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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

最後の砦

2010年01月04日 | スポーツ全般

スポーツの記事を見ていると、
【最後の砦】
という言葉が良く使われています。

特に高校スポーツにおいては、
○○勢最後の砦・・・・
というのは良く使われるフレーズです。

4強あたりまで進んでくると、
残りのチームも4つしかないので、
最後の砦も何もあったもんじゃありませんが、
8強や16強でひとつしか残っていないと、
そう呼ばれてしまいますね。

ところで、
ここのところどの競技でもイマイチパッとしない関東勢。
冬の競技においても、
どの競技でも上位まで進出できていません。

20年ほど前までは、
サッカーといえば関東勢+静岡で覇権争い、
という時代が長く続いていましたし、
ラグビーでも目黒、国学院久我山に相模台工が関西勢と肩を並べていました。
駅伝でも女子の埼玉栄や市立船橋の強豪がトップ争いをしていました。
ついでに言えば、野球もなかなかのものでした。


しかし・・・・・今は昔。
その関東勢の強さは、
そっくりそのまま九州勢に移ってしまった気がします。
九州のチーム、
何でも強いですね。

今年も、
ラグビーの東福岡、
サッカーの神村学園、
バスケの福岡第一など、
実力NO1のチームがひしめいています。
野球もまた然り。

九州のチームを見ていると、
まずは"体が強い""身体能力が高い"
そして"学校のサポートが強烈"
最後に”各競技ごとに、九州全体としてのまとまりやネットワークがしっかりしている”
ということが挙げられると思います。

要するに、
能力のある子達を地域全体でサポートする、
ということなのでしょう。

ヨーロッパ型の、
育成環境ということになりましょうか。



前置きが長くなりました。

今年の冬のスポーツ、
まずはラグビーでは、
"東日本最後の砦"桐蔭学園が、
なんと西のAシード、常翔学園に完勝しました。
ベスト4の戦いも厳しいものになるでしょうが、
何とか踏ん張って欲しいものだと思います。

サッカーでも、
矢板中央が"関東勢最後の砦"になっています。
帝京、武相、鹿島、西武台・・・・・・
小粒な代表校が次々にやられていき、
最も期待の高かった八千代も、
昨日関大一に完敗しました。

高校駅伝、バスケ(男子)でも結果を残せず、
残りのラグビー、サッカーで
『何とかひとつぐらいはタイトルを・・・』
と思ってしまいます。

さて、
どうなるのでしょうか?

 


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