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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

明治優勝! 

2019年05月28日 | 大学・アマ野球

今年の東京六大学野球春季リーグ戦は、
明治が勝ち点5の完全優勝。

初戦の立教戦に敗れた後は10勝1分けの全勝で突っ走り、
ぶっちぎりの優勝を決めました。

戦前から慶応と並んで優勝候補の最有力に上げられていましたが、
その通りの戦いぶりでの優勝です。
エースの森下はしっかりと第1戦の先発を務めてキャプテンとしてチームに勢いと安定感をもたらし、
第2戦を任された竹田が素晴らしいピッチングで5回にわたる第2戦でいい流れをとぎれさせませんでした。

打線は長距離砲こそいないものの、
規定打席をクリアする5人がいずれも10安打以上放ち、
途切れない攻撃を続けていきましたね。

明治の優勝は5季ぶり40度目。

大学選手権でも、
一昨年の立教以来の「東京六大学V」を狙います。

しかしながら、
明治が大学選手権を制したのは、
昭和56年(1981年)以来というから驚きです。
エース竹田、主砲広沢の時ですかね。
いや、もっと前かな。

いずれにしても、
島岡御大がまだ健在の時であることは間違いないところ。

今年の明治の部のスローガンは「猪突猛進」。
まさに明治伝統の「前へ」ですよ。

今年の正月には、
22年ぶりに秩父宮に明治の雄たけびがこだましました。
今度は神宮の森に、
38年ぶりの勝利の雄たけびを上げるときが到来したという事でしょう。
ぜひ盤石な強さで、
勝ち上がっていってほしいと思います。


しかしそうはさせじの各校も、
そりゃ強そうです。

この令和元年の大学選手権。
組み合わせはすでに決まっていますが、
その組み合わせ表に1校、また1校とリーグ戦の優勝校が名を連ねてきました。

組み合わせ表の一番上に名前がある明治、
その明治を囲むように並ぶ学校の名前、
「ぐえ~っ」
と叫んでしまうような厳しいものになっています。

全日本大学選手権大会組み合わせ ⇒ https://univbbl.web.fc2.com/alljapan/championship/2019.html

 

まずは初戦の位置に、
”新興強豪校”の上武大がいます。

この上武大、
大学選手権だけを見ても、
昨年こそ代表を逃し出場していないものの、
その前の5年間でなんと4回もの4強入り。
そして6年前には初優勝を飾っています。
言ってみりゃ、大学選手権の『常勝校』なんてことも、
言えるかもしれません。

初戦の相手としては、
何とも厳しいですね。

鋭さのある攻守にしっかりと枚数をそろえる投手陣は健在。
今年もガチンコ勝負で、
明治からの金星を狙っています。

そしてその試合に勝っても、
次に待ち受けるのが何と東洋大。

しかしこの東洋大が必ずしもここまで上がってくるのかもわからないという大激戦のブロックです。

東洋大はご承知の通り「ドラ1リオ」といわれた3人の『大エース』が抜けたにもかかわらず、
新たに「大エース」の称号を継ぐエース村上が無双状態のピッチングを続けて戦国東都を制しました。
もちろん初戦の難敵を相手にも村上の先発が予想されますが、
勝った場合連戦となる明治(上武大)との試合にも先発してくるのでしょうか。

多分先発は村上でないと東洋大の勝機は薄くなると思われるので、
ここは村上、村上で行くのではないかと予想されます。
東都の各校の強打線を相手に防御率0点台の村上の無双のピッチングが見られると、
東洋大が全国制覇に大きく近づく可能性も大です。

その東洋大の初戦の相手もまた、
骨のある相手です。

東洋への挑戦権をかけた1回戦で戦うのは、
神奈川リーグの桐蔭横浜大と3年前の優勝校、
広島・菊池、巨人・吉川の母校である中京学院大です。

どちらも波に乗ると上位に進出できる力を十分に持っており、
東洋大としては全く油断できる相手ではありません。

この明治、東洋という「優勝候補の両巨頭」が入ったAブロックが、
今年の大学選手権の優勝のカギを握るブロックだと思われます。
明治と東洋がガチンコで当たったら、
果たしてどちらが強いでしょうか。

今年、来年のドラフト1位候補の両エース、
森下と村上の投げ合い、
目が離せませんね。

一方他のブロックでは、
「遠征費が足りな~い」と話題になっていた初出場の高知工科大は、
いったいどんな戦いぶりを見せるのでしょうか。

そして昨年のこの大会を制し連覇を狙う東北福祉大は、
自慢の強打線に加えて、
投手陣も昨年大活躍の津森をリリーフに回し、
今年は3年の山野、2年の三浦の左右の両看板投手がしっかりと試合を作る盤石の態勢を築いています。
昨年のように大会の波に乗っていけるか。

Dブロックには、
ワタシがいつも注目している環太平洋大学が今年もやってきて、
上位を狙い陣取っています。

初戦の対戦相手は、
昨年話題にもなった宮崎産業経営大。

「ないない尽くし」
ながら全国のひのき舞台で2勝して8強入り。
大いに注目された大学が、
今年も地区全勝でこの舞台に帰ってきました。

この対決、
あまり世間的に注目されることはないかもしれませんが、
「大学野球好き」には大注目の対戦です。

ということで、
全チームが出そろった「梅雨の祭典」全国大学野球選手権の開幕まで、
あと1週間。

毎度のことではありますが、言っちゃいます。

甲子園の高校野球と同じように、
注目して~~~~~!!!!


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