かつてア(略

ああああああああああああああああ!

ピロートーク「GW前の谷ハル」

2007-10-01 22:26:13 | 涼宮ハルヒの二次創作
「俺、本当にお前の恋人になって良かったのか…って思うんだ」
「いいに決まってるでしょ…。キョンはキョンでちゃんと彼女がいるし、あたしはぐっちゃんが好きなのは変わってないんだからね」
「今でも夢だって思うときが何度もあるんだよな。初めてデートした合格発表翌日の時も、今手を繋いでいるお前は幻じゃないのかって…。騙されているかもって」
「…そこまで心配しなくても、あたしは幻なんかじゃないわよ?いつもデートの終わりにやってるキスの感触が、その証拠よ…。ぐっちゃん、あたしには素直になればいいってあの日に言ったはずなのに…」
「些細な事なのに、心配かけてくれてありがとうな…。もうキャンパスライフにはそれなりに慣れてきたし、周囲にも馴染んで来たけど、どうしても気になってさ…。ちょっと情けなくてごめんな、ハルヒ」
「…別にいいわよ。ぐっちゃんも大学では真面目にやってますって感じが見てとれるけど、たまには息抜きくらいしなさいよね?…だから今度のゴールデンウィーク、ぐっちゃんの家に遊びに行っていいかな?」
「……べ、別にいいぜ。で、何するんだ?」
「…ど、同棲ごっこなんかしてみたいな、って////」
「ど、ど、ど、同棲…?両親に怒られちまいそうだぜ?それでもいいのか?ハルヒ」
「そうなる以前に、ぐっちゃんの両親はあたしの存在も、恋人同士だというのも分かってるはずでしょ?だったら何も遠慮する必要はないわよ。ちょっと迷惑はかけるかも知れないけど」
「う…うん、まぁ、怒られる時はその時だしな。いいぜ。生活用具とか持ってこいよ。あとはハルヒも両親の許可は得ろよ…と」
「当たり前でしょ?…で、何するの?」
「勉強とか、セッ…じゃなくて料理を作ったりとか」
「じゃあ、あたしがぐっちゃんの料理の腕前を確かめてあげるわね。あたしは結構うるさいから、覚悟しなさいよ?」
「オッケー、腕はそれなりにあるからさ、ぜひ味わってくれよな?」
「もちろんよ、ぐっちゃん。…それじゃあ、お別れのキス、しよっか?」
「いいぜ…。でも、ディープキスは同棲ごっこのお楽しみにしようぜ?俺、結構恥ずかしいしさ…」
「当たり前でしょ?あたしも人前で舌を絡ませる勇気があるわけないしね。…突然だけど、いつまでも好きだよ、ぐっちゃん」
「俺もだぜ、ハルヒ…」

軽く重なる唇。笑顔で互いに手を繋いで帰途につく二人。

End.


・書いてみての感想みたいなやつ(10/1 22:30追加)
携帯で初SS書き。とりあえずあま~い作品にしてみましたがどうでしょうか?
個人的には(前にも書きましたが)谷ハルでもいいんじゃねーかって思ってるんですよ。はい。いや、ハルキョンも好きですけどね。
これからもちょくちょく谷ハルもののSSを書こうかなと思ってますので、ぜひボッコボコにしてやってください。(何か間違ってる)
今後の予定は、既に2作目には取りかかってますけど、オリキャラを外したリテイク版も年末には出そうかなと。