新聞に小さく出た高齢者叙勲の名前を見つけ、荒川中学校の教え子が、お祝いの同級会をしてくれた。71歳になったクラス48名のうち無念の早世が9人、出席が19人で、飾られた胡蝶蘭の傍でわあわあ喋りあった。お互いの気遣いが多く出ていたのが、みんならしかった。 これがチャンスなので、私の葬式についてお願いした。弔辞は小林清捻学級委員長に、そして香典を持たないで、来られる人は来てほしいと。理由は家族を淋しがらせないために。この年になると来てくれる人がいないからと言ったら、心配するなの声で安心した。 お祝いの酒を渡辺富夫先生、近 辰美さんが持参下された。大石の高橋正衛さんや横山富男さんはじめから鄭重な祝意を頂戴した。「福祉は人なり」で最も尊敬する、特別養護老人ホーム垂水の里鈴木忍園長さんからは、「サンデーいわふね」を見てと、有難い言葉のお葉書をいただいた。政治不信は極に達し、人間の尊厳もないがしろにされそうなとき、温かな心に接するほど救われることはない。叙勲よりもはるかに嬉しい人々だった。(2018.5.15:伊東正夫)
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おめでとうございます。
高齢者叙勲と言っても正夫さんのこれまでの生き方考え方に対する叙勲でしょう。
これからも体調現状維持と超高齢者を目指し、ご意見番としての存在でいてください。