2046を観てきました

これはトニー・レオンの官能映画？？

先週に続いて、今週はキムタクも出演してカンヌ出品作品の
２０４６を観てきました。製作に５年かかったことやアジアの
ビックスター達が競演していることなど、話題豊富な作品で
予告編も「２０４６にむけてミステリアストレインが動きだし
アンドロイドが恋をする」という謎を含んだ状態だったので
かなり楽しみにしてました。

観終わっての感想は、、、ミステリアスなまま終わった（笑）
映像美と音楽のマッチしていて、PVのような感じで観れる映画なんですが
ストーリー展開が、いまいちで謎が謎のまま終わった感じです。
ウォン・カーウェイ監督らしい感じのタッチの映像は良かったです。

ストーリーは、なんなんでしょうか。。。
主人公で作家のチャウ（トニー・レオン）の官能な毎日という感じで
チャン・ツィイーとのアツいベッドシーンの連続で、なんというか
ほんとこれ１５歳未満も観ていいのでしょうか（笑）あと冒頭のキムタクの
シーンは必要なんでしょうか。それにこれ宣伝文句、間違ってません？
「アンドロイドが恋をする」でなくて「アンドロイドに恋をする」では？？
近未来ラブストーリーって。。。近未来のシーンより１９６０年代の
トニーレオンにばっかりラブシーンが多いのはなぜ？
同じ”愛”を題材にした「LOVERS」の方がストーリーとして、何を
言いたいのか、しっかりした構造をもっていたように感じるのですが
この作品では”愛”＝やっちゃうことみたいで、あまりに短絡的では？？

これで１０分以上のスタンディング・オベーションが起きたって
どこを観るとそんなに感動できるような要素があるのだろう。。。
２００％の褒め言葉で言うとしてもかなり前衛的な作品で多くの映画館で
やるより、単館系でスマッシュヒットを狙った感じと思いました。

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