
2021年12月中にオープンを予定し工事が始まるのですが、金のない川上からは何かと連絡がありました。
やれ契約金、やれ看板代や仕入代と、都度、一時的に貸してほしい!と言ってくるのです。
評判がいいはずのたこ焼き金太郎の売上げがあるのでは?とも思ったのですが、何かと事情があるのだろう…と、ほぼ言われるがままに貸していました。
オープンに向けて、たこ焼き金太郎の営業に加え共同経営者の方や社長との打ち合わせ、工事業者との打ち合わせや確認、更にはスタッフの収集から教育などなど…寝るのは1日に3時間ほどと聞いてました。
つじつまが合わない事も多々ありましたが、ガンバってるであろう川上にあえて言わなかったのです。
この時すでに、日本の知り合いに焼肉店を語り、それを信用の道具に投資させたり借金したり、またチェンマイ在住の日本人からも借金してたとは知る由もありませんでした。
川上はいつも私に、他に借金はないから。と言ってましたが真っ赤っかな嘘でしたね。
某有名焼肉店の社長と話す機会があり聞いたのですが、当初の話しと実際とは全然違ったみたいです。
川上はその場その場で自分の都合のいいように嘘とおべんちゃらを並べ、物事を動かせば金が動き、いかにそれをパクるか!を考えていたように思います。
焼肉店は予定通り12月の後半にオープンし連日大盛況と聞きました。そんな状況の写真や動画もよく送ってきてました。
借金を返すのは当然で、今までの恩返しで来年には給料出すからね!と川上は、よく上手を言ってましたが、私はもちろんそのつもりもなく川上が良くなって貸した金が返ってくれば!と思っていたのです。
時系列や内容に多少の前後はあると思いますが、川上にやられた方は私と同じような気持ちだったのでは?と思います。
いずれにしても、この時期はたこ焼き金太郎と焼肉店という2本立てで、寝る間も惜しんでガンバってるはずの川上を疑う事なく心から応援していた事に間違いはない私でした。
第12章に続く
この物語は当時川上の報告によるものです。



大盛況という焼肉店


振り込んだ明細の一部
2021年12月から2022年3月のストーリー
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