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写真機のおもちゃ箱

マニュアルフォーカスのカメラ・レンズを紹介しています。
概ね、研究用・ジャンク品で購入したものばかりです。

ZEISS IKON S310

2009-08-23 | レンジファインダー

34台目の紹介は、ZEISS IKON S310です。
このカメラのことはあまりよく分かっていません。Webで調べていますが、ほとんどが海外のサイトのものが多いです。正式名称?は、ZEISS IKON CONTESSA S310と言うらしいです。ZEISS IKONが最後に製造したカメラでS312と同時に発売になったようです。
1971年ないし1970年としているサイトが見うけられますが、ここでは1971年の発売としておきます。CONTESSA系は距離計が連動しているものが多いのですが、S310は連動していません。(S312は距離計連動ですが、)絞り優先AEです。
レンズは、Carl Zeiss Tessar 40㎜f2.8でシャッターの最速は1/500となっています。

裏蓋は、全体が外れるタイプです。電池ボックスは底蓋の部分にネジ込式になっています。

裏蓋には、ZEISS IKONの刻印があります。

セルフタイマーが底蓋にセットされています。レンズ下に小さな赤いしるしがありますがそれを手前に引くとセットされて、レンズ銅鏡横にある小さな小窓に赤いしるしが出ます。

軍艦部にフイルムカウンターの電池のチェックランプがあります。赤いポッチを押すと電池チェックランプが灯ります。それと、セルフタイマーが作動すると電池チェックランプが点灯します。

フィルムを入れないで巻き上げをしますと、巻き上げレバーがもどりません。この個体はシャッターを切ると戻りました(これが正解かわかりまっせんが)。フィルムを入れるとちゃんと戻ります。

ジャンクコーナーに置かれていました。使い方がよくわからないのと、巻き上げレバーが戻らない、電池が4個使われるなど、他にいた方が見ては棚に戻すといった状況でした。ファインダーのガラスにひびが入っていましたが、どうにかなるのではと思い購入してしまいました。ZEISS IKONにひかれたこともあります。
最後に余談ですが、S312はZIESS IKONがカメラから撤退したあと、ローライで外装を変更され、フォクトレンダーVF101という名称で販売され続けたそうです。


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