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横断歩道を渡りきったとき、目の不自由な女性が明るい感じで「青ですか?」と尋ねているところに出くわしました。
とっさに私は「青ですよ!」と答えました。
それで彼女は横断歩道を渡って行ったのですが、ふと気になって信号を見ると、もう少しで変わりそうでした。
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私は踵(キビス)を返すと彼女のもとへ行き、背中にそっと手をおいて「大丈夫ですよ!」と声をかけて一緒に渡りました。
渡り終えるとその方は笑顔でお礼を言ってくれたのですが、最初の出会いも、お礼を言うときも明るい感じで、こちらまで爽やかな気分になりました。
普通、私たちは、ちょっと困難なことを前にすると暗い顔をして人を寄せ付けないオーラを放ってしまいがちです。
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けれど、それでは助けになろうと思っている人もはねつけてしまうことになるのかもしれません。
彼女のように、困難な状況を前にしても明るくあることが大切なのでしょうね。
私は彼女をサポートしたつもりになっていたけれど、逆に教えられた気がしました。
困難なことを前に笑顔だなんて、難しいことかもしれません。
ですが、ある種突き抜けてしまえばできるかもしれないな~と考えています。
だって、しかめっ面
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