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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

週末スポーツ雑感  何しろ池江選手に尽きるでしょう!

2021年04月05日 | スポーツ全般

週末はたくさんのスポーツが花盛りでした。
いいニュース、悪いニュースといろいろありましたが、
何しろうれしかったのは池江璃花子選手の日本選手権優勝、
そして東京オリンピック代表内定のニュースですね。

今や「日本のヒロイン」というよりも「日本の希望そのもの」である池江選手。
この日本選手権は、
大きな注目を集めていましたが、
その期待に応える泳ぎがここでできるというのがまさに池江選手の真骨頂。

日本全国から、
インタビューを受ける池江選手に向かって「おめでと~~!」の声が、
飛び交っていたことでしょう。

あの苦難から、
まさに「驚くべき速さ」でここまで回復してきた努力は、
本当にすごいこと。

歴代の日本のすべての競技のアスリートとも違った「輝き」が放たれていましたね。
俄然オリンピックを見る楽しみが増えました。

まさか池江さんが、
【東京オリンピック】
に出場するなんて~。
世界からの注目を浴びること、
間違いないですね。

肩の力を抜いて、
がんばって!!!



悪いニュースとしては、
なんといってもコロナ関連。

コロナ陽性者が出て青木、内川と中心選手の欠場者が出たヤクルトと週末に戦った巨人。
その巨人にもまた、
丸、中島、若林、ウィーラー他の陽性者(+濃厚接触者)が出てしまいました。

何たることでしょうか。

もはやどこから感染者が出ても、
全くおかしくない状況です。
どんなに対策を取って気を付けていても・・・・・です。

そう考えると、
本当に3月中に行われたセンバツ高校野球とか大相撲とかで陽性者が出なかったことって、
奇跡的なことなんだなって感じます。

ヤクルトも巨人も、
苦しい戦いが続くでしょうが、
どうかこの危機を乗り切ってほしいと思います。

もう一つ危機的なチームがあるとすれば、
それは西武でしょうね。

開幕から3カードしかたっていないというのに、
5番・栗山の足の故障による離脱から始まって、
4番・山川が肉離れで離脱、
そして土曜日には6番でありチームの支柱でもある外崎も死球を受けて骨折で離脱。
こちらはちょっとやそっとでは帰ってこれそうもなく、
サムライジャパンの五輪代表も難しくなってしまいました。

4・5・6番の相次ぐ離脱の苦境に現れたのは呉念庭。
ウー・ネンティンと読みます。

もともと台湾出身で、
日本の高校・大学を出てすでに大卒6年目の選手で、
中堅の年齢に差し掛かっていますがこれまで一軍での大活躍は全くない選手でした。

言ってみれば、
1軍に合流していてもレギュラーを休ませるために終盤の1~2イニングだけ起用されるというぐらいの立ち位置の選手。
ルーキーイヤーには年間24安打を打ってそれなりに活躍しましたが、
ポジションが被る源田が入団した17年以降は出番が激減。
以降の4年間合計でわずか20安打。

一昨年、昨年のシーズンオフなど、
「ひょっとしたら危ないかも・・・・・」
と思われているぐらいの選手でした。

しかしもとよりバッティングの力はある選手で、
ファームではなかなかの好成績を残していましたから、
「チャンスさえあれば」
と思っていたコアなファンも多かったかもしれません。

山川が離脱して巡ってきた今年のチャンス。
呉は初めてそのチャンスを生かし、
一軍で躍動しました。

木曜日の日ハム戦で今季初先発をつかんだ呉はこの試合で先制のプロ初ホームラン。
福岡に乗り込んでのSB第1戦では、
貴重なダメ押しの2点タイムリーを放つと、
土曜日の第2戦ではなんと3安打5打点の大活躍。
さらに日曜日も先制の2号ソロを叩き込んで、
なんと4試合連続打点を記録。

.462 2本塁打 9打点

この成績がすべてを物語っていますね。
大ブレークの4試合となりました。
耐えに耐えた6年目、
ついに花開く時が来たのか?

彼が好調を維持してくれれば、
山川が帰ってきたときにDHに回せますし、
オプションが増えてチームとしては万々歳です。

今年の新人で最初にブレークを果たしたドラ6ブランドンは、
火曜日の日ハム戦で先制2ランにタイムリーの4打点と大活躍しましたが、
翌々日の福岡遠征の時に体調不良で無念の抹消となってしまいました。

しかし土曜日の外崎の骨折を受けて緊急招集されたドラ1の渡部が、
昨日はいいところでSB和田からプロ入り第1号の2ラン。
”どすこいポーズ”まで披露して、
「俺だって新人王争いに加わるぞ!」
という気迫を見せてくれて、
続けとばかりドラ4の若林もプロ初ヒットを記録。
若林はなんとここまで、
チーム最多の4盗塁をも記録していて、
すでに貴重な一軍戦力となっています。

次から次に負傷者、離脱者が出て厳しい状況には間違いありませんが、
何年かに一回必ず「大量に若手が出てくるとき」がある西武というチーム。

今年もそんな波が来ているのかと思うと、
ワクワクしてきますね。

そのほかでも、
山野辺、岸、鈴木、西川などの若手が、
一軍に帯同してちょこちょことチャンスを与えられています。
18・19年のリーグ連覇時にはほぼ固定メンバーで戦い、
若手が出てくる余地がほとんどなかった西武というチーム。

