”すか”も”よね”もいらない

このブログは書き始めて丸４年？丸５年？になる２月で一区切りつけることにしている。
その後は、基本的にガーデニングとかデジカメ日記、他自分のためのｗｉｋｉとしての日記以外アップしない予定。

あれよあれよで残り少なくなってきました。
世間一般が他人の不幸で騒いでいる感じで、とにかくマスコミはマスゴミとまで言われる始末。
誰かまとめ役はいませんかと思ったりします。政治もしかりだけどね。

私のお気に入りのニュースウォッチ９のおちゃらけコンビもそうだけど、最近のニュースのアンカーマンやアナウンサーの発言は問題を感じる。

いわゆる若者言葉の同意を求める語尾の締めくくりが大変多い。

「・・・じゃないですかぁ～」
（知らないよ）

「・・・なんですよねぇ～」
（へぇ～それで）

世間一般で体勢を占めるだろう見解は確かに存在する。しかし善悪や是々非々の価値観には個人差がある。
だから発言者は自分の思いを伝える場合、必ず確定語で締めくくってくれるほうが聞いているほうには納得しやすい。

確定語で締めくくると感情が伝わらないと思うかも知れないが、同意を求める発言で大衆心理を誘導するよりはよほどいい。事実だけを伝え、受け手が勝手に解釈するように、想像できる幅を残すもの大事だと思わないのかね。

「あのお店のスイーツは大変美味しいじゃないですかぁ～」

身内やお店に訪れた人にとっては経験談で想像や発言に同意できるが、世間一般はそんなことは知らない。だから、

「あのお店のスイーツは私には大変美味しく感じます。」

とか

「あのお店のスイーツは大変美味しいとの評判が私の耳に入っています。」

などと言ってもらえるほうが個人的には突っ込みどころが少なくてありがたい。

なんでこんなところで国語の勉強せなあかんねんと思うが、事実、民度がこのレベルまで低下していて、それが社会人として定着していることに危惧を覚えているに他ならない。

関西人は会話のアラを探すのが得意。言葉遊びが大好きだから何処で突っ込むかを探している。素人でも常にこんな感じなので、言葉を職業にする人は完璧な言葉を伝えることを心がけて欲しいものだ。

いや基本的に生業にしている以上、商売道具である言葉を自在に使いこなす努力をいつもして欲しいと思う。
それがプロ。
筑紫哲也でも久米宏で田原総一郎でも言葉に迷いがない。内容が偏っていても。語尾が確定しているので発言に力を感じる。これはプロとしてとても大事なことだと、特に女子アナや若手のアナウンサーには見習って欲しいと思う。

うだ話でした。