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青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

書道

2024年07月04日 | 思うこといろいろ
先日記載したが、
三人目の孫が生まれた先日、
娘に頼まれたのは命名書(命名紙)書き。

今までは我が子も含んで、
書道が堪能であった我が母に託していたが、
残念ながら今は亡くなってしまったので、

 だったらお父さんお願い。

で、その用紙を、
どうしたものかとネットで探ると、
無料でダウンロードが出来るもの多数。
加えて当然の様に名前は勿論生年月日から
体重身長も入れる事が出来この↓通りとは、
以前記した記事の通り。



ただその昔、我が子のそれを、
上に記した通り母が書いてくれた有難さを
ついつい思い出せばこそ、

 ならばやっぱり書いてみるか!


そこでネットで
一枚300円(たっか)で命名紙を取り寄せ。
時節柄アジサイの花柄のその命名用紙なのだが、
筆字に合う書道用半紙の紙面かと思いきや、
業界用語でいう所の普通紙の90キロ。

 筆字には超不向きなのだ!

プリンターで打ち出すにしたとて、
位置決めするのがとても大変だし、
だからと言ってマジックで書くというのも何だし。

 つい販売店に聞きたくなったが、
 どうやってこれ使うの?

話が前後してしまうが、
結果論からいうとその紙は当然墨を嫌がり、
全く納得行く字が書けず残念ながら廃棄。

従ってやはり半紙に書く事としたという
お話を今から書きます(^^♪....長すぎる前置き。


一日目(と言う事は二日目もある)

その娘が子供のころの書道セットを持ち出す。
中を見たら筆が大変なことになっていたので、
どこに売っているのか少々迷ったけれども、
以前売っていたのを見た事あるホームセンターへ。

 あった。



 と、



 を買い求め、久しぶりに墨を磨る。



とてつもなく懐かしい感触と、
墨独特の癒される様な実家の香りが
部屋いっぱいに漂うのがとてつもなく落ち着く。

これをしただけで、
書道道具持ち出してきて良かったと思う程。

ただこれでも書道を随分長く習っていた私は、
昔、この墨を磨るという工程がいたく嫌いで、
墨汁が欲しくて欲しくて仕方がない時期が。

 ただ書道塾では当然この墨を磨ると言う事の
 大切さを教える意味もあって墨汁は禁止。

つい懐かしい思い出が孫のお陰で蘇りました。

で、娘が子供の時に使いきれなかった半紙、
約30枚ほどを使い孫の名前を書き続ける。

 意外と面白い。と言うか夢中になれる。

そしてある程度書き慣れた所で先の話が前後した、
普通紙90キロ相当の命名用紙に筆を乗せてみるが、
全く納得のいく字が書けない。

 3枚、900円をごみ箱に捨て、

とりあえず無心に半紙30枚ほど書いて、
その中で一番のお気に入りを額に入れてみた。
 
 これで良いか(^^♪


二日目。

どこかで納得がいっていない私は、
会社帰りに半紙を求めて会社の隣のイオンへ。

文具を売っている本屋で聞いてみると無い。
あきらめかけたけれどまさか百均に無いかなと、



 あるではないか!
 恐るべし百均!!

50枚100円とは先の命名用紙とは随分の値段差。
家に帰り一人食後に再び墨を磨る。

 やはりこの時間は趣がある。

いつも心が「がやがや」している私には、
本当にうってつけの時間なのかもしれない。

無心に書き続ける事二時間弱。枚数にして40枚。
一日目から70枚の孫の名前を書いた事になるが、
漢字の意味が、より深く分かってくる気がする。

 いや、大げさかもしれないがそう思うのだ。

そして、これも音楽と同じ、
いや、何にでも通じる事のだとは思うが、
幾度も書き続ければこんな爺でも多少上達する。
難しいフレーズを練習するのと全く同様なのだ。

一日目は妥協した感じで
これで良いや(^^♪としてたものとは違って、
「これにしよう!」と決めた書に
なんと自身の落款を持っている私は!押印。

 これ^^



四時間近くかけて一枚の命名書を仕上げた私。
書道を今一度習いたいような気にもなってきたぞ。



え、書いた物は?って。
それは恥ずかしくて見せれませんわ(^^♪
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