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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

さあ交流戦  プロ野球から高校、大学野球の話題も満載の週末でした。

2016年05月30日 | プロ野球

プロ野球はいよいよ交流戦。
交流戦が終わると『折り返しだなあ』と毎年思いますので、
要するに『前半戦のハイライト』ってところでしょうか。
ここで失速しないことが、
後半戦のペナントを戦ううえで、
本当に大切ですから、
各チームとも頑張ってほしいものです。

週末はその交流戦前の最後の戦いということで、
各地で熱戦が繰り広げられました。

セ・リーグでは、
首位を快走する広島が絶好調のDeNAと対戦。
『首位攻防戦』的な趣もある戦いで、
ぎっしり満員のスタンドは盛り上がっていましたね。

昨日広島がようやくDeNAを止めて、
いい形で交流戦に入って行けそうです。

自慢の打線がどこまでパ・リーグ相手に爆発するのか。

そしてDeNAは、
昨日は敗れたものの今まさに絶好調の状態を維持。
若い先発投手陣の活躍が期待されます。

東京ドームでは、
巨人がようやく連敗を7で止めましたね。

しかしその戦いぶりにあまり”上がり目”を感じなかったのは、
ワタシだけでしょうか?

起爆剤としては、
そう、阿部慎之助の1軍合流しかありませんね。
報道では早速交流戦の第1戦から、
復帰ということもある、ということでした。

ちょっとは打たなきゃ、
パ・リーグとの戦いはどうにもなりませんぜ。

パ・リーグの話題は、
なんといっても日ハム・大谷投手の『真の二刀流』ですね。

昨日は”6番ピッチャー”での先発。
投げては3勝目を挙げ、
打っても3安打の猛打賞。

非の打ちどころのない試合となりました。

『そうだよ、これが”本当の二刀流”ってもんさ』
なんて多くの人がうなったのではないでしょうか。

暑い季節を迎えて、
大谷クンの調子もぐんぐん上昇していくことでしょう。

千葉ではSBがロッテと”首位攻防戦”。

今年は開幕からロッテが予想以上の頑張りを見せていましたが、
この週末の3連戦でSBに『力の違い』というか『格の違い』というか、
そんなものを見せつけられてしまった感じですね。

今年のSB、
まあ何と言おうか、
『他の追随を許さない』
という言葉しか、
形容の仕様がありません。

彼らの本当の強さの源泉は、
1軍選手一人ひとりの質の高さもありますが、
2軍を含めた選手層の厚さと、
徹底して『負けない』野球を追及していることではないでしょうか。

SBだって、
去年も今年も、
主力の離脱には何人も見舞われていますが、
そのことがま~ったくといっていいほど目立たないぐらい、
すぐにその穴は補充されています。

チーム作りがこれほど順回転で機能しているチームって、
どんなスポーツチームを見ても、
そうはないでしょう。
それぐらいすごいですね。

そして勝ちにかける執念と、勝ちに向かうための戦い方。
その両方が、
選手の隅々までしみわたっているところが、
さらにすごいこと。

『勝っていくということは……常勝に向かうということは、そういうことなんだな』
と妙に納得させてくれるような戦いっぷりですね。

どこをたたいても隙のないチームに仕上がっています。
唯一の弱点は指揮官かな?なんて去年は思っていましたが、
工藤監督はこういう『完ぺきにシステムの出来上がった組織』の指揮官としては、
最適であるということを示してくれています。

あわてず騒がず、
想定外のことが起こった時でも冷静に対応する姿は、
『もしかして名指揮官?』
と思ったりしますね。

だからと言って発展途上のチーム、
例に出して悪いけど西武、オリ、楽天あたりの指揮をとったら、
彼は絶対に成功しないと思うけどね。


SBが例年のごとく、
セ・リーグのチームをぼこぼこにしてしまうと、
交流戦明けにはもうパのペナントもほぼ見えてきてしまうようでつまらないので、
セ・リーグの皆さんには、
頑張ってほしいと思いますね。

どこかひとチームやふたチーム、
3連戦を勝ち越すチームがあるといいなあと思ったりしているわけです。

ワタシの予想では、
今年の交流戦は、
セ・パという大きなくくりで見ると、
互角の戦いになるのではと思ったりしています。

パはロッテの戦いぶりいかんだと思うのですが、
SBは大勝ち、
一方下位3球団(西武・オリ・楽天)は負け越しではないかと踏んでいます。
この3チームについては、
先発投手陣の層が圧倒的に薄いですからね。