それゆえ主力に故障者や不調者が出ると全く戦えない状況に陥る危険を常にはらんでいて、
昨年などはその心配がもろに出てしまうシーズンでしたが、
今年はなんだか全く景色が変わっていて、
若手の競争が即されているというのは、
見ていて楽しいものですね。

この中から何人が、
レギュラー争いに勝ちスターへの道を歩んでいってくれるのでしょうか。

何年も「数はいるけど、質が悪い」と言われ続けた弱体投手陣にも、
ほんのちょっとだけ渡辺GMのいう「投手王国」への萌芽が見え始めたかな????
こっちはまだまだか。。。

いずれにしても、
ロケットスタートというには程遠いチーム状態ではありますが、
見ていて楽しい年にはなりそうな気配です。

SBは週末地元で3連敗を喫しましたが、
まあこの3連敗なんて、
蚊に刺されたようなものじゃないですか?

これから千賀、モイネロ、東浜をはじめ続々かけていた戦力も戻ってくるでしょうし、
心配することは全くないと思いますけどね。

ロッテも立ち直ってきて、
好調を維持する楽天ともども、
いい感じになってきている感じです。

オリックスも投手はホントいいですね。
山本・宮城は、
「日本の左右のエース」になる器じゃない?

それにしても宮城の成長には目を見張るものがあります。
山本といい宮城といい、
二十歳そこそこですでにあれだけの超絶なピッチングができるなんて。。。。。。。

オリックスの育成方法がいいのか、
それともスカウトの目が抜群なのか。
うらやましい限りです。


セ・リーグは阪神・佐藤が週末は若干停滞しましたが、
な~に心配することはないです、
ちょっと慣れてくればバンバン打ち出しますよ。

あのメンタルから言って、
長くても1か月ぐらいじゃないですか?プロの洗礼なんてものは。
シーズン終わったら、
「ああ、そういえばプロの洗礼なんて、言われてたっけかなあ・・・・」
なんて感じになりますよ、もちろん30本以上のホームランをぶっ放して新人王の称号を得て。

DeNAはよかったですねえ。

三浦監督も日に日に顔が引きつっている感じで心配しましたが、
孝行息子は阪口でした。
いよいよ外国人軍団も来日しましたし、
あとは昇っていくだけですね。


サッカー、ラグビーも花盛り。

サッカーはJリーグが再開しました。
名古屋、鳥栖という好調のチームが引き分けましたが、
上位はおおむね安泰でした。

ラグビーはパナと神戸が激突。
まさに一進一退の攻防は、
最後の最後まで分からない試合でしたが、
両者譲らず13-13で引き分けました。

いや~いい試合だったな~。
攻防があるロースコアゲーム、
これがラグビーで一番面白いんじゃないだろうか。

それにしてもトップリーグも、
「ここまでになったか~」
というぐらいのレベルの高さでした。

一方この両チームとは別の組のトップ同士、
サントリーとクボタも全勝同士で激突。

こちらも両チーム譲らずの攻防が続きましたが、
最後の最後にスーパースター、ボーデン・バレットがトライを決めてサントリーが33-26で勝利。
全勝を守りました。

どうやら両カンファレンスの上位4チームが見えてきたようで、
シーズンも佳境に入ってきました。

非常にレベルが上がっているというのが垣間見えるシーズンで、
トップリーグに代わる来シーズンからの新リーグも面白くなりそうですね。


ゴルフでは女子のオーガスタナショナル女子アマで、
17歳の梶谷がなんと優勝。

渋野の妹分だそうで、
なんというか、
これでもかというほど次々に新しいゴルファーが登場してきますねえ、女子は。

十分に若い黄金世代がいて、
それより下のプラチナ世代もどんどん出てきて、
さらに下にもこんなすごい選手が。。。。。
この世代は一体なんて呼ぶのだろうか?

一気に人気も出てきましたし、
女子ゴルフはこれから、
隆盛の一途をたどっていくんじゃないでしょうかね。

それにしても。。。。

生涯一度くらいは、
ワタシもオーガスタ、
回ってみたいなあ。。。(とても無理だろうけど)


高校野球は各地で「春の陣」が繰り広げられています。
東京都大会では、
センバツ帰りの東海大菅生が初戦を迎え、
勝ったのはいいとしても、なんと、トリプルプレーを1試合で2度も食らったとか。。。。
「ありえね~」ことが起きますね。

それから早実は国学院久我山に敗退とか。。。
まあこれは、特にアップセットだとも思えない結果ではありますが。

最後にウズベキスタンに乗り込み世界バンタム級タイトルに挑んだ岩佐亮佑、
サムライのいでたちで登場して強打のWBA・WBOチャンピオンのアクマダリエフに挑みましたが、
無念の5回TKO負けを喫しました。

”イーグルアイ”といわれる抜群の目を持つ岩佐でしたが、
それを発揮する前に試合を止められてしまったのは無念でしょう。

あの山中慎介との日本タイトルマッチからずっと期待している岩佐。
厳しい状況ですが、
捲土重来を期してほしい。

まだまだやれると信じています。
頑張ってほしい。


ということで、
人生に「感動」という名の彩りを与えてくれるすべてのスポーツに、
やっぱりワタシは首ったけですね。




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