妹の結婚式＠久衛門邸

こんにちは。

今年の内容は今年のうちに終わらせたい。
て去年の今頃もまったく同じことを書いていたような気がします。

年の瀬に毎年追い込まれるわたしの日記。

というわけでマキでがんばりたいと思います。

まずは11月3日（日）の話。

この日は妹の結婚式がとり行われまして。

場所は東戸塚から専用バスで１５～２０分の古民家レストラン、久衛門邸。

1年くらい前にそこに式場を決めた、と聞いたとき、正直

「え、、と、戸塚あ？！しかもバスでしか行けないって、、どんな不便なとこ選んどんじゃい！」

と思ったものです。。

まあどっちも横浜出身で会社も横浜市内だっていうことがあるんでしょうけども。。
それだってみなとみらいとか色々あるじゃろがい。

・・て他人のことあんま言えないですけど。
自分のときも、神社と会場の移動あったりとかしてかなり人も動かしましたからね。ははは

考えてみれば逗子のリビエラみたいなものですかねえ。
人里離れたレストランなんて確かに普段行くことないし、特別感があるってことなのか。

しかしよくよく見たらそのバスってのがどうやら30分に一本しかなくって。

わたしは洋装だったし、
家族だからといって特に早く行く必要もないとのことだったので
ギリギリの一番最後のバスに合わせて
ぷりおと2人でどんぶらこと東戸塚へ向かったんですけどね・・。

その途中で「・・あれ？」という感覚。。


やっべ。

こ。このかんじ、、、


ストッキングの足の親指、穴あいてる！！！！



。。。


いや一応言い訳させてもらうとですね、履いたときにはあいてなかったんですよ！！
わたしちゃんと確認したんですから！

実は万が一の時のために替えも持っていこうかな、、と一瞬思ったけど
めんどくさくてやめたんです。今思えばあれが悪かった！

で、なんでそんなに親指が気になるって？

普段は別にどうでもいいですよ。足の指先なんて。見えないんだし。放置ですよ。（ていうのもどうかと思うが）


でもこの会場、古民家を改築してるんです。。

つまり、靴脱ぐんですよ！！！！ノー！！！

さすがに花嫁の姉が親指ニョッキリじゃまずいだろ。まずいよなあ！

も～～～～！妙に気を使う会場選ぶなよ妹～～～～！！ぬをーーー


というわけで東戸塚降りて急いでドラッグストアでストッキング買って、
どうにか指定のバス停留所まで行ったら確かに会場へ行くだろうミニバスが停まってる。

お、これだこれだ～～。

妹の幼馴染も乗ってるわ～。とりあえずバスの中と外で会釈で挨拶。
心なしかその幼馴染が、ビミョウに変な表情でこちらを見ている気はしたんですけど、
まああまり気にしなかった。。

で、そのバス乗ろうとしても、
入り口を会場の係員と思われる若い女性が塞いで人数を数えてて入れないんですよ。
あれ、もう乗れないのかな、そしたら2台目とか来るんだろ。（安易）

