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どこにいるのかなと、あたりを見渡しましたが…姿は見当たりません。
どうやら、目の前の植え込みの中で鳴いているようなのですが……。
もう夕暮れで薄暗いし、見つけるのはやめて立ち去ろうとしました。
すると、また「ニャー
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そこで、目を凝らして植え込みの中を覗くと、猫のシルエットが見えました。
手を伸ばして、その頭を撫でようとすると、引っ掻くしぐさをします。
引っ掻かれては大変! 撫でるのはやめて立ち去ることにしました。
それにしても猫ちゃん、何で君は私を呼び止めたの?
かまってもらいたかったんじゃないの? 別にいいけど。
もしかすると、猫ちゃんは私のオーラが見えたのかもしれない。
動物好きなオーラ(オーラにはそんな情報も出るらしい)が。
だから、声をかけてみたくなったのかもね。
でも、やっぱり、よく知らない人間はちょっぴり怖かったのかな。
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猫といえば、以前、飼っていた猫(寿命で天国へ行ってしまいました)は、
ときどき、何もない空中をジッと見ていることがありました。
何かみえるの?と、私も猫と同じ視点から見てみるのですが、
もちろん、そこには何も見えません。
猫は霊が見えると言われています。やっぱり、あれは霊を見ていたのかしら?
仮に霊を見ていたとしても、そんなに悪い霊ではなさそう。
猫はジッと見ているだけで、敵意をむき出しにしていた様子はなかったから。
猫って不思議。
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もしかすると、人間のわからない所で、守ってくれていたのかもしれません。
ありがとうニャ~~。
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