雨で2日間順延された今年のセンバツ。
連続順延は、なんと25年ぶりぐらいらしいですね。
さて、
2日間待たされた今日の甲子園も、
朝方からは低い雲が立ち込め、
お世辞にもいいコンディションとはいえませんでした。
そんな中、
今大会で注目される左右の好投手の競演がありました。
第1試合は、
興南・島袋投手が登場。
さすがに昨年の春夏と連続で甲子園の土を踏んでいるだけはあります。
強豪・関西相手に堂々としたピッチング。
結局は1失点に抑えて、
楽々と逃げ切りました。
球速自体はまださほどでもありませんが、
やはり左腕特有のキレのある変化球はすばらしい!
彼から3点を取るのは、
かなり打撃のいいチームでも至難の業でしょう。
コンディションさえ整えば、
上位に進出することは間違いないチームといえます。
さて、
第2試合では帝京の剛球投手・伊藤くんが登場しました。
序盤は神戸国際大付属の足と鋭いバットの振りにペースをつかめずにいた伊藤君も、
中盤から徐々に調子を取り戻して、
終わってみれば5安打で完投。
強豪対決といわれた一戦を制しました。
この伊藤投手、
大物感がいっぱいですね。
中学時代から東京ではその名がとどろいていましたが、
高校に入って更に大きな成長を遂げていました。
まだ2年生。
驚くことに、
高校に入って、やっと1年が経過したところです。
帝京はこれまでも好投手をたくさん輩出していますが、
その”名伯楽”前田監督をして、
「圧倒的に私が育てた中ではNo1の投手」
と言わしめてしまう伊藤投手。
昨夏と比較して、
安定感がグーンとアップして、
投手らしい投手になってきました。
高校時代の松坂と比較しても遜色ないぐらいの、
素晴らしい素質を持っています。
特にスライダーの曲がりなどは、
松坂の高校時代を彷彿とさせます。
あとは”修羅場の経験”を積んでいけば、
”10年に1人”の大器は輝きを増していくことでしょう。
甲子園通算50勝に届かんとする帝京・前田監督。
齢60を超えて、
ついに出会いましたねえ。
横浜・渡辺監督が松坂と出会ったように、
前田監督も伊藤と出会いました。
誇張ではなく、
来年の帝京はあの98年の【最強・横浜】をもしのぐ戦力になるかもしれません。
春夏連覇も夢ではないでしょう。
名将が最後の夢をかけるにふさわしい、
素晴らしい投手だと思います。
前田監督、
ついに・・・・ついに・・・・・
出会ってしまったなあ。
帝京といえば、
古くは昭和55年センバツ準優勝の伊東投手(元ヤクルト)
昭和60年センバツ準優勝の小林投手(元ロッテ。現帝京コーチ)
平成元年の選手権初優勝時の吉岡投手(元巨人・近鉄)
平成3年の三沢投手(元巨人)
平成6年(?)の選手権優勝投手である白木投手
平成18年の大田投手(横浜)・垣が原投手(青学大)
など、昔から好投手の宝庫です。
ドラフト上位で消えていくほど、
どの投手もいずれ劣らぬ好投手でしたが、
そのタイプといえば、
いずれもキレで勝負するタイプ。
誰が見ても”スゲ~”という150キロ投手は、
今までの帝京では見られなかったタイプです。
(大田投手の絶好調時はこれに近いものがありましたが)
それだけに、
前田監督の期待もMAXまで膨れ上がっていることでしょう。
監督として戦う晩年に、
天が与えた”最強の投手”といえるのではないでしょうか。
しかし、
来年への期待は置いておいても、
その前に今年のチームもなかなかのものです。
優勝まで駆け上っていく可能性もあるといえましょう。
今年から来年にかけて、
高校野球界の中心に陣取るのは、
間違いなく帝京だという感を強くしながら、
テレビに見入っていました。
連続順延は、なんと25年ぶりぐらいらしいですね。
さて、
2日間待たされた今日の甲子園も、
朝方からは低い雲が立ち込め、
お世辞にもいいコンディションとはいえませんでした。
そんな中、
今大会で注目される左右の好投手の競演がありました。
第1試合は、
興南・島袋投手が登場。
さすがに昨年の春夏と連続で甲子園の土を踏んでいるだけはあります。
強豪・関西相手に堂々としたピッチング。
結局は1失点に抑えて、
楽々と逃げ切りました。
球速自体はまださほどでもありませんが、
やはり左腕特有のキレのある変化球はすばらしい!
彼から3点を取るのは、
かなり打撃のいいチームでも至難の業でしょう。
コンディションさえ整えば、
上位に進出することは間違いないチームといえます。
さて、
第2試合では帝京の剛球投手・伊藤くんが登場しました。
序盤は神戸国際大付属の足と鋭いバットの振りにペースをつかめずにいた伊藤君も、
中盤から徐々に調子を取り戻して、
終わってみれば5安打で完投。
強豪対決といわれた一戦を制しました。
この伊藤投手、
大物感がいっぱいですね。
中学時代から東京ではその名がとどろいていましたが、
高校に入って更に大きな成長を遂げていました。
まだ2年生。
驚くことに、
高校に入って、やっと1年が経過したところです。
帝京はこれまでも好投手をたくさん輩出していますが、
その”名伯楽”前田監督をして、
「圧倒的に私が育てた中ではNo1の投手」
と言わしめてしまう伊藤投手。
昨夏と比較して、
安定感がグーンとアップして、
投手らしい投手になってきました。
高校時代の松坂と比較しても遜色ないぐらいの、
素晴らしい素質を持っています。
特にスライダーの曲がりなどは、
松坂の高校時代を彷彿とさせます。
あとは”修羅場の経験”を積んでいけば、
”10年に1人”の大器は輝きを増していくことでしょう。
甲子園通算50勝に届かんとする帝京・前田監督。
齢60を超えて、
ついに出会いましたねえ。
横浜・渡辺監督が松坂と出会ったように、
前田監督も伊藤と出会いました。
誇張ではなく、
来年の帝京はあの98年の【最強・横浜】をもしのぐ戦力になるかもしれません。
春夏連覇も夢ではないでしょう。
名将が最後の夢をかけるにふさわしい、
素晴らしい投手だと思います。
前田監督、
ついに・・・・ついに・・・・・
出会ってしまったなあ。
帝京といえば、
古くは昭和55年センバツ準優勝の伊東投手(元ヤクルト)
昭和60年センバツ準優勝の小林投手(元ロッテ。現帝京コーチ)
平成元年の選手権初優勝時の吉岡投手(元巨人・近鉄)
平成3年の三沢投手(元巨人)
平成6年(?)の選手権優勝投手である白木投手
平成18年の大田投手(横浜)・垣が原投手(青学大)
など、昔から好投手の宝庫です。
ドラフト上位で消えていくほど、
どの投手もいずれ劣らぬ好投手でしたが、
そのタイプといえば、
いずれもキレで勝負するタイプ。
誰が見ても”スゲ~”という150キロ投手は、
今までの帝京では見られなかったタイプです。
(大田投手の絶好調時はこれに近いものがありましたが)
それだけに、
前田監督の期待もMAXまで膨れ上がっていることでしょう。
監督として戦う晩年に、
天が与えた”最強の投手”といえるのではないでしょうか。
しかし、
来年への期待は置いておいても、
その前に今年のチームもなかなかのものです。
優勝まで駆け上っていく可能性もあるといえましょう。
今年から来年にかけて、
高校野球界の中心に陣取るのは、
間違いなく帝京だという感を強くしながら、
テレビに見入っていました。