世界の パワースポット 巡り

現在、聖地を巡礼いたしております。
聖地に至る過程を踏まえ色々な出来事などを日記でご紹介いたしております。

広州市 

2009年02月08日 | Weblog
中国   広州
経由地  香港 (二時間)
地図   

中国大陸の出発地広州に来ています。
香港から電車で二時間の距離にあります。
気候も温暖で寒波さえ来なければすごし易い土地です。
街の中心は北京路、下九路、世界貿易中心と言われる所に分散しています。
現在地下鉄は1,2号線のみでもうすぐ3号線も開通します。
ここで有名な場所は何といっても広州駅です。
中国大陸から出稼ぎで2億人ほどこの駅に到着します。
そこから広州や沿岸部へと流れて行くのです。
そして治安もすこぶる悪いと評判の場所でもあります。
昨年までは旧正月明けで広州駅前は人、人、人の大混雑で大変な盛況ぶりでした。
しかし今年は、閑散としているのです。
旧正月が明けてから職が無く早くも田舎へ帰っている様でした。
中国の出稼ぎの方は旧正月前に職を辞めて田舎に帰ります。
そして旧正月明けに出て来て、新しい職を探すのが慣例となっています。
これだけ物価が上がっている中、田舎で農業だけでは食べていけないのです。
各地で暴動が頻繁に起こっているともよく聞いています。
これから中国はどうなるのでしょうか?

さて私はこんな広州市内の中で別格の場所に宿をとっています。
沙面と呼ばれる小さな島の様な所で昔、フランスの租界地があった所です。
古いフランスの建物が立ち並び、ここが中国であるのを忘れさせてくれる雰囲気が漂っています。
ここで大木の陰でのんびりと過ごすと何とも言えない心地よさを感じます。
夜になると川沿いのベンチに座るとネオンを煌々とつけた遊覧船が何隻も通り過ぎて行きます。
対岸のホテルもネオンで着飾り川面を怪しく照らします。
何度来ても落ち着く場所です。

朝になるとここから歩いて10分ぐらいで下九路通りの繁華街に出ることが出来ます。
この通りに陶陶酒と言う飲茶屋があります。
朝10時から昼3時頃までが中心です。
入り口で赤い券をもらい席に着くとお茶は何になさいますか?と聞かれる。
私は鉄観音茶を頼みました。
そこへお茶を持ってきて、急須に注いだお茶で箸、器、皿などを洗い流します。
中央にはアルコールランプで常に温められたお湯があります。
そのお湯にてもう一度、急須にお湯をいれます。
これを飲茶と一緒に飲んでいきます。
そうしているとワゴンに何種類も乗せた点心がやってきます。
点心が入っている籠を開けて気に入った物を取って、オーダー用紙に印鑑を押してもらいます。
えびシュウマイ、小龍包、蒸し餃子、牡蠣のシュウマイ、、、何種類もありすべて食べられません。
毎日メニューが変わるのです。
今でこそ言わなくなりましたが「食は広州にあり」を思い起こさせる飲茶です。
この味は香港では3つ星以上、1籠1000円ぐらいしますがここでは7~10元(150円)と格安です。
毎日、このお茶屋にてお腹いっぱい食べて殆どの種類を食べたら次の街へ向かいます。
次は夜行列車26時間にて昆明方面へ向かいます。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
飲茶、うらやましい限りです。 (麦の弟)
2009-02-23 19:53:53
山中さん、ローマで会った麦の弟です。
更新を毎日楽しみにしています。

お元気そうでなによりです。

飲茶、本当にうらやましい限りです。
小生が好きなのはニワトリの手。
これは駐在中も癖になっており、よく買いあさっては
食べたものです。

今は青梅ですが、近い将来、また中国出張に行けるように中国語の勉強を頑張っています。

その時近くにいたらまたHKで呑んだように、ご一緒できれば幸いです。

それでは良い旅を続けてください。
お体に気を付けてください。
また再開できる日を楽しみにしております。
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