、やはり多くの情報がインターネットによって取得できるというのは便利なものです。
先日もkomugiko00さんの観た!のエントリーでDOKKENのOne Live Nightの紹介記事が載っており、CDを手に入れて聴いてみました。

これが良かったんですよ。
DOKKENは実のところあまり聴いておらず、持っているのはベスト盤1枚のみという状態でしたが、このライブ盤を聴いて刮目させられました。

特にコーラスが魅力的で、メロディラインがまさに80年代のHMな名曲In My DreamsからThe BeatlesのNowhere Manの流れは素晴らしいです。
他にもミディアムテンポのメタルの佳曲であるUnchain the Nightが、アコースティックで再構成されると、オリジナルバージョンとは表情の違った哀愁のある素晴らしい曲に変身させられています。
Unchain the Nightについては、このライブ盤の方が好きになってしまいました。
やはりアコースティックで演奏されると曲の素材がむき出しになりますね。
また、アコースティック編成の中に響くジョージ・リンチのエレキ・ギターがえも言われぬ緊張感を醸し出しています。

しばらくはこのアルバム、ヘビーローテーションになりそうです。
自分で探していただけでは、巡り合えなかったかもしれない音楽に出会える機会が増えるのもインターネットが普及してきた今ならではですかね。
私も他の人に「聴いてみようかな?」と思わせる記事を書いていこうと思います。

それでは・・・
ヘヴィーメタァァァル!