いずれにしても、
今年も始まります。


そういえばMLBも、
話題満載ですね。

マーくんが久々の3勝目を挙げたと思ったら、
マエケンも打球を受けながら立ち直り4勝目。
両投手ともに”あっぱれ”なピッチングでした。

そして1年半ぶりのダルビッシュ。

昨日久しぶりに復帰登板を果たしましたが、
長くブランクがあったとは思えないようなものすごいボールを投げ込んでいましたね。
やっぱり”持っているもの”は日本人選手NO1であることは疑いようもありません。
レンジャースはこれからの戦いが一気に楽しみになってきました。


大学野球の世界は、
来週に開幕する全日本大学野球選手権の代表がほぼ出そろいました。
いよいよ今年も開幕します。

東京六大学野球は伝統の早慶戦。
やはりお互いの対抗心むき出しの一戦はいいですね。
土日で1勝1敗の痛み分け。
今日の第3戦にお互いのプライドのすべてをかけます。


高校野球は、
先週春季高校野球関東大会が行われました。

当初観戦予定だったのですが、
諸般の事情からキャンセル。

残念でしたが、
盛り上がったようですね。

決勝は前橋育英が横浜に完勝。
初優勝を飾りました。

何か『観戦記』を読むと、
前橋育英は全国制覇した3年前の”あのチーム”によく似ている、
しっかりと守りを固めて安定した戦いのできるチームのようですね。
3年ぶりの夏ももうすぐ手の届くところにありそうです。

しかし県内には、
強豪横浜にあと一歩まで迫った健大高崎もいるし、
選抜出場の桐生第一もいます。

最近数年間の群馬県のレベルアップのすごさを、
今年も感じられる大激戦の『夏の陣』になりそうですね。

横浜は名門の意地というよりも、
ドラ1候補のエース・藤平のピッチングや公家、増田、石川に戸堀と、
『どうしても見たい』
プレーヤーがてんこ盛りのチームになって3年ぶりの夏を狙っています。

反対に埼玉の浦和学院は、
秋に続いて春も関東大会で『不覚』という感じの負け方をしました。

ここ5,6年ほど、
圧倒的に関東大会では強さを誇っていた浦学。

しかしながら一昨年来、
好選手をそろえながら勝ちきれない試合も多くなってきており、
もしかしたら「ピークアウト」の危険もはらむ、
ここのところの戦いぶりかなあ・・・・・なんて考えています。

2000年以降、
関東では横浜、浦和学院、日大三が『ゆるぎない3強』として君臨していた感があるのですが、
ここ数年勢力図が変わってきて、
東海大相模、健大高崎、作新学院らがグイッと力を伸ばしてきました。

ここに常総学院、東海大甲府、木更津総合、前橋育英らの『もともとの強豪』もワンランクグレードがアップしてきた感もあり、
関東の高校野球界はさながら【大戦国時代】を迎えてきたともいえる状況になってきました。

そこに旧光星学院・金沢監督率いる明秀日立、
旧清峰・吉田監督率いる山梨学院大付、旧九国大付・若生監督の率いる埼玉栄など、
甲子園優勝・準優勝監督が関東で新しいチームを率いて殴り込みをかけてきているという”新しい流れ”もあります。

なんとも面白い『関東高校野球界』ですが、
今年の選抜は大惨敗を喫して、
閉会式での高野連会長の講評でも大会での不振が取り上げられてしまうほどでしたから、
夏に向けては各行ともに捲土重来を期していることでしょう。

夏の選手権代表は、
選抜代表校とはガラッと面子が変わる可能性も大ですね。

近畿大会では、
今年の選抜優勝校・智弁学園が、
すっかり殻を破って自信をつけた戦いを見せています。

個人的には、
智弁学園vs智弁和歌山
の兄弟対決が見たいですね。

この対決、
長らく実力で上回った智弁和歌山が圧倒的に存在感を見せつけて、
CHIBENといえば智弁和歌山の代名詞のような感じでした。
実際に対戦した甲子園でも智弁和歌山の圧勝でしたが、
今やれば”兄”である智弁学園が勝つ可能性が高いのでは・・・と思います。

そんなシーンを見てみたいですね。
『長年”弟”の後塵を拝してきた兄の逆襲が始まるシーン』っていうのを。。。

そんなこんなで、
野球の話題満載の週末となりました。

今日はちょっと一服して、
明日からの戦いに備えましょうか。

 


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