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写真機のおもちゃ箱

マニュアルフォーカスのカメラ・レンズを紹介しています。
概ね、研究用・ジャンク品で購入したものばかりです。

RICOH HI-COLOR 35S

2008-12-03 | レンジファインダー

20台目の紹介は、RICOH HI-COLOR 35Sです。
結婚して最初に買ったコンパクトカメラです。自分は一眼レフを使っていましたが、家内が使いやすいカメラが欲しいと言うことで、12月のボーナスが出てから新品で購入しました。当時は、AFのコンパクト機ままだ出ておらず、距離だけあわせてシャッターを押せば写真が取れる、フィルムは自動的に巻き上がる(ゼンマイ巻上げ)ということで、選んだと思いました。確か、専用のストロボもついていたと記憶しています。
購入から10年近く使っていたと思います。その後はCanon Autoboy2に役目を引き継いでいます。
このカメラは、2002年2月に銀座松屋で行われた世界の中古カメラ市で見つけて懐かしく思い買い求めたものです。サタディーサービス品としてジャンク値段でした。


(専用ストロボを付けて)

シャッター優先EEおよびマニュアル操作可能な距離目測式のカメラです。HI-COLOR 35にセルフタイマーがついて「S」になっています。
RICOH AUTO HALFを35㎜判にしたのが、RICOH AUTO SHOTでセレン電池を使用したEEカメラでした。HI-COLOR35ではAE機能を一新させCbSメーターを採用しています。
1970年10月の発売で、価格は18800円、黒は19800でした。

RICOH AUTO HALFからのゼンマイ巻き上げになっています。フィルムを入れないとシャッターがチャージされません。

レンズは、COLOR RIKENON 35㎜f2.8です。
レンズ回り左側に数字が見えますが、これはシャッタースピードです。

専用のRICOH HI-STROBOです。単三電池2本を使用します。最初のカメラと一緒に購入したと思いますが、確証はありません。今でも使用できます。

全面皮張り部分は、アルマイトのプレートを貼る形式となっています。そのため、プレートの意匠を自由に作ることができました。イベント用に数多くのプレートが作られたそうです。
ゼンマイ巻上げのRICOH AUTO HALFの系統は、裏蓋の内側にモルトが貼られていますが、これが劣化しているものが多く、このカメラもモルトを貼り替えています。


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