Apu Medicina

アプは山という意味。高い山々は叡智を保持しているとインカのシャーマン達は云います。

第八チャクラでは「創造主」と一体になります

2021-06-14 10:47:32 | チャクラについて


ヨガの世界では、一般的に第七チャクラまで紹介されていますが、インカのシャーマン達は第九チャクラまであると言います。

第八チャクラは頭の数センチ上にあり、覚醒すると光輝くエナジー・フィールドの中で太陽のように輝きます。

目覚めた人が第八チャクラに意識をシフトすると先祖の記憶にアクセスすることが出来ます。直接自分で体験していない記憶を呼び起こすことが出来ます。

例えば、突然バッファローのいる牧草地で焚き火を囲んで座っている様子を思い出したり、雪のある高地にある石の神殿で祈っている姿を思い出したりします。自分より前に生きたシャーマン達の教え全てを受け取ることが出来ます。彼等の声が自分の声となり、古代の先達らが自分の中に生き続けます。このセンターは、人類の集合意識から成り立つアーキタイプ・ドメイン、イメージや記憶の原型に繋がっています。

第八チャクラの中の情報領域は、身体を創造する為のテンプレートの役割を持っています。このチャクラは、椅子(身体)を組み立てる大工のようなもので、後でその椅子は暖炉で燃やします。大工は、また新しい木材で椅子を作れば良いことを知っているので、椅子を燃やしてしまうことについて悲しいとは思いません。

第八チャクラは、身体の死に影響されません。このチャクラに病の刻印が残されていると、デザインの欠陥と同じく、次の椅子にも同じように欠陥が生じ、それは代々続いて行きます。

第七チャクラでは、創造された全ての生き物達と深い一体感を感じますが、第八チャクラでは「創造主」と一体になります。

「創造主」とは、言葉では表現出来ない存在で、私達の感覚で一つのイメージの中に納める事は不可能です。「創造主」との遭遇は、通常その人の文化に準じたシナリオとなります。キリスト教文化に馴染み深い人は、天使や聖人、キリストが融合したような体験となります。仏教に馴染み深い人は、仏陀が登場し、インカのシャーマン達にとっては太陽との融合となります。自分にとって見覚えのある聖なる存在のアーキタイプ(原型)の顔が「創造主」となり、それと融合する体験をします。これらの神のイメージは、私達の祖先が何万年も前から彫刻やエッチング、壁画、絵画として残して来たものです。

このチャクラの負の表われは、コスミック・ホラー(宇宙的な恐怖)です。物質界と霊界の間に挟まり抜け出せなくなる事です。生きてもいないし死んでもいない状態のまま、悪夢のような領域にはまり、そこから目覚める事が出来ない状態です。霊的な次元では、ここは煉獄と呼ばれる場所で、仏教ではバルドと呼ばれます。生まれ変わる事ができなく地球上の場所あるいは人に取り憑く存在は、この領域に閉じ込められてしまっているのです。このチャクラが突然、不調和なまま覚醒してしまった人もこの領域に挟まってしまいます。そのような人の多くは精神病院に入っているか、家で一人苦しんでいる事でしょう。それ以外にも偽のカルト集団に入ってしまっている人もいます。

第八チャクラの特徴は不可視性です。このセンターでは「傍観者」(仏教では目撃者という)がいることに気づきます。私達のスピリチュアルな道の最初から存在する自己の部分です。今や思考や感情から解き放されたこの自己は、全てのドラマに介入することなくただ傍観しています。人生が織り成す物語を目の前で目撃しながら、それはただのストーリーに過ぎないと理解しています。

自分のことを全て知っていると思い込んでいる自分は本当の自分ではないのです。「傍観者」は、見えるもの、触れるものが全て真実ではないことを知っています。「傍観者」は、顕現ではなく神秘を重んじます。「傍観者」は全てを知覚できますが、傍観者自体は感知できる物体ではないので、その存在を知覚することは出来ません。「傍観者」を目撃することは出来ないので不可視なのです。

ある時、私はアマゾンのメディスン・ウーマンと彼女の夫と一緒に河岸を歩いていて、少し開けた場所に来ました。彼らは私に「アルベルト、私達の少し前を歩いて行きなさい。何が起きるか感じて」と言いました。

私は最初の一歩を踏み出し、熱帯雨林の中へ入って行きました。森は色々な歌声で満ちていました。オウム達が鳴き、サル達が声をかけ合い、他の鳥達もみんな歌を歌っていました。三歩歩いた頃に全ての音が消え、静けさが広がりました。私の数歩後ろを歩いていたメディスン・ウーマンが近づいて来てこう言いました。「皆、お前が(エデンの)園から追い出された者だということを知っているんだ。だから歌が消えたのさ。楽園から追放されたことを皆知っているんだ。お前は、神と話がもう出来なくなくなってしまっている」

こんなことは有り得ないと私は思いました。先ほど通って来た道の途中で二人のシピボ族の女性がボア蛇を焼いていました。その女性達は蛇の脂肪を空き缶の中に貯めているのを知っていたので、私はそこまで戻りそれを少しもらえないかと聞きました。動物達は私が今朝使ったデオドラントや歯磨き粉の匂いを嗅ぎつけたに違いないと思い、洋服を脱いでその蛇の油を体中に塗りまくりました。これで蛇が森を這っていると思わせることが出来れば大丈夫だと思いました。そのまま又ジャングルに入り、最初の一歩はアマゾンの音楽が熱帯雨林に鳴り響いていました。三歩目に又完全にし〜んと鎮まりかえってしまいました。

それから何年も経ち、ようやく私は不視可の修行を習得し、ジャングルの中を歩いても園の一部であると認識されるようになりました。大自然と対話が出来る存在になりました。不視可は「私」という投影を取り去り、静寂の修練により得ることができます。

やがて「傍観者」は、その源でなる「スピリット」あるいは第九チャクラを解き明していきます。


"Shaman Healer Sage"より抜粋

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チャクラを日々浄化し活性化していく事で、貴方の光り輝く素質を目覚ませる事ができます。

浄化と活性法は、こちらのページ↓
https://blog.goo.ne.jp/apu-medicina/e/b336b0bb70cd4eee4f3cca00c3d4c976

各チャクラについて
 

第八チャクラの色は実際には金色だとインカでは教えています。



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