K.M. Rodsmiths

自分で作ってしまえ (バンブーロッド、ランディングネットetc.)、ネコ、

あれっ!

2016年05月30日 | フライフィッシング


あろうことか、ロッドを取り違えてしまった。
#3と思ってセットしたロッドが、#4だった。
3P#3を使ってみて、新作の参考にする予定だった。

バンブーロッドの場合、ラインに対する適応範囲はかなり広い。
ピッタリではないという違和感はあるが、気にしなければたいていの場合問題なく使えてしまう。
川に立ちすぐに気がついたが、交換しに戻るのは面倒なので、そのまま釣り始めた。

今シーズン使ってきたのは2P#3、かなり柔らかいロッドアクションだ。
今回持ち出したのはグラファイトかと思うようなロッドだが、#4に#3ラインをセットしたのでクリスピーさが際立つ。
両者の違いが、グリップからビシバシと伝わってくる。

リーダーキャストも普通にできるし、釣りをするには何ら問題はないが、使い心地が良くない。
これに加えて魚の反応が極めて渋く、掛かるのは小さいのばかり。
大きな魚は、出て来ても直前で見切っていく感じだ。 

ロッドを間違えたこと、魚が思うように出ないこと、だんだんイライラが…
脱渓地点に近づき、最後の有望ポイントに来た。
狭いが水深があり、大きな岩に囲まれて、魚が身を隠しやすい 。

でも、流木が被さり極めて釣りにくく、フォルスなしで一発でフライを入れないとアウトだ。
魚が出ても、枝にラインを取られてしまうかもしれない。
これまで何度もそんな経験をしている。

しかし、使い心地の悪さの反面、間違えて持ってきたのはタイトループでポイントにフライを叩き込むのが得意なロッドだった。
理想的な位置にフライが入り、絵にかいたような出方をし、うまく魚をいなして枝に掛かることなくネットイン。
いい感じのアマゴを釣ることができ、イラついた気分はどこかへ吹っ飛んで行った。

帰りに写真を撮りに来られていた方に声を掛けられた。
その方もフライフィッシャーで、何と ‟あらちょんさん” の同僚とのこと。
近くの釣り場の情報交換や、いろんなお話ができた。

 

 
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