例えば、心が苦しくなったりするのは、人のせいというよりも自分自身が自分に対して無意識のうちにキツイ言葉を発していたりするために起こるのかもしれません。
これは育った環境での大人たち(主に親と言えると思いますが)の対応や、心の内を感じ取って、自分の心にも同じようなシステムを取り入れた結果なのかもしれませんね。
子供の言い分に注意深く耳を傾けて、よく理解してから判断する理想的な親であれば問題ないですが、そうじゃないと苦しみを背負うことになります。
親もその親からそのシステムを受け継いで……と、そのことを追及しても際限のない不毛な思索に陥るだけなので、ここで書きたいのは、自分との関係を新しく構築することについてです。
大切な人を扱うように自分を扱ってはどうかしら!? ということなのです。
「大切な人」であれば、その人が何を考えているか、どう感じているか気になりますよね!
どんなモノが好きかとか……etc.
そうすると、あれっ!?私ってこういうモノが好きだったのか!と驚くことも出てくると思います。
自分のことを知っているようで知らなかったのだと感じると思います。
そして、自分を「大切な人」として扱うのであれば、かける言葉も優しいものとなるでしょうね!
自分との関係を良いものにするというのは、とても重要なことだと思います。
それは、人との関係を築く上で基盤になると考えられるから。
ところで自分を大切な人として扱うというのは、別の言い方をすれば、自分を愛するということだと思うのですが、以前は自分を愛する手っ取り早い方法はご褒美をあげたりすれば良いのかなと、やや物質よりの考えしか浮かびませんでした。
でも、それってすごく大ざっぱ。物さえ与えておけばいいだろう的な感じです。
本当は、自分はどう感じているかなど、しっかりと心の内を理解することが必要なのだと気がつきました。
だから、自分と対話してみるのがいいのではと思ったのです。
自分のことを決めつけず、心の声を聴いてみるのです。
自分というのは、今まで自分が思っていた(あるいは、思わされていた)ような人間なのだろうか?って。
『心屋仁之助の今ある「悩み」をズバリ解決します!』という本のなかにこんな一文があります。
自分の「セルフイメージ」を変えると、人生の流れが変わる
著者は「自分は大したことのない、そこそこの人間」みたいな思いを持っていたのだけど、それって本当か?と疑い始めたときから現実が変わっていったそうです。(もちろん良い意味で)
私たちも無意識のうちに自分は○○な人間だと思っているのかもしれません。
それが良い意味を持つものならいいのですが、自分の実力を打ち砕くものだったなら最悪です。
人生の初期に周りの大人から勝手に植えつけられたそんな評価は返上して、本当の自分を見つけたいものです。
自分を大切に思い、その声を注意深く聴くようにして。
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