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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

全日本大学野球  ”分家の意地”炸裂

2009年06月11日 | 大学・アマ野球

全日本大学野球選手権

◇2回戦

東海大海洋学部 3-1 東海大


昨日大学野球選手権で、
大変に興味深い対戦がありました。

東海大vs東海大海洋学部
の兄弟対決です。(本家vs分家の戦いともいえます)

予想では、
当然本家・東海大の圧勝という見方。

しかしなにが起こるかわからないのが野球という競技。
海洋学部は前日に初戦を戦っていたのが、
この日は有利に働いたと思います。

東海大は、
『大会の初戦は難しい』
という言葉通りの戦いになってしまい、
涙を飲みました。

両軍のメンバーを比較すると、
本家・東海大の方は、
スポーツ学部生(セレクション入学)の好選手がズラリと並んでいます。

高校野球好きのワタシから見ても、
「お~あいつかあ」
という選手ばかりです。

沖縄尚学の伊志嶺からはじまって、
相模の田中、
智弁和歌山の松隈・坂口、
投手陣でも相模の菅野・高山など、
高校時代から名前を知るキラ星たちが、
ズラリと並んでいます。

まさにエリート軍団。

対する海洋学部、
ほとんどというか、
全員、選手の名前と顔は一致しません。

まさに雑草軍団。

しかしながら、
勝負はやってみなければわからない。

小柄なエース・山口が東海大打線を何とか最小失点に食い止めて迎えた後半、
打線が中村・遠藤の2発で逆転。

レベルの高い首都大学野球春のリーグ戦で、
いずれも0点台中盤のすごい防御率を誇った東海大の両エースから、
無名戦士たちが歓喜の柵越え連発でした。

最後は4年生の奥が締めて、
なんとなんと、
海洋学部という”分家”が、
巨大な”本家”東海大学を破ってしまったのでした。

新聞記事によると、
練習試合などでも相手は2軍、3軍だったそうで、
1軍と試合したのは3年ぶりのことだそうです。

まさに
『雑草軍団の意地』
が炸裂した試合となりました。


ここ最近では、
地方大学の躍進が目立ち、
必ずしも下馬評どおりの結果にならない
【全国大学野球選手権】。

法政・東洋の2強も、
気を引き締めていかないと・・・・
と思ったことでしょう。

海洋学部の準々決勝の相手は関西国際大学。

無名校同士の一戦。

注目です。

 


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