黒烏Crow(クロウ)

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小説創刊号 はじめて見る人のや一気に見たい人のために

2008年05月24日 08時06分26秒 | Weblog
あの人が見てくれることを願いながら
今回は今までのおさらい+α

おもろいかつまらんか 分かりしれない
見てくれるかな?
ただ昨日はFABULOUS DAY
昨日見たいのがそう呼ぶのだろう
話はそれたが
では始まり始まり


<彼氏>1~7+α

男の名前は直樹 今、直樹は自分の部屋に入るまでは
何事もないよと自分に言い聞かし
だけど 頭の中では先ほどのやり取りがぐるぐる回る

そして、ただいまを言ったかどうかさえ覚えてない
自分の部屋に入ると
ベッドに向かいながら
持っていた荷物を力が抜けたようにボトボト落としていった
そしてベッドに倒れこんだ

うつむき顔を少し上げると 小さな声で
>直樹「分かっていたんだ、分かっていたんだけど・・・・」
この先を考えると・・
>直樹「これからどうしよう」
しばらくは何も動く気になれない 引きこもるのも手だな
しかし 
>直樹「どうでもいいや なんもないや」

>直樹「わかっていたんだ・・・」

少し前の話
大好きで大好きでたまらない 人へ告白しようと待っていた
こういう時はどのように言えばいいのだろうか?
いつもあいさつを交わす程度の あの子
直樹は今までのあの子との事を回想していた
はじめて 会ったとき 見たとき 衝撃が走った
これは運命なのか?
いや運命などはありえない
だけど

あんなかわいい子は見たことが 無いくらいかわいい
芸能人でたとえると そう!誰もいない
アイドルよりも かわいいとされるあの子を
目の当たりにしたときは 神様どころではなく
ありとあらゆる それに ありがとうと言った
あの子が 近づいてくる・・・

どうしよう?どうしよう?
偶然だが その子との距離は 目の前まで近づいた
偶然ではないのかも 勝手に足が進んだのかも
いや そのありとあらゆる者(神とかね)が そうさせたに違いないと 言い聞かす
何か言わなくては・・・ありきたりだが あいさつだ これを言うことにより
第一印象で自分はどう思われてるのか?と
あいての態度でも いい子なのか?を客観的に見るためだ
と 思ったのは あいさつの後のこじつけだった

頭が真っ白になる中 あいさつだけが脳裏に降りたのだ
>直樹「おはよう!」あっ!言ってしまった・・・しまった
絶対に変なヤツだと思われたよ
>女の子「おはよう ございます」ニコ!
直樹はあわてて 笑顔を返す
引きつったような顔になってしまった
その日の仕事は上の空だったのは言うまでも無い

いつも その子に会えるとは限らないが・・・
わざと待つことはやめたのだ
なぜなら 運命ならば また遇えるはずだから
自然の流れに身を任す
これでだめなら運命ではないのだ

とか言いながら近くのコンビニに行ったり
だめだと思いながら偶然を装っていた
しかし運命とはひにくな物で ほとんど会えなかった
やはり嫌われてるのだろうか
そして・・・

何日か過ぎたある日 運命の瞬間がやってきた

あきらめかけていた直樹の目に映ったものは
(うっひょ~~あの子だ)
よし今日は・・・今日しかない・・・
だめもとだ・・・
ちょっと浮かない女の子の表情・・・
そんなの 気にしてられない ピンチはチャンス
(どこかで聞いたセリフだが)
>直樹「おはよう ちょちょ・・ちょっといいかな?」


★つ・・・ついに 運命の分かれ道
直樹よ 大人の階段を登るのだ