2つの太陽が衝突合体し自転を始めた新生太陽は、太陽1つ分よりも過剰なエネルギーを持っている。
新生太陽はこの過剰なエネルギーを放出するため10日前後の間強い光を放出する超新星爆発をする。
2つの太陽の衝突時に宇宙へ飛ばされた部分のなかには、この超新星爆発の爆風で更に遠くへ飛ばされ、新生太陽になかなか戻ってこれない太陽系外縁天体になった部分がある。
宇宙の冷たさに冷やされた大小様々な球体は、やがて太陽に引き戻される。
太陽に戻った冷たい球体のうち小さいものは再び気化し太陽に吸収され、分子は元素に分かれ、それぞれの元素の層に戻った。