Various topics BLOG

明確なポリシーを持たずに更新していくblogです。まぁほとんど映画鑑賞blog、コメント、トラックバック歓迎です。

誰も知らないを見てきました

2004年08月25日 | 映画館での映画
「誰も知らない」を見てきました。また映画館で寝てしまいました(汗)

タランティーノが絶賛し、カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を取り
興行収入10億を稼ぐ若手男優という柳楽優弥くんを見にいったのですが、
作品を見た感想は、めずらしく、なにもない。いい意味でも悪い意味でも
何も言うことがない。寝ていたからか?いや、2時間20分のうち寝ていた
のは序盤20分くらいなもんです。序中盤、お母さんが帰ってこなくなった
あたりからは、全部見てます。話が単調で、いや個々には逆に刺激的な
くらい印象的に撮っているので、そのシーンの真意を計りかねている。
たとえば手、たとえば押し入れ、たとえばアポロチョコ、たとえばカップ
ヌードル空き容器の鉢植え、そんなシーンが多く、その映像の意図していること
見ている僕に伝えたいことがよくわからない。見ればわかるという簡単な
映画を見続けているせいだろうか、この映画は何も言うこと(言えること)が
ない絵画に例えると写実主義でない、印象派の作品を見た時みたいな感じ。
どう?って言われてもよくわからん。見たいと思っていた主役の彼の演技も
最初は、そんな絶賛するほどかぁ。。。と思ったが、母親がいなくなって、
帰ってこないことを確信したあとからは、さすがだなと思いましたが。
前評判で”すごい”「すごい」と聞いていったからなのかもしれません。
出てくる登場人物と彼ら兄弟の接点もよくわからない。今日は頭があまり
働かないのかもしれません。他の人の感想を見てまわることにします。

次のブログにも感想がのっています。
日々の、あれこれ
赤パン帳 (ΘェΘ)
ば○こう○ちの納得いかないコーナー
AV( AKIRA?'s VOICE )
Sometimes, I catch a flash of spark of life.
VIVA!ちどりあし
onoxの独り言
ジョゼと虎とタケルたち
ネタバレ映画館
30歳独身男Kazuakiの映画日記
切腹!
MillionTimes blog
AML Amazon Link
キネマ宅配便!!
maeblog
MillionTIMES-ブログ
distan日誌
halblog

最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (赤パン)
2004-08-26 11:43:02
はじめまして。

この作品についてあまり言うことがないと思うのは、これがあまりにも静かで、ストーリーを作り上げるというよりは日々を映し出すということに重点をおいたからじゃないでしょうか。

柳楽君も、演技がどうこうじゃなくてその存在感がすごいのだし。

マスコミが柳楽君騒ぎしなかったら、是枝作品なんか見ない人たちも見たので、とりあえずはいい結果かも?
Nobody knows (giants-55)
2004-08-29 20:59:15
書き込み有難うございました。



「誰も知らない」の余韻は未だ残っています。全く救いのない映画と書いたのですが、他に書き込み下さった方から、「強いて言えば、コンビニの店員さんの行為(廃棄予定のお弁当を、分けてくれた)が唯一の救いかも」とあり、確かにそれはそうかもと思った次第です(^o^;;;。 書かれておられる様に、子供達の笑顔がこれ程までに辛さを感じさせる映画はなかったかも。



現実には、こういう事件が多く起きてるんでしょうね。そういう事実から目を逸らさないで、正すべきは正すという人間になりたいですね。



これからも宜しく御願い致します。
きつい、むりがある (正統)
2004-10-07 04:07:37
誰も知らない

裸の王様だ。

来年の今頃は、まさに誰も知らない
ねらいあり、あり (きわみ方)
2004-10-07 04:12:19
隣の住人が気づいていたはず。下の、潔癖そうな、犬を飼っている住人が通報しないのはおかしい。

まさに、あのような生活をしたことのない、作り手たちによって、「形」だけの表現のリアリティーのない映画。

あれより、悲惨な生活をしている人が、何百万もいるこの社会の現実から目をそらすばかり。
コメントありがとうございます (管理人apnea)
2004-10-07 11:37:44
>赤パンさん

どうも、はじめまして。

確かに日常を撮ることに重点があるのかもしれませんね

カンヌで受賞してなかったら、単館系の作品として

一部に受けただけだったかもしれませんね。



>giants-55さん

僕はこの映画が、大人を非難した作品とは受け取りませんでした。

それでも僕たちは生きているという子供たちの”生”の強さを感じ

させるような作品だと思いました。



>正統さん

どこがキツく、ムリがあるのか、ここなり、

ご自身のサイトで感想を書いてくれるとありがたいです。



>きわみ方さん

まず、この作品はドキュメンタリーでないことを認識すれば

きわみ方さんのツッコミは瑣末かと思います。元になった話が

あるのであって、それを忠実に再現した作品ではないはずです。

そして、この映画が、なぜ悲惨な生活をしている人から

目をそらすことになるのか、その論法がわかりません。

まぁ、感じ方や考え方もひとそれぞれでしょうから、

いいのかもしれませんが。