久々の外国人 2009年04月10日 | 似顔絵放浪記 美観地区での似顔絵活動・・・・・お陰様で、何とか生きています。 今週、珍しく外国の女性の方のご依頼を受けました。 とてもきれいな人で・・・・思わず見とれてしまうくらい魅力的・・・・・ 短時間ではとても難しく思い、取り合えず40分の時間を貰いトライ! 久々の異国の・・・・・ブロンズの髪をモノクロにて表現する事に苦戦 描き慣れない事もあるのですが、まだまだ・・・・・ でも、周りのギャラリーは口をそろえて言う。 「上手いね・・・・大したものだ・・・・」 素直に喜べない・・・・・僕が居る!
美観地区にて小学生と・・・・ 2009年03月26日 | 似顔絵放浪記 今日も美観地区にて似顔絵活動・・・・・・ 注文の絵があるので、それを描きながら様子を窺う・・・・ 小学生の女の子二人が、話しかけて来て、 似顔絵に興味があるのか、尋ねてきた。 地元のこどもだろ~・・・・・ 暇な事もあったが、対面似顔絵に今年から力を入れたく、 練習を兼ね、遊びで描いてあげた。 少しでも喜んでくれればいいかなっと思い、軽く鉛筆のみで・・・・・ 楽しいひとときを過ごす・・・・・・ そのお陰だろうか? その後、似顔絵の注文を頂いた。 何事もポジティブに考えよう~ッ あの子達が良い風をくれた・・・・・・感謝! ナナちゃんとゆうほちゃん、ありがとう! 春休み宿題がないからといっても・・・・少しは勉強しようね!
倉敷美観地区 2009年02月26日 | 似顔絵放浪記 auのイベントも無事終わり、いよいよ美観地区にて路上似顔絵を開始。 いつもの様に大原美術館前にて腰掛ける。初日という事もあって余り期待はしてないものの・・・・まだまだ時期的に厳しいのか? それとも不景気の影響か? 朝9時半より開始・・・・・5時に終わりましたが、成果は・・・・・ 即興似顔絵のお客さんが一人¥1,000-と写実的似顔絵の注文A3サイズ¥2,000-の2口のみ。 でも、記録更新・・・・この美観地区では今まで一度も坊主が無かったので、そういう意味では感謝しなければと思っています。明日も頑張ろうと思っていますが、明日はあいにく天気が悪いようで・・・・・・ 雨が降れば、明日は注文の絵と芸能人の似顔絵に専念して、土曜日からまた頑張ります。
似顔絵って何だろう?・・・・・・ 2008年08月28日 | 似顔絵放浪記 生活のためではあるが、似顔絵師を志してから僕は僕なりに追及をしてきたつもりだ。描くたびに自己嫌悪に陥りながら・・・・・どうして上手くかけないのか? そればかりを考えていた。上を見たら限が無いのは解かってはいるが・・・・・ 本当に喜んで貰える絵を・・・・・ 時間を掛けて描けば幾らでも満足いく絵を描く自信はあるものの、その様な事をしていは生活は出来ない。値段に応じて何処かで妥協をしなければいけないのだ。 それでも出来る限り時間を掛けているのだが・・・・・ 本来よく見かける似顔絵師の人たちは、一人当たり15分~20分位で描き上げるのが主流で・・・・僕のように時間を掛ける人はあまり見かけない。 故に一日でこなせる人数が限られてくるのと、お客さんが待っていられないらしく、当初は苦労したものだ。デジカメで撮影をしてそれを基に似顔絵を描いて、翌日渡したり、配達、郵送などをして対応しているものの・・・・・・ 放浪中の活動故に無理があることは確かだ! あまり言いたくは無いが、当然料金は後払いで受けてはいるが、中には頼むだけ頼んでおきながら、取りに来なかったり、お金を送って来ない人も稀にいる。 やはり即興での似顔絵も必要だと考える様になった僕は、あまり得意ではないがその場で20分以内に出来るように漫画風に描くことをはじめたが・・・・・・・ これはこれで・・・・・・難しい・・・・・・・! 似ているような、似てないような・・・・・ありきたりの似顔絵になってしまう。 素直に喜んでくれる人もいれば、露骨に態度に出す人もいる・・・・・・ 僕の努力が足りないのですが・・・・・・・・ 最近でも即興似顔絵は描いてはいますが・・・・・15分~20分で描く似顔絵ってものには未だに抵抗があります。 短時間でどう描き上げれば良いのか?こんな絵でいいのか?・・・・・・・・ 解決方は味のある似顔絵を描けるよう日々思考錯誤する他に無いのでしょうが・・・・・・・・・