まあいいか、とりあえず待ってよう。。

と思ってボーっとしてたらおもむろにプシューっと扉が閉まってバスが出発していったんですけどね・・・


ぷりお「。。。え、なんで乗んないの？」

わたし「いや、なんかいっぱいで乗れないのかと。２台目待とうかと。」

ぷりお「え、来るわけないだろ２台目なんて！！」

わたし「え？！」


なんか紙を見てたさっきの係員の女性（結局この人はバスに乗ってない）に慌てて聞きましたよ。。

「あの、２台目来るんですか？！？！」

女性「え、久衛門邸へのお客様ですか？！いや、バスは一台しかないんで・・次はまた３０分後になっちゃいますね・・」←なんだと！！！

わたし「え！！！！それじゃ式に間に合わないですよね！！」

女性「そうですね・・・」←おい！！！！

わたし「チョッじゃあ今あそこのロータリーに信号待ちで止まってるさっきのバスに乗りたいんですけど！！！！」

女性「あ、え、は、はい！！！」

そう言って大至急その女性にバスの運転手に電話させましてね・・・。

どうにか走り出したバスを無理やり止めまして、

そのバスに向かって慌てて走るわたしとぷりお、、、！！ていう、、、。ひーーーー

始まる前から。なんだこれ。


乗客たちは、バスが走り出したと思ったら急に停まって、な、なんか誰かが走ってくるぞ！とギョッとしてたはず。。

ドア開けてもらって、やっとこさ乗り込んだら、ちょうど叔母と従姉妹夫婦とその子どもが乗ってて「わー！誰かと思ったらあなたたちか！！爆」
てなった、、ていう。ははは

あーあ。ひどい。ひどすぎる。なんか色々先が思いやられますわ。。


。。。

こうしてどうにかこうにか時間内にたどり着けた会場は、想像以上に隠れ家的、、

というか知らなかったら絶対たどり着けない住宅街の中、
ちょ、完全に後ろは山！！てかここ、、どこ！！

田舎のばあちゃんちじゃないですよ！！レストランウェディング会場です。えー！

カキがなっていました。。


旧家を改造した母屋がレストランになっているのですが、
挙式場は新たに建てられておりましたね。


わーわーなんだここーー、てやってたらわたし、ストッキング替えるタイミングを逃し、てかめんどくさくなり、
仕方ないから最終手段、先っぽ足の下に折りこむ作戦でいくことにしました。（結局！）

まずは挙式会場の中で両家の親族紹介が行われたのですがね・・

ここでも衝撃事態が。

いや、なんか始まった瞬間父まさはるの様子に、
・・・あれ、これやばいんじゃね、と嫌な予感はしたんですけどね。。

なんと父まさはる、

緊張のために、次から次へと親族の名前を言い間違えるハプニング！

あ、ありえね～～～～～～！！

もちろんいつもは普通にわかってる名前ばかりなのに、
最初につかえて間違ったときに「ちがうよ！！」てみんなから突っ込まれ、もう真っ白になっちゃったんでしょうね。。

従姉妹の「えり」ちゃんを「りえ」と言ったり、
母の兄二人の名前をテレコで紹介したり、もうめちゃくちゃ・・・

ひーーーーー

まあその場は笑いに包まれましたけどね。母は呆れ顔。
でもこういう大事な場面での緊張とズッコケぶり、いやがおうにも同じ血を実感させられる、ていう。。

母によると前日全員の名前を書き出してたらしいですよ。な、なのにこの様って！！

わたしのときはここまでひどくなかったんですけどね。2回目だからってちょっと気抜いてたんですかね。あはは。あははは～

はーあ。相変わらずのズンドコファミリー。


このあと挙式場に他のゲストも入ってきて、いよいよ式の始まりです。

レストラン自体は和風の会場だけど教会のようなセットがあって
人前式ができるのですねー。

ちょ。新郎、最初からめっちゃ笑顔なんですど！
なんかうちの妹で申し訳ないくらいいいこなんですわ。。

そして母と妹登場～


ベールを被せて


父と歩きますよ～。
　
わたしは神前式だったのでね。やっとバージンロードを歩けて父も感無量かと。
この時はさすがのわたしもうるっときちゃいましたねえ。
ここでラピュタの音楽使ってた、てのがいかにも妹らしい、ていう。（妹夫婦はジブリ夫婦・・）

そして二人揃ったところで、誓い合いまして～。
　

続いて指輪交換ですが、この演出も変わってましたわ。

なんと新郎・新婦それぞれのゲストたちの間を一本のリボンで通して、
端っこから指輪を渡して行き、最終的に二人に渡る、っていう！
　


会場全体で二人の指輪交換のお手伝い。なかなかおもしろいですね～。
この挙式場、ふつうの教会みたいにみんな前を向いてるんじゃなくて
中央を向く形で横に長く椅子がある、ってのもポイントかも！


おっきたきた～～！
　　　新婦に新郎の指輪が渡りました！

こうして会場全員でまわしてきた指輪を、最後に新郎新婦がそれぞれの指にはめる、と。

　
ハイ、おめでとうございま～～す！

そして誓いのキスタイム・・。
　
なんか家族のこういうのって変なかんじですね。ははは

で、それぞれの親友に証人のサイン書いてもらって終了です。


終始和やかで笑顔の絶えない式でしたね。よかったよかった。
　
普段全然似てない、と思ってた妹ですが、このニョッキリ歯ぐき笑顔を見て「やっぱ姉妹だよな・・。」と思わぬところで妙に実感させられたわたしです。。

式終了後、外に出たら民家（まあレストランなんですけど）の屋根にカメラマンがいてぎょっとしました。
あ、危なくないのか！

ここから集合写真を撮ってましたよ～。確かにこれなら全部入るだろうな。


家族だけでも撮りました。
・・てほんとバックが完全に民家、、笑


さて、中に入って披露宴ですよー。しっかりストッキングの親指部分は伸ばして折り込みました。全然大丈夫だった！あはは！
　

こんな感じで畳に机と椅子なんですよ。変わってる・・
　

従姉妹の息子のえいき（彼も親族紹介で名前間違われたひとり）もパチパチ。


お花かわいかったなー。


開始と共にカーテンが開いて、大きな窓からお庭が見えてかなり開放的に。


普段はレストランなだけあってお料理も美味しい。
　


ブーケトス、そういえばやらなかったなー、と思ってたら直接友人を指定して渡してましたね。

ブーケは妹の友人へ。


もう一人の新郎側の男性はどうするんだ、、と思ってたら、

・・！！
ぶ、ブロッコリーかよ！！（マヨネーズかけてます）

かじりついてガッツポーズしてましたわ。ははは


そしてお色直しの退場は母と一緒に。
　
このときのＢＧＭがまたあまちゃんで、やっぱ結婚式にあまちゃんて、みんな色々使ってんだなー！て思いました
親子三世代の話でしたしね～！確かに盛り上がるし。



