詩のブログ

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希望

2016年07月23日 | 佳作

晴れ渡った雪原に

一輪の意思


僕は僕の中心に向かって

一心に掻き進む


暗がりに目を凝らすたび

眩しさから一つ

目を逸らしてきた


大地の澱みの無さに

怯え


それでも僕は

まだ聞こえない産声に

じっと

耳を澄ます

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