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リンホフ・マスターテヒニカ 3000 が囁く

究極の銀塩カメラ、Linhof MT3000との生活

何故大判カメラを選択したのか?

2014-11-13 22:45:37 | リンホフ
いきなり凄いテーマを掲げてしまいましたが

哲学的な事は何も有りません(笑)

至って怠惰な私に「何故大判なのか?」という答えなど一つも有りません。

自信を持って言えます(笑)



私は写真クラブというものには所属しておりません。

会員になっているのは、キヤノンフォトサークル、タムロン・ブロニカクラブ、

そしてワイズクリエイトの代表である木戸嘉一氏がお引き受け下さっているマミヤカメラクラブです。

マミヤクラブの代表が木戸さんであるという事は、嫌でも(失礼!)大判カメラの情報が目に入る。

木戸さん製作の大判カメラの素晴らしいカタログ群を眺め、「格好良いなあ」と涎を垂らしながらいました。

そして動物写真家の吉野信氏が大判カメラに夢中という記事を目にしていた。

興味だけでヤフオクで手に入れたトヨフィールドとフジナー(フジノンか?)の120㎜レンズ、インスタントホルダー、多分ヤフオクと思うがFP-100Cフィルム。

全く知識もなしに撮影に入ったところ、ピントが合わない???

無限遠はどこ?

今となってはどうやって露出を決めたのか不明だが、暗いファインダーで(屋内だから余計に)合焦らしき所で妥協してシャッターを切ってみた。

確か何故シャッターが切れる時と切れない時があるのか分からなかったと思う。

一番苦労したのはフィルムの装填とセットの仕方が合ってるかどうかでした。

あんな所から撮影された物が顔を出すとは思わなかったので、最初にベロを引いた後撮影後に引くやつをスリットに通してセットしてしまった。

読者諸氏は何を言っているのか分からないと思うが、考えられない装填をしていました。

あれ~?あれ~?フィルムが次から次へと繋がって出て来るぞ?

これで一気に5枚のフィルムがパー、どうやっても戻せない(笑)

何とか撮影出来たフィルムを剥がして(現像)みると何これ?



いつかはリベンジ!と…




 
それからたまたま出掛けた富山県砺波市で毎年開催される「チューリップフェア」のついでに、

砺波市美術館に行くと、何と土門拳写真展が開催されてました。

暗箱やジナーで撮られた仏像の写真に魅せられてしまいました。

ライカ?で撮られた頃の写真も凄かった。

実際に使われたジナーと何㎜だか分からなかった大判カメラレンズにニコンSPが展示してあって、

首輪にリードで引っ張られたかのように引き寄せられ見入ってしまった。




他付け加える事がまだ有るのですが、何時まで経っても終わらないので割愛させて頂きます。

説明にならないかも知れませんが、これで大判カメラに行き着かない方がどうかしていると思います(笑)







他購入品②

2014-11-13 02:14:39 | リンホフ


トヨ カットフィルムホルダー

1箱2つ入りで5箱購入

計10個のホルダー


シートフィルム20枚を装填出来ます。



フィルムの入れ方は鈴木さんに習いました。

解説本を読んでも全く覚えられなかったのに、目の前で実演して貰ったら1発で覚える事が出来ました。

鈴木さんの経験を交えた講義、私の両横にいらっしゃった木戸さんもYS(写真家)さんもうんうんと頷きながら聞いてました。

もうノッチの向きは忘れないでしょう!

それから使い始めは特に掃除が大切だと念を押されました。

製造時に付着したゴミが悪さをするのですね。

遮光板がペラペラの樹脂なのに驚きました。

ボディーも中判カメラのホルダーに比べると何とも安っぽい(笑)

他購入品①

2014-11-12 12:20:30 | リンホフ


FUJIFILM
CM フジノン W S 210 F5.6(新品)

ワイズさん最後のフジノンレンズの在庫

(お店に展示してある沢山のフジノンレンズは売り物ではありません。)

4×5インチ用としては、35㎜換算で60㎜に相当します。

長焦点の標準[系]レンズと言えそうです。

又5×7インチ版の標準レンズと言われております。



大判カメラ購入に先だって…

2014-11-11 11:20:22 | リンホフ
ワイズクリエイトさんで9月下旬大判カメラレンズとロールフィルムホルダーを買いました(通販)


ドイツ・シュナイダー アポ ジンマー 150㎜/5.6




ホースマン ロールフィルムホルダー 612




もうこの頃には、購入するカメラ本体はリンホフに気持ちは固まっていたと思います。
ホースマンの6×12のパノラマサイズのロールフィルムホルダーが残り2個となっていたので慌てて注文しました。
恐らくは新品での入荷が最後のような感じだったからです。
その際ついでに大判カメラやシュナイダーレンズなどについても問い合わせたのです。
何と該当のシュナイダーレンズは代理店に国内在庫1点限りと仰るではないですか?
これが慌てずにいられましょうか!
直ぐに決断して見積もりに入れ直して貰いました。
自宅に送られてきた時、担当者(鈴木さん)の添え状を読んで愕然としました。
要するに、もう正規品では新品は入荷しないという事なんです。
大判カメラの置かれている状況、つまりフィルムの生産縮小、シャッターユニットの生産中止、それに伴い国内大判カメラ専用レンズの生産終了など分かっていましたが、これ程とは思いませんでした。