インジゴブルー

独り言です

監督ー③ ブルガリア

2008-10-23 09:03:26 | Weblog
ブルガリアの新しい監督が決まりました。
協会は10月28日に、監督の発表を行う予定だったのですが、急遽21日公式に発表されました。

メディアには、11人もの候補の名前が次々に登場してきましたが、最後に、BFVの、Doncho LazarovとLyubo Granevが、イタリアに会いに行ったことから、本命間違いなしとの噂がたち、ブルガリアに帰って来た二人からも、良い感触が得られたとコメントがありました。

Silvano Prandi  1947.11.13生まれ 61歳 イタリア人

現在セリエA1のCuneoのファーストコーチです。
契約内容は、2+2年、2009年の欧州選手権と2010年の世界選手権でメダルを取れば、2012年のロンドンオリンピックまで延長するというもの。

今まで、ナショナルチームの監督をしたことがないのが不思議なくらい、イタリアのクラブチームの監督としては、輝かしい実績を残しています。イタリアがロスオリンピックで銅メダルを獲得した時は、トレーニングコーチとしてスタッフに参加しています。

Plandiの名前が、今年の4月にメディアに出てきたのは、クネオのセカンドコーチ、Camillo Placが、ロシア代表のスタッフとしてワールドリーグ、オリンピックをサポートするというものでした。
その時の記事
http://www.legavolley.it/NewsLeggi.asp?tipo=3&ID=17887
真ん中に立ってこちらを向いているのが、Plandi 左側に立っている大男がPlaci

コーチはPlacともう一人クネオからと、若いコーチ2人と、ドクター、メンタルセラピストはブルガリア人と万全な体制です。
契約金は、2年間で23万ユーロ、初年度が11万ユーロ、コーチは1万ユーロということです。

ここまで、メディアに情報がでてくるのは凄いですね。

実際の候補者は、ジュリオ・ヴェラスコとシルバーノ・プランディの二人だったそうです。決め手になったのは、具体的な構想と、彼のブルガリアチームに対する情熱ということです。

24人から18人のプレイヤーを招集し、2チームを作る、若いプレイヤー達のチームは、ブルガリアのコーチに指導してもらう。基本的にプログラムは一緒で、ブルガリアにいる時は一緒にトレーニングする。

若いプレーヤーと同時に、将来ブルガリアを担う若いコーチたちの指導もしてくれるというところが、ポイントになったようです。

代表引退を示唆している、コンスタンチノフ、ニコロフの両選手については、
「彼らの、代表に対するモチベーションを確認しないとわからない、コンスタンチノフ選手は、クネオに欲しいと思っている。」

ブルガリアのニューコーチは、5時間ほどソフィアに滞在、契約を済ませてイタリアに戻ったそうです。


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