一人になった新郎の隣にいつの間にか従姉妹の旦那（弁護士）がワイン片手に座り込んで
話かけてたのが笑えました。（もちろん初対面）


気づいたらぷりおも一応ビール注ぎにいってましたけどね。
でかいんだよな、この二人。。
仲間ができてよかったね、ぷりお。。

新郎の退場は佐賀のおばあちゃんと。
これがかわいかったー！
　
　絶対にいい孫でしょこのこ。。


そしてお色直しは、色打ち掛け！！！
　カーッ　高いでしょこれ！！いいな・・。わたしは黒引きで大人しくやったってのにさ・・（ブツブツ）

はい、ケーキカットでーす。
　


そしてなかなかの衝撃だった新郎側の友人の出し物。

なんかおもむろにハッピきた人たちがたくさん入ってきたと思ったら、、


さ、サブちゃん！？！


サブちゃんの歌う「祭」に舞い踊るハッピたち、、！


さらに、、エッ　し、獅子舞～～～～！！！（手作り感満載）
　

最後は神輿状態のサブちゃんで締め！！
ヤー！！

いやあ、盛り上がりましたよコレ。。ウケたウケた～～。
よくここまで準備したなーーー。あの獅子舞どうやってここまで運んだんだ？バス？自家用車？笑
ほんといい友だちのいる旦那さんですよね～～。最高でしたわ！はははは


一息ついたら最後は両親への花束タイム。


妹の手紙で、わたしも思わず泣かされましたね。。
あのぐうたらで寝てばっかりいて実家の汚部屋で生きてたあの妹が結婚、、？！？涙


両親も寂しさ半分、ホッとしたことでしょう。
　

まさはるのこの笑顔、でましたー！

最初から最後まで笑顔だらけのとてもよい式と披露宴でした！妹、グッジョブ！！

人がいなくなってからの会場。
逆側も全面窓。明るさがありますね。


なんか結局、姉妹で似たような雰囲気の場所を選ぶんだなあ、、としみじみ。
ほんと、家に招かれたような会場でした。

でもどうやらここ、もう来年以降、結婚式はやらないんだとか。
今後はレストランに専念するらしいですよ。レストランもかなり人気で週末はなかなか予約取れないそうで。

たしかに土日にこうやって結婚式に1日潰されちゃうと、うまくまわらないんですかねえ。
あんな式場まで作っちゃったのにねえ。。

まあ接客サービスも一部「？」なとこあったし、妹のプランナー3回変わった（！！）らしいんで、けっこう内部はゴタゴタしてるのかもしれませんねえ。。ふふ。。


とそんな余計なことを考えつつも、終了後、まわりの山を散策。
　
　
・・・。とても結婚式をする場所とは思えない。きのこ、生えてました。

戻ってきたら縁側でアルバムのための撮影してたので、
わたしも石の上に立って調子に乗ってバシャバシャ撮ってた、、



ら、



何かの拍子にバランス崩してその場で石から落ちて

スッテーーーン！！！！

と土の上に転ぶというハプニング。


まわりのゲストたち、ざわっ　となってましたけどね。

ひとりで「だいじょうぶだいじょうぶ、、、、」と呪文のように唱えながら起き上がりましたわ。（ぷりお、他人のふり）

靴とストッキングが土で汚れましたがほかはそんなに、、、。


ただしはた、と気づいたら、もらったプチギフトのクッキーが

ボロボロ！！！


まあ。そんな、結婚式でありました。







最後にオマケの一枚。


私服に着替えた父まさはると、祭。
ジャーン
あーもうなんなの。ウケるわこの笑顔。


ちなみに。。

その日の友人出席者たちの間では、行きのバスに乗り遅れて止めてまで走って乗ってきたひとたちが、
え、まさかの新婦の姉夫婦！！

と会場で気づかれて、かなり話題になってたらしいです。。。


はははははは


別にいいさ。笑え！思う存分笑うがいいさ！！！


本当にめでたい一日でありました。と　さ。