空飛ぶ科学館

科学コミュニケーター兼イラストレーター高橋の思い立ったら書き込むブログ

のぐそ検定

2010年01月29日 22時16分18秒 | 日記
ん?

もう一度、声を大にして言いましょうか。

のぐそ検定です!

あまりにも唐突過ぎてすみません。

ちなみに私の高校時代は「うんこ」というキーワードで2時間は笑っていました。
くだらなすぎる、でも人から戦意を失わせるほど非常に平和な言葉だと思いませんか、
「うんこ」って。

しかも人類誰でもするものなのに、いざ話し始めると
「いやだわぁ、お下品ね、うふふふ」
と、言われてしまうその存在。けなげ組(知ってる?)ですよ。

そのうんこについて科学した、いや、UNCOではなく、
NOGUSO(以下、NGS)か。
NGSを、真面目なエコの視点で見つめた本を見つけました。


「くう・ねる・のぐそ ~自然に愛のお返しを~」
http://special.yamakei.co.jp/noguso/index.html

このHPを見たまえ、君。
明日の朝は3割増しで、すがすがしく起きれると思いますよ。
(うんこのシルエットにちゃんとハエまで飛んでるもんね…)

しかもこの本の出版社が、ちゃんと由緒ある「山と渓谷社」なんですよ。
私、大学時代、就職活動で受けにいったことあるもんね。(落ちたけど。)

こりゃあ本気のエコ本だぁ!と思って、
このHPの中の「NGS検定」に挑戦しました。
私の正解率は50%。
まだまだNGSセレブにはなれなそうです。

しかし、ちょっと感動したのは
NGSをすると、周りの木々が、NGSに向かって根を伸ばし始めるってことなんです。
それだけ、自然のレーダーはNGSに栄養反応を示してるってことですよね。


この本の筆者、糞土師:伊沢正名さん(すげぇな…)は語ります。

食う(ヒトは生きる権利として、他の生き物から命を頂く)
眠る
野糞(頂いたものに感謝し、せめて残りのウンコくらいは責任を持って土に還す)
この3つが、生き物として生きていく基本です。そしてこれこそエコ生活なのですが、今現在巷に溢れている「エコ◎◎」の実態はどうでしょう?



そうですね、確かに、そうです。

私も自分の勤務している科学館では「エコ・省エネ」などと言っておりますが
そんなの政府のデータをもとにしてしゃべっているだけですもん。
コンビニで「袋、いりませ…」まで言おうとして、その前に店員が袋詰めしてたら
言えませんもん。
偽・エコロジストですもん。

今度実家に帰って山に登ったら、山で脱糞してみようかとちょっと思った。
あーでもわたくし、便秘がちな上に環境変わるとぜったいできない蚤の心臓ガールだからなぁ。むりかなぁ。



ところで

志村けんの「だっふんだ!」って




「脱糞だ!」



なの…?



おしまい