過去のブログ(ケリーのオーディオ日記)

主にオーディオとCDレビューです。

鉛シートその3

2008-06-16 10:47:08 | オーディオ
僕が鉛シートでスピーカーユニットを制振しようと考えたのはkyonkyonさんのホームページにそういう事が載っていたからです。
僕はだいぶ前からkyonkyonさんのページを知っていますし、大いに参考にさせてもらっています。
そのため、DFの関係でスピーカーケーブル(VVF)は可能な限り短くしてあります。

パワーアンプとVVFとの接続は非メッキの黄銅ネジで接続しているのですが、ピッチが違うのに無理やりねじ込んでいますので、このネジはできれば外したくない。

自作のボロボロ空中配線は線同士をねじって半田付けしてあるので、配線を外すのも大変。

ということでスピーカーユニットを取り外して制振するのはかなり面倒な作業なのです。

前置きが長くなりました。
上記の理由と、一つ一つの制振処理の効果を確かめるという目的で昨日はJRX115の左右の取っ手にだけ制振処理を施しました。

トップ画像のように鉛シートを貼って取っ手を付け直しました。
そして、音を出した瞬間に音質の向上を感じました。

低音は引き締まり、高音は華やかになりました。
もちろん解像度も向上しました。
音の定位がよくなり、音がだいぶ前にきた印象を受け、スピーカーから音が出ているという感覚が以前より弱くなりました(一言で言うならステレオ感の向上ということになるのかな?)。

これは非常に大きな変化でしたね。
予想以上です。

スピーカーユニットを制振すればより激しい変化が得られる予感です。

もし、プロケーブル製スタンドを使用しておられる方でそれにソルボセインを敷いて良い結果を得られた方がいらっしゃいましたらスピーカー自体の制振も是非やってみてください。
ソルボセインを敷いたときより顕著に音質の向上が分かるはずです。

最新の画像もっと見る