大阪の街 2008年04月06日 | 似顔絵放浪記 漫画家を夢見て東京に状況したのは19歳の時。 何時しか夢破れ、そのまま永住・・・・・ふとした時に現実逃避を試み、すべてを放棄した。まだ若かった故の過ちだけで、済まされぬことではあるが。 自転車にて全国を放浪する。別に目的などはなかった・・・・・・・何も考えたくなかったのと、あの頃の僕は人と交わることが面倒だった。ただそれだけ・・・・ 一年ほど放浪を続けていてら資金も底を付き、仕方なく仕事を再開することを決意するものの、東京には戻りたくなく、何故か大阪を選んだ。 一風変わったこの町、最初は失敗したと思ったくらい肌が合わなかったが、何時しか心地よくなって来たのには驚きで・・・・・住めば都とはよく言ったものだ。今ではもうひとつの故郷のように感じている。 しかし、僕の悪い病気は完治することはなく、いつも旅のことを考えていた。別に仕事が嫌いな訳ではない。体を動かすことを苦にしたことは余りない方だし、どちらかと言うと拘り派で、妥協をしたくない性格なのですが。それが原因なのか? どうも仕事柄、いろんな人と接しているうちにストレスを感じ始めてしまうのです。要するに適応能力に欠けるのですね・・・・・・・ 如何したものかと思案を繰り返す中・・・・・・もう一度好きな絵を一から学ぼうと考え、某美術研究所に入学しました。でも、その背景には放浪を続けるための安易な計画があったのですが・・・・・その後、旅の資金を貯めながらバイトと学校に明け暮れる。時に当時はウォークンを聞きながら、どこか人間くさい天王寺や西成を歩くのが日課みたいなもので。あの頃 ”はまっていた”永井龍雲を聞きながら。 あの暗さが・・・・堪らなく・・・・いい また僕の中でイメージに合うんですよ~っ! 大阪の街が・・・・・・ その後、大阪を拠点に二度目の放浪が始まったのです。
人間であることが嫌になる時 2008年04月04日 | 似顔絵放浪記 放浪中いろいろな場所に野営をするのだが。シーズン中のキャンプ場、施設等を利用すれば便利で安全なのは言うまでもないが、貧乏似顔絵師の僕にしたらそんな贅沢は出来ない。その分お米でも買いたいのが本音。故に海岸や公園のような場所にて野営をする。時には神社や何所にでもある東屋にて、シュラフのみで寝る時もある。 しかし、大半がテントを張るのだが、場所によっては仇になる時があるのです。テントの中に居ると見えない事もあって、悪戯をされてしまうのです。ま~大体が石や空き缶等を投げられる程度で済むのですが、ひどい時はテントに穴が開いてしまう程です・・・・・・ 公共の場にテントを張る僕の方にも問題はあるのでしょうが、退去を求められるのは解りますが、そのような仕打ちにはハッキリいって腹が立つ! どうしたらこのような行為が出来るのか?人間不信に陥る。子供の悪戯なら諦めもつくが、成人がするのだからから質が悪い・・・・ 一度、若いカップル等もありましたよっ!男も男だけど、そんな男に引っ付いている女の方に絶望しました。あの子は男を見る目がないんだなぁ~ 世の中、悪い人ばかりではなく、温かい人もいっぱいいる。それは解っては居るが、どうしても理解に苦しむのです。 何であんな輩と言うか、人間が育つのか?裕福な環境で育って居るはずなのに、心は全然裕福ではない! やり切れないこの怒りは何所に向ければよいのか・・・・・・そんな時本当に生きていることさえ苦悩になる。この時ばかりは人間であることが嫌になる。 いまだ続くいじめ問題にしても、どうして?・・・・・・ かたや人権、人権と騒ぐ大人達・・・・・・何かがおかしい。 人間は過ちを犯すものだ、しかしその質に問題がある。基調となる心が腐っている! 僕は腐ったみかんはいらないし、食べない。
一期一会 2008年04月01日 | 似顔絵放浪記 似顔絵師を始めた当初、僕は倉敷の恩師と別れ・・・・・その足で四国を回った。四国は自転車ではもう二回ほど回ってはいたが、いずれもフェリーを使っての放浪なので、しまなみ街道を制覇していなかったのだ。その事もあって・・・・三回目の四国は尾道まで向かい、そこからしまなみ街道を経由して回る事にした。 まだあの頃は、似顔絵を始めて日が浅く、失敗の連続だった・・・・・ 思うように描けないのである。一番の理由は時間で、納得のゆく作品を描くにはどうしても時間がかかってしまうのだが、お客さんがそれに耐えれない傾向があって、当初苦労をした。 試行錯誤の末・・・・・デジカメを使って撮影をし、それを見ながら描くことを考えた。これならお客さんもじっと座っていなくてもいいし、描いている間、他の事が出来るので、時間を有効に使えると思ったからだ。この場に居なくても似顔絵が出来ますをキャッチフレーズに掲げた・・・・・これが意外と上手くいって、似顔絵の依頼が増えた。 順調に行き始めた矢先、高知の商店街にて商売をした時の事。 その日も商店街の隅で邪魔にならないように座り込み似顔絵を始める・・・・・ 暫くしたらお客さんが、その後好調に注文が入るものの・・・・・時間に追われ少し疲労感に襲われはじめた。 この作品で終わりにしようと考えていたら、一人の高校生(女の子)が前に立っているのに気がついた。目が合うと少しはにかみながら「描いてもらえますか?」と聞いてきた。集中力の低下を感じながらも、その子の笑顔に魅せられ僕は断る事が出来ず依頼を受けてしまった。 「今描いているのを仕上げてからだから、時間が掛かりますけど、大丈夫?」と僕の問いかけにも、何の迷いもなく頷く・・・・・・ これが最後だと言い聞かせ、時間との格闘が始まった。しかし、思うように描けず・・・・時間だけが悪戯に過ぎる中、彼女がやって来た! 彼女は「そんな事ないですヨッ!」っと言ってはくれたが、どうしても納得がいかなかった僕は、申し訳なく・・・・半額の500円にすることで了解を得たが、今考えればお金は貰うべきではなかったと後悔している。 もう会えないことがなおさら、僕にあの時の事を思い出させる。 出来れば・・・・もう一度描かせて欲しいのだが・・・・・ あの頃の僕にはまだ余裕が無かったのか、気が利かなかったというか、その子の名前すら聞かなかった・・・・・・ それ以来、商売とは言え・・・・断る事も必要な事だと思っています。
野営生活 2008年03月26日 | 似顔絵放浪記 もう八年以上となると、記憶も曖昧で・・・・正確には思い出せないところもありますが。 初めてテントを張って野営生活を始めた時の事は、よく覚えています。 テントを張るにもどこで張っていいものか解らず・・・・・・一番初めは駐車場でした。駐車場といっても田舎ですから空き地みたいなもので、夜遅かったのと疲労も重なっていたのか、僕には駐車場に見えなかったんですよ。 翌朝。あたりが騒がしくなってきて目が覚める。何事かと思いテントから顔をだしのぞいてみたら、登校途中の小学生の群れ・・・・・・・どうやら僕の方をみて騒いでいるようで、少し照れくさい気持ちで眺めていたら、一人の男性が近づいてきた。その人は僕の顔を見るなりつぶやく。 「困るんだよっ!こんなところにテント張って・・・・・なに考えているの?」どうやらそこはその人の私有地で、駐車場で貸している所らしく・・・これから車が来るから早急に退いてくれと言われた。丁寧にお詫びをしてその場を立ち去る。 別にその人が悪い訳ではなく、迷惑を掛けたのは僕の方だから仕方がないのだが。あまりにも嫌な顔で見られ、敵対された態度が・・・・・・・・・・ それ以来・・・・野営をするときは気を付けるようにはしています。 でも、どこに行っても余りいい顔はされないのが現状。まじめに守るものがあって生活を送っている人からすれば迷惑なはなしで、不安を感じる事もあるのだろう。 それでも、昔は・・・・・まだ良かった。(学生の頃に周った時) テントを張っていると近所のおかあさんが、差し入れを持って来てくれたり、風呂に入れさせてくれたり・・・・・・暖かい言葉を掛けてくれたりしたもので。まだまだ日本も捨てたものじゃないと感動を覚えたりもした。 20代の頃はそうでもなかったが、近年、殺伐とする世の中にあってはそうは行かない。 何所に行っても犯罪者かのように見られ、怪訝されるのが落ちだ。 それもその筈、学生の頃とは違いこの年でこのような生活をしているのだから。そのこと事態が怪しいと言えば怪しい・・・・致し方ないこと・・・・・ 時代も進み便利で環境も改善されて行く中、どこか生苦しさ感じているのは僕だけだろうか?・・・・・