運命って決まっているの？

こんなことを考えてしまうのは、実は私に起こったデジャヴ（既視感）という体験からです。

私の場合、主に夢で見た光景が現実に現れるという感じでそれは起こります。

特徴的な光景を見て、『あっ！これ前に夢で見た！』と驚くのです。


学生のときのこと、クリスマスのパーティー会場へ続く長い階段を見て、思わず友だちに「これ夢で見たことがある！」と口走ってしまったことがありました。

またあるときは、ポストカード大の絵画の写真を見て、そこに描かれていた風景（中央に描かれた道のずっと先に建物があるというもの）に既視感を覚えました。

他にも母に付き添って行った治療場所の近くのお店で。内部が特徴的なつくりで、何？これ見たことある！と、ゾワ～ッとしました。



もしかして私たちは、生まれてくる前、この人生の大まかなストーリーを見せられるのでしょうか？　まるでDVDに収められた物語を眺めるように。

もしそうなら、この人生に起きる出来事はもうすでに決まっているのかしら？

そう聞くと、やる気をなくす人もでるでしょうね？　でもそれも決まっている？


逆にこう考える人もいるかもしれません。

決まっているのだったら『気楽にやろう！』

もちろん自分で最善を尽くす努力はするけど、後は神にお任せするという感じでやろうと。

私は色々考えましたが、もし決まっているのなら、↑こちらの案を取ろうと思いました。

すると急に気分が楽になりました。人生を俯瞰できる感じになって。

上手くいかないことがあっても、『あっ、そう！それは上手くいかないようになっているのね！　じゃあ別の方法を考えましょ！』とあっさり切り替えることができるようになります。

そして物事に対してクダクダ考えることもなくなります。

すべてのことにこの考え方が採用できるかどうかは分かりませんが、少なくとも日常的な物事には当てはまると思いました。


今日もそんな感じで従来だったら採らない選択ができました。

そうしたら、あっけなく悩みが解決方向へ動きました。


果たして運命は決まっているのか、そうでないのか、真実はわかりません。

ただ、決まっているかもしれないと思ってとる行動は、狭苦しい従来の自分の考えを超えるものになりそうです。