オーナーの独り言

思った事を思った時に書いています。

独り言2010年

2010年12月14日 | 日記
2010/12/14 P.F.ドラッカー
ラジオで「マネジメントの父」とも呼ばれる経営学の第一人者「P.F.ドラッカー」の話を聞き、少し調べてみた。ドラッカーに影響を受け発展している企業もたくさんあるらしいく、いくつか名言録を読んでみた。難しいが面白い。その中の一つに、効率のよい企業が必ず身につけている思考習慣の一つとして、「過去からの素早い脱却」を説く。どんな製品も「この製品も時々刻々流行後れ、時代後れになっている。したがって、どのくらい迅速に製造をやめて別な製品の開発に取り組めるか」と。美容師にとって技術は汗と時間をかけて身につけたもの、しかし、それに執着していればどんどん古いものに変わってしまうということだろう。

2010/9/8 学び
昨日のテレビで北野武、ノーベル化学賞の鈴木章、池上彰が「学び」をテーマに座談会をやっていた。揃って、学びは必要、学びは真似ること、学びにお金は必要でない、学び=楽しい、学びにはクリエイトが必要と言う。美容師の仕事は全くそうの通りだと思う。また、鈴木章先生の「セレンディピティ(serendipity)」というワードにわくわくする思いになった。

2010/9/8 「永遠の0」
百田尚樹の「永遠の0」の中に零戦の乗る新米パイロットが敵を深追いして逆に敵に狙われる所を小隊長に助けられた場面がある、その小隊長の言葉「たとえ敵機を打ち漏らしても、生き残る事が出来れば、また敵機を撃墜する機会はあるが、一度でも墜されれば、それでおしましだ」。一機でも多く敵を撃ち落とす事しか考えていない兵士には目から鱗だったようだ。美容師の比喩にはおこがましいが、若い美容師も早く技術者になることでなく長く美容師を続ける事だ大事だ。その為には良い技術を身につけ、少しでも長く多くの人に喜んで頂きたいものだ。

2010/8/31 「カシオペアの丘で」
重松清の「カシオペアの丘で」を読んで久しぶりに涙した。40歳でがんという病気を通して愛とは、人生とは、幸福とは、友情とはを問いかける。本当に許す事、許される事が出来て本当の愛と幸福感があるのだろう。

2010/6/30 ワールドカップ2
甲子園球児の様なそんなシーンだった。久しぶりに感動をもらった。観ていた人達が一緒に戦っているというのはこういう事なんだろう。

2010/6/28 オルセー美術館展
新国立美術館には久しぶりに、オルセー美術館「ポスト印象派」を観に行った。(ここが火曜休館日なのが痛い)何か穏やかで力強さを感じる光(太陽)の表現。光には陰がつきものだが、時代背景(世界大戦前の平和な時)の影響なのかセレクトのせいか、元気な気持ちにさせてもらった。

2010/6/15 ワールドカップ
国が一つになるには、戦いなんだろうとつくづく感じる。アメリカが常に敵を作る事で求心力を作って来たが、一番簡単なまとめ方なのかも知れない。しかし、今の仕事での求心力は敵ではなく、夢。

2010/5/24 30年
今日ラジオを聞いていたらこんな言葉が耳に入ってきた。中国のことわざでどんな事でも続ければ、「10年偉大なり、20年恐るべし、30年歴史なり」だそうだ。applejackも30年経つが、人が思うのでなく自分に対しての言葉なのかも知れない。30年目からが歴史なら、これからの歴史作りが楽しみになってきた。

2010/4/1 高校野球
母校が春の大会で決勝に進出するのは自分が中学生の時だと思う。その中学の時の先輩が活躍していて、憧れてその高校に行ったのを思い出す。今の美容学校の卒業生がカリスマ美容師に憧れ青山や原宿に行きたがるのも同じなのかも。

2010/3/19 卒業式シーズン
3月は初めから終わりまでほぼ毎日卒業式のヘアの予約が入っている。ほとんどが早朝の時間外だが、それは自分の勉強の時間でもある。

2010/3/8 本
かばんにはいつも単行本が入っている。電車の中やcoffee shopで携帯を見ている人が多くなったが、自分はやっぱり単行本がいい。簡単にできる気分転換だ。

2010/2/15 ブログの拍手
スタッフブログを始めてから思う事。拍手の数は忘れがちな自分たちのアイデンティティー(Identity)や目標を感じる事ができ、結構いいかも知れない。

2010.1.28  病院
母の退院の日。リュウマチを持っている母に薬の副作用からか肝臓が悪くなり2ヶ月程入院していた。この間、母は随分小さくなり、随分歳を取った。まるで浦島太郎の玉手箱を開けてしまったみたいだ。人間は悪くなる時は本当に早い。父が亡くなる時にも思った。全ての人が玉手箱を開けずにと願う。

2010.1.28  上海旅行
今年の社員旅行で上海に。感想、人の豊かさを感じさせない所だった。なんでもお金で価値を決めている感じだ。持っているか持っていないか、稼げるか稼げないか、お金があれば偉くてない人は駄目な人という価値観は、日本のバブル時期と同じだったかも知れない。あれから20年経った。
 
2010.1.11  成人式
毎年思う事だが、その年毎にアップヘアのスタイルに流行があるなあと思う。カールや三つ編み、大きな花、付けまつ毛ばっちりの可愛くドールな20歳。成人になりたがらない人(子)達に見えた。

2010.1.6  目標
毎年の事だが今年の目標を作った。デフレ宣言した昨年だが今年もしばらくは続くだろうから苦しいと思う。しかし、自分たちはクリエイターという自負を持って良いものを作っていくその精神だけは変えてはいけないと